【GAZOO車クイズ Q.25】1994年に発売されて大ヒットを記録した、乗用車ベースのミニバンは？

Dホンダ・オデッセイ

日本初のミニバンは、1982年発売の「日産プレーリー」とされています。当時はミニバンという言葉が浸透しておらず、キャッチコピーは“びっくり BOXY SEDAN”でした。 「トヨタ・タウンエース」や「三菱デリカワゴン」などのワンボックスカーも一定の人気がありましたが、商用車ベースなので乗り心地などには問題がありました。

1990年にトヨタが「エスティマ」、マツダが「MPV」を発売し、室内が広くて快適なミニバンというジャンルへの関心が高まります。後れを取っていたホンダは、「アコード」のプラットフォームを使ってミニバンを開発しました。それが「オデッセイ」です。オデッセイは車高が低くて乗用車的な運転感覚を持つことが評価されて大ヒット。背は低いものの床も低いので車内には十分なスペースを持ち、前席から後席へのウオークスルーも可能でした。

この成功を受け、ホンダは「CR-V」「ステップワゴン」「S-MX」と新型車を次々にデビューさせ、“クリエイティブ・ムーバー”と呼ぶラインナップを充実させていきました。

※詳しくは【よくわかる 自動車歴史館】《ミニバン文化の発展》
https://gazoo.com/article/car_history/140131_1.html