【GAZOO車クイズ Q.163】1958年にデビューした富士重工業の軽自動車「スバル360」の発売当初の車両価格は?

1958年にデビューした富士重工業の軽自動車「スバル360」の発売当初の車両価格は?

A12万5000円

B42万5000円

C72万5000円

D102万5000円

答えはこちら

B42万5000円

GAZOO車クイズ B 42万5000円

戦後の日本ではGHQによって四輪自動車の生産が禁止されていましたが、少しずつ規制が緩められ、トラックなどの商用車から生産が認められるようになります。1948年には小型車の規格が制定され、翌年設定された軽自動車枠に沿って新型車を開発するメーカーが現れました。

1951年に日本初の軽四輪乗用車として発売されたのが「オートサンダル」。全国で多くの軽自動車がつくられるようになりましたが、多くは商用車でした。1955年に規格が見直されて2ストロークエンジンでも排気量が360ccまで認められるようになると、乗用車に目が向けられるようになります。

中島飛行機をルーツに持つ富士重工業は、乗用車の開発を進めていました。小型車の試作まで行いましたが、軽自動車に方針転換します。1958年に発売したのが「スバル360」。エンジンをリアに置いて後輪を駆動することで広い室内スペースを実現し、モノコックボディーを採用して高い剛性を確保していました。

発売時の価格は42万5000円。後にコストダウンして36万円まで引き下げられました。当時は大卒初任給が1万4000円程度で、気軽に買える金額ではありませんでしたが、庶民にもマイカーの夢をもたらしました。

[GAZOO編集部]

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