【~懐かしのあの愛車時代を振り返る~/1970年出来事編】成長を背景に、新しい常識やサービスが相次いで生まれた
誰もが豊かな未来の到来を信じて突き進んだこの時代。より便利に、豪華に、というニーズを反映したサービスや商品も多く生まれました。ただし経済成長を推し進めるあまり光と陰のコントラストが鮮明になっていったのもこの頃です。
1970年は大阪万博が開催された年でした。また、アメリカが進める月面有人飛行アポロ計画とともに、輝かしき未来を思わせるショーケースに、当時の少年はときめきました。
ちなみに大阪万博会場にはケンタッキーフライドチキンもオープン、マクドナルドの日本上陸とともに、ファーストフード時代の幕開けとなりました。ただし、アメリカでは当たり前だったドライブスルーについては日本での普及にはまだ少し時間を要しました。
世界的な自動車業界再編と安全・環境への取り組みのはじまり
伸び盛りの国内販売の一層の強化と、自動車輸入自由化をにらみ自動車メーカー間の提携も華やかりし時代でした。いすゞと日産、東洋工業(現マツダ)とフォード、いすゞとGM、フィアットとシトロエンが提携したのもこの年でした。
反面、自動車の抱える課題が明らかになってきたのもこの年です。排気ガス等に由来する光化学スモッグが社会問題化され、同様に交通事故死者数も過去最高となったのです。これをきっかけに安全・環境対応への機運が一層高まっていき、自動車開発にも反映されていきました。
イラスト:加藤 浩哉
ライター:畑澤 清志
[ガズー編集部]