【GAZOO車クイズ Q.94】アメリカ陸軍の要請に応じて、「ジープ」のプロトタイプを提供した自動車会社は?
アメリカ陸軍の要請に応じて、「ジープ」のプロトタイプを提供した自動車会社は?
Aゼネラルモーターズ
Bフォード
Cウィリス・オーバーランド
Dアメリカン・バンタム
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Dアメリカン・バンタム
ウィリスMB
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1940年7月、アメリカ陸軍は小型偵察車開発委員会を設立し、自動車メーカー135社に小型軍用車の開発を要請しました。ヨーロッパ戦線ではドイツ軍の機械化部隊が「キューベルワーゲン」を使った電撃侵攻作戦を成功させており、対抗し得る車両が必要だったのです。
車両重量は585kg以下、ホイールベース2030mm、トレッド1190mmをそれぞれ下回るサイズで、重機関銃を搭載することが可能な四輪駆動車という条件の厳しさに、実際にプロトタイプを提供できたのはアメリカン・バンタムだけでした。
ただ、アメリカン・バンタムは会社の規模が小さく、大量生産はできません。1941年7月から量産を始めたのはウィリスとフォードでした。「ウィリスMB」「フォードGPW」と車名は違いますが仕様は一緒で、同じ部品を使って修理することができました。
ジープという名はウィリスによって商標登録されますが、語源ははっきりわかっていません。第2次大戦が終了するまでに、ウィリスMBが約36万台、フォードGPWも27万台近くが生産されました。
※詳しくは【よくわかる 自動車歴史館】《軍用車から乗用車へ》
https://gazoo.com/article/car_history/140425_1.html
[ガズー編集部]
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