【GAZOO車クイズ Q.23】1924年から約300台が生産され、日本初の量産モデルとなった乗用車は?
1924年から約300台が生産され、日本初の量産モデルとなった乗用車は?
A山羽式蒸気自動車
Bタクリー号
C脱兎号
Dオートモ号
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Dオートモ号
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日本で初めて作られた自動車とされるのは、1904年の「山羽式蒸気自動車」です。内国勧業博覧会に出品されていた輸入車を見て感銘を受けた岡山県の実業家が、地元のエンジニアに自動車製造を依頼。半年で試作車が完成しますが、実用にはほど遠い出来でした。
日本初の実用的なガソリン自動車は、1907年の「タクリー号」とされています。自動車輸入を手がけていた双輪商会社長の吉田信太郎が、有栖川宮威仁親王からの注文を受け、フランスのダラックを手本にして作りました。1910年代に入ると国産自動車開発の機運が高まり、1914年には日産自動車のルーツとなる快進社が、東京大正博覧会にV型2気筒エンジンを搭載する「脱兎号」を出品します。
またアメリカに留学していた豊川順彌も、帰国して白楊社を設立。自動車製造を志します。彼は1924年に空冷4気筒エンジンを搭載した試作車により、東京から大阪まで40時間のノンストップ走行を成功させました。このクルマはオートモ号と名付けられ、レースにも参戦します。約300台が生産され、2台が輸出されました。
※詳しくは【よくわかる 自動車歴史館】《オートモ号の真実》
https://gazoo.com/article/car_history/140718_1.html
[ガズー編集部]