【連載全14話】第7話 三菱RVRオープンギア・・・クロスオーバーSUVの先駆車たち

自動車の世界では、今やすっかり主役となった感のあるSUV。今回は、その概念をつくったといえる、懐かしいクロスオーバーモデルを特集。週替わりで紹介します。

三菱RVRオープンギア

1980年代後半のバブル期、スキーやアウトドアの流行と相まって起きたクロスカントリー4WDブームの主役だったパジェロによって、一躍RVのリーディングブランドとなった三菱。その三菱が1991年にリリースしたその名もRVR(Recreational Vehicle Runnerの略)は、もともとRV的な要素があったミニバンの先駆けであるシャリオをベースに「ライトデューティRV」というコンセプトを掲げたモデルだった。

RVRは、そのデビュー3カ月後にフルモデルチェンジする2代目シャリオのホイールベースを200mm短縮したシャシーに、右側にドア1枚、左側にはリアがスライド式となる2枚、そしてテールゲートを備えた変則4ドアのトールワゴンボディーを架装。パワーユニットは2リッター直4 DOHCで、駆動方式はフルタイム4WDのほかFFも用意されていた。

そのRVRに1993年に追加されたバリエーションがオープンギア。ボディー剛性を保つべくボディーを3ドア化し、前席ルーフ部分を電動スライド式としてオープンエアドライビングも楽しめる仕様とした。こちらも駆動方式は4WDとFF、変速機は5段MTと4段ATが選択可能だった。SUVのバラエティー化を先取りしていたモデルといえるが、さすがに需要は多くはなかったようで初代のみで終わり、2代目以降のRVRには設定されなかった。

[GAZOO編集部]

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