【GAZOO車クイズ Q.47】日本グランプリの中止を受けて、1971年から1989年まで開催されたレースとは?

日本グランプリの中止を受けて、1971年から1989年まで開催されたレースとは?

A富士グランチャンピオンレース

B全日本F3000選手権

C全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権

D全日本ツーリングカー選手権

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A富士グランチャンピオンレース

1963年に始まった日本グランプリは、プリンスが「R380」を投入して以来、トップクラスはプロトタイプレーシングカーで争われるようになりました。1968年、1969年にはトヨタと日産のワークス対決で大いに盛り上がりますが、1970年には一転して開催中止に。先述のトヨタ、日産が、排ガス問題に専念するとして不参加を決めたことが原因でした。

目玉の大会を失った富士スピードウェイは、その年に2回スポーツカーレースを開催します。それをシリーズ化したのが富士グランチャンピオンレースで、1971年に開幕。
後に“グラチャン”という愛称で親しまれるようになりました。「ポルシェ908/2」や7リッターエンジンを搭載する「マクラーレンM12」などのレーシングカーから、「日産フェアレディ240Z」や「ホンダS800」の改造車までが混走し、迫力のあるバトルで人気となりました。

星野一義や中嶋 悟といったスタードライバーが参戦したこともあって盛り上がりを見せますが、1989年に終了。F1の日本開催などで環境が変化し、その役割を終えました。

※詳しくは【よくわかる 自動車歴史館】《グラチャンの時代――ヤンキー文化の興隆》
https://gazoo.com/article/car_history/140905_1.html

[ガズー編集部]

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