【GAZOO車クイズ Q.122】1950年代に多くのアメリカ車が採用していたデザイン上の特徴とは?

1950年代に多くのアメリカ車が採用していたデザイン上の特徴とは?

A異型ヘッドライト

Bサイクルフェンダー

Cテールフィン

Dワンモーションフォルム

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Cテールフィン

1959年型「キャデラック・エルドラド」のテールフィン。

第2次世界大戦が終わると、アメリカでは自動車産業が活況を呈します。戦場となったヨーロッパでは生産設備が破壊されていたのに対し、アメリカはほぼ無傷。軍需の工場を民生用に転換することで、いち早く自動車生産を行うことができました。

平和な世の中で人々は大きくパワフルなクルマを求め、フルサイズのボディーに大排気量のV8エンジンを搭載したモデルが支持を集めました。

また毎年のように行われるモデルチェンジでは、新奇性のあるデザインと豪華な装備が重要な要素に。そこでゼネラルモーターズ(GM)のデザイン部門を率いていたハーリー・アールが、画期的なアイデアを採用しました。リアフェンダーの後端をとがらせて、飛行機の垂直尾翼に似た構造を付加したのです。実際に、ロッキードの戦闘機「P-38ライトニング」の尾翼がモチーフだといわれています。

こうして誕生したテールフィンは年を追うごとに巨大化し、1959年のキャデラックで頂点に達しました。しかし、1960年代に入ると一気に流行は収束。やがてテールフィンは消滅しました。

※詳しくは【よくわかる 自動車歴史館】《50年代アメリカ車黄金期(1959年)》
https://gazoo.com/article/car_history/131115_1.html

[ガズー編集部]

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