【GAZOO車クイズ Q.45】ロータリーエンジンの説明として正しくないものは?
ロータリーエンジンの説明として正しくないものは?
Aドイツのフェリックス・ヴァンケル技師が考案した
Bドイツの自動車会社NSUがライセンスを供与した
C日本車で初めて搭載したのはマツダ・コスモスポーツ
Dレシプロエンジンに比べて燃費がいい
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Dレシプロエンジンに比べて燃費がいい
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多くのエンジンは往復運動を回転運動に変換するレシプロエンジンですが、最初から回転運動を生み出すシステムの探求が続けられていました。ドイツのフェリックス・ヴァンケル技師が仕組みを考案し、オートバイメーカーだったNSUと共同で研究を進めて1957年にDKM型を試作。それは実用にはほど遠いもので、規模の小さなNSUはロータリーエンジンのライセンスを他社に供与する戦略を取ります。
多くのメーカーが興味を示すなか、日本のマツダが重要な役割を果たしました。困難を克服して開発されたのが、「コスモスポーツ」です。ロータリーエンジン搭載車としては、すでに「NSUスパイダー」などが発売されていたものの、実用に足る性能を持つ量産車としてはコスモスポーツが世界初のモデルとなりました。
燃費が悪いという欠点があってその後も苦難に遭いますが、後にスポーツカーのエンジンとして長く愛されることとなりました。
※詳しくは【よくわかる 自動車歴史館】《孤高のロータリーエンジン》
https://gazoo.com/article/car_history/131220_1.html
[ガズー編集部]