スーパー耐久第6戦 岡山予選 ポルシェセンター岡崎 911 GT3Rがポール

2022.10.15(土)にENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook 第6戦岡山(3h×2レース)の予選が行われた。

岡山国際サーキットは、快晴で気温が23℃と汗ばむ天気だ。今回のレースで年間チャンピオンを決定しようとするチーム、それを阻止しようとするチームなど、予選から白熱した争いになった。各クラスのポールポジションは以下だ。
ST-Xは16号車ポルシェセンター岡崎 911 GT3R、ST-Zは885号車シェイドレーシング GR SUPRA GT4、ST-2は6号車新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10、ST-3は今期初ポールポジションの63号車TRACY SPORTS RC 350 TWS、ST-4は86号車 TOM'S SPIRIT GR86、ST-5クラスは88号車村上モータースMAZDAロードスター。

ST-Qクラス
28号車 ORC ROOKIE GR86 CNF Conceptと61号車 Team SDA Engineering BRZ CNF Conceptのバトルは、61号車 BRZが勝利した。Aドライバーは28号車の方が早かったが、Bドライバーで逆転された。
32号車 ORC ROOKIE GR Corolla H2 conceptは、ST-4より遅く、ST-5より速いという結果だった。また昨年の予選タイムより遅い結果だった。
55号車 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio conceptは、ST-5相当の速さがあり昨年と比較すると2~3秒程度早くなっている。

今回、32号車、28号車、61号車のアップデート(改善)内容は以下だ。
32号車ORC ROOKIE GR Corolla H2 conceptは、熱ダレ対策(ショックアブソーバオイルの改良)、車両姿勢、トラクションの改善(サスバランスとしてスプリングの変更)、CO2低減(東京製鐵製の廃棄された車から出る鉄を活用した電炉材を、リアのロアアームに使用)。
28号車 ORC ROOKIE GR86 CNF Conceptは、意図通りの走る・曲がる・止まるを実現するために、カーボンドアによる軽量化/追加ブレースによるボディ剛性UP/制動コントロール性向上(ハード/制御)、安心して速く走ることのできるクルマの実現のために、自動ブリッピング/アンチラグレベルアップを図っている。
61号車Team SDA Engineering BRZ CNF Conceptは、信頼性向上のために電装品ノイズ対策、パワーウエイトレシオ向上として軽量化/エンジン出力アップ、「情熱」を更なる原動力として関連メンバーのモチベーションを向上してきた。

ST-Xクラス

Aドライバーは、16号車がトップで2位の777号車に1.018秒の差をあけたが、Bドライバーが7位と遅れたものの、Aドライバーでの差が大きく、16号車がポールポジションとなった。
1位 16号車 ポルシェセンター岡崎 911 GT3R
2位 23号車 TKRI松永建設AMG GT3
3位 777号車 D'station Vantage GT3

ST-Zクラス
A、Bドライバーともに885号車がトップタイムでポールポジションとなった。
1位 885号車 シェイドレーシング GR SUPRA GT4
2位 310号車 HIRIX★EIKO GT4
3位 500号車  5ZIGEN AMG GT4

ST-2クラス
A、Bドライバーともに6号車がトップタイムでポールポジションとなった。
1位 6号車 新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10
2位 7号車 新菱オート☆DIXCEL☆EVO10
3位 59号車 DAMD MOTUL ED WRX STI

ST-3クラス
Aドライバーの63号車阪口良平選手が52号車服部尚貴選手に0.584秒の差をつけたが、Bドライバーの52号車吉田広樹選手がトップタイムをだし、2位の25号車富田 竜一郎選手に0.499秒、63号車久保凜太郎選手に0.564秒の差をつけた。その結果、63号車がトップタイムとなった。
1位 63号車 TRACYSPORTS RC350TWS
2位 52号車 埼玉トヨペット GB クラウン RS
3位 25号車 raffinee日産メカニックチャレンジZ

ST-4クラス
Aドライバーの884号車石川京侍選手が86号車河野駿佑選手に対して0.351秒の差でトップタイムであったが、Bドライバーの86号車松井孝允選手が884号車に0.775秒差をつけトップタイムであったため、86号車がトップタイムとなった。
1位 86号車 TOM'S SPIRIT GR86
2位 884号車 シェイドレーシング GR86
3位 60号車 全薬工業withTEAM G/MOTION’ GR86
 
ST-5クラス
Aドライバーは、四国のチーム88号車村上モータースMAZDAロードスターの村上博幸選手が、50号車 LOVEDRIVE ロードスター0.081秒差でトップタイム。Bドライバーは、65号車
odula TONE HERO'Sロードスターが88号車に0.192秒でトップタイムであった。A,Bドライバーのタイムを合算すると88号車がトップタイムとなった。
1位 88号車 村上モータースMAZDAロードスター
2位 50号車 LOVEDRIVE ロードスター
3位 65号車 odula TONE HERO'Sロードスター