【GAZOO車クイズ Q.49】豊田喜一郎が社内に自動車部を開設し、後のトヨタ自動車設立の母体となった会社は?

豊田喜一郎が社内に自動車部を開設し、後のトヨタ自動車設立の母体となった会社は?

A豊田自動織機製作所

B豊田紡織

C豊田通商

D豊田合成

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A豊田自動織機製作所

G型自動織機

豊田喜一郎は父・佐吉のもとで自動織機の研究開発に取り組み、画期的なG型自動織機を完成させます。1929年にイギリスのプラット社から特許権譲渡を提案され、ロンドンに渡航。その際に自動車工場を見学し、時代の変化を痛感しました。

帰国して豊田自動織機製作所に戻ると、喜一郎は自動織機の改良に取り組みながら、自動車の研究をスタート。工場内でアメリカ車を分解して構造を学び、準備を進めていきます。周囲からは無謀な挑戦だと反対されましたが、1933年に正式に自動車部が発足。後に分社化され、トヨタ自動車へと発展していくことになりました。

豊田紡織は、豊田佐吉が創立した紡織会社(現在はトヨタ紡織)。豊田通商は金融会社から発展した総合商社。豊田合成はゴム部門から発展した自動車部品会社。いずれもトヨタグループに属しています。

※詳しくは【よくわかる 自動車歴史館】《豊田喜一郎…トヨタ自動車創業者 第1編 国産車を作りたい!》
https://gazoo.com/article/car_history/140305.html

[ガズー編集部]

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