トヨタ・ブレビス…一代限りとなったクルマ
今回は、光る個性があるにも関わらずモデルチェンジされなかった車種や、目的をもって市場に投入されながらもその後開発が継続されなかった、“一代限りのクルマ”を取り上げます。
トヨタ・ブレビス
ボディーサイズを5ナンバー規格に収め、「小さな高級車」と言われたプログレから派生したモデルで、2001年6月にデビュー。落ち着いた大人のセダンというイメージだったプログレに対して、ブレビスが掲げたテーマは“アクティブ・エレガンス”。伝統や威厳を重んじる従来の高級車とは異なる、知的でおしゃれなプレミアムセダンをうたった。ボディーはプログレより若干大きくなり、3ナンバーサイズとなっていた。
基本的なレイアウトはプログレと同じで、2.5リッターまたは3リッターの直6直噴エンジンを搭載し、5段ATを介して後輪を駆動(2.5リッターには4段ATの4WD車もあり)。ペダル位置が前後に可動して理想的な運転姿勢を実現するパワーアジャスタブルペダルや、コーナリングの際にナビゲーション情報やスロットル開度などからシフトダウン制御を行うNAVI・AI-SHIFTなどの先進的な機構を備えていた。
小変更や改良を加えながら販売されていたが、クラウンを筆頭に同門にも競合車種が多いこともあってセールスは伸び悩み、誕生から6年後の2007年6月に姉妹車のプログレとともに生産終了。小ぶりなプレミアムセダンというコンセプトは、トヨタ・SAI、レクサス・IS、同HS250hなどに受け継がれた。
[ガズー編集部]
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