TOM’Sの世界と戦うハイパフォーマンスカー& “無限”ってなんだ?モノづくりの会社なんです!~東京オートサロン2020ブース探訪~

みなさま、こんにちは!新年一発目のビッグイベント!東京オートサロン2020が終わりました。長いお正月休みからの現場は、電気自動車のように暖機ナシの全開。3日間、延べ33万人をかき分けての現場でしたが、わたし、レポーター(お)ねえさんらしくモータースポーツがらみのブースをピックアップさせていただきますね。

TOM’Sブース! 

ブース全体が例年より断然広くなり、メーカーブースの目の前ということで、アピールもばっちり!山内さんにご説明をいただきました。

――TOM’Sブースについてご説明をお願いします!

山内さん:まず、トムス・スープラからですが、トムスだけが歴代スープラ(70、80)でモータースポーツに参戦して来ました。A90スープラが発表されたタイミングで、うちがやらなければ!ということで開発に着手しました。
エンジン、足回りなど全てにおいてこだわり、レーシングガレージで作り上げました。われわれには最高のエンジニアもおりますので、タッグを組み、これで‟スポーツ”という完成のカタチを導き出しました。

――昨年のスープラデビューからこの東京オートサロンに照準を併せて開発をして来たのですね!

山内さん:ここで発表するためには、国内でクルマを調達すると間に合わない、ということがあり、海外で調達して来て開発を始めました。そのため、今ここにあるクルマは左ハンドルです。もちろん発売は右ハンドルのクルマとなります。


おーっとそこまでしたんだ!ということで、次は、ヨーロッパのハイエンドブランドに対抗するクルマとして開発されたトムス・センチュリーのお話を…。

――話題沸騰のトムス・センチュリーのコンセプトは?

山内さん:われわれは、いったい誰と戦うのか?それは世界です。世界と戦うためのハイパフォーマンスカーを作らなければと。スープラもそうですが、われわれはトヨタ車を開発しておりますので、トヨタの最高級のクルマ、センチュリーも手がけることにしました。

このクルマは、そもそも後部座席に乗るラグジュアリーカーですよね。内装もとても落ち着いています。これをトムスらしくスポーティーに、そしてスタイリッシュに、‟ドライバーズカー”として仕上げました。後ろが一番印象的だと思うのですが、4本出しのマフラーで20馬力アップし、‟走り”を印象付けています。もともと馬力のあるクルマですので、走行性能とマフラーの出力で馬力をあげ、世界と堂々と戦えるクルマに仕上げました。インテリアにももちろんこだわりました。

――東京オートサロンでの反響はいかがでしょう?

山内さん:発表から非常に好調で、この会場でもオーダーをいただいております。問い合わせそのものも多く、各方面に逆にご迷惑をおかけしております…。おそらくこのセンチュリーをどこが作ったクルマなのかがわからない方が、メーカーやディーラーへ問い合わせをしたという事態が発生しております。
また、トムス・スープラは海外からの問い合わせも多く、「パーツだけでも欲しい」というご連絡も多くいただいております。現時点では、まず限定車の販売に注力したいと思っております。トムス・センチュリーは36台、トムス・スープラは99台限定です!

TOM’Sブースに来られたお客様の声

Tさん(埼玉県・男性)
トムス認知度:ブランドの名前を知っている程度

普段、街中では見ることがあまりないクルマ(センチュリー)でしたので、まず一通りぐるっと見て写真をたくさん撮りました。シルバーの色合い、スポイラー、ホイールもかなりかっこいいですね。トムスは、実は名前は知っている程度のブランドでした。どこでも良いので乗ってみたいですね!

Kさん(千葉県・男性16歳高校生)
トムス認知度:全く知らなかった

第一印象は、かっこいいですね(トムス・スープラ)!グリーンのカラーリングが明るくて珍しいですよね。魅力に引きこまれて初めてブースに入ってみましたが、パーツもいいですね。今までスポーツカーが身の回りに全然なくミニバンが好きでしたが、かっこいいし速いしでスポーツカーにますます興味を持ちました。最近は、スープラもよく耳にするようになり、実際に見てやっぱりかっこいいと思いました。

J・Tさん(神奈川県・男性)
トムス認知度:どちらかというとレースのファン

スープラは出てくると思っていましたが、まさかのセンチュリーでした。びっくりでした。センチュリーと言えば箱根駅伝を思い出します。到底買えるクルマではありませんが、スープラと共にトムスブースで夢を見させていただきました。

インタビューにご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。(スペックは文字数の関係で掲載しておりません)

また、このブランドと言えば、モータースポーツ!国内屈指の名門チームですが、今回はSUPER GTに昨シーズンまで参戦したau TOM’S LC500を展示していました。
搭乗体験やピットワークの実演・体験と、これまでになかったコンテンツも増え、終日たくさんの人でごった返していました。

そうそう、カスタマイズコンテスト、セダン部門で優勝賞を受賞していました。おめでとうございます!

かなりチャレンジングなトムスブースでしたが、ブースの場所といい、費やした時間といい…、今年はレースもそうですが勝負の年と言って良いでしょう!頑張ってくださいね!

無限ブース! 

こちらのブースも例年訪れておりますが、若干クルマクルマしていないブースになっていたので初日から気になっておりました。
そして、写真の被り物(?)を大人がたくさんかぶっているんですよ。何かこう欲しくなりましてね。ほら、大人が堂々とはしゃげるアイテムってなかなかないでしょう?それだけで楽しそうなんです。引き込まれるように巨大なブースを突撃してみました!ご担当の山谷さんもしっかりかぶっていらっしゃる!よろしくお願いします!

――無限ブースのコンセプトをお願いします!

山谷さん:「無限ってなんだ?」が今年のコンセプトです!われわれは、モータースポーツのレーシングチームだったり、エンジン屋さんだったり、アフターパーツのメーカーだったりしますが、お客様がイマイチイメージしづらい、なんだかわからないのではないかと思います。
そこで、デザインとしてブース全体で社内の写真を用いました。工作機械があったりとか、エンジンベンチやオートプレートの窯があったりとかモノづくりをしている会社だということがわかって欲しいので、社内の様子の写真を配置してりして、お客様に何の会社かわかってもらうことをテーマとしました。自分たちは、ただのレーシングチームではなく、すべて自分たちで作って挑戦をしている会社ですよ!ということを全面に押し出しました。
また、展示車両は2月発売予定のフィットと、これまでたくさんの方に楽しんでいただいているS660 が夏に新しいエアロを出しますのでその紹介もしています。

――いつもと全然違う雰囲気ですよね?白くて…

山谷さん:ブース全体を白にしました。今回は真面目に(笑)。普通に写真を飾ってしまうと真面目過ぎますので、写真は白黒にしてテーマを白に設定。レーシングカーも白くしてしまいました。展示しているフィットも、左右で色が違います。

山谷さん、ありがとうございました。クルマを白くする発想が斬新。これがね、またかっこいいですね。こちらもスーパーフォーミュラのマシンで、タイヤ交換体験ができたり、マシンの搭乗体験もできるコンテンツがありました。こちらもモータースポーツファンなら、絶対ご存じの名門チーム無限!私はレースの方も注目しております。

無限ブースに来られたお客様の声 

◆佐々木さん(千葉県・24歳男子)
無限認知度=ホンダブランド大好き

自分がホンダ車に乗っているので、ホンダの出しているパーツに興味があり、またマイナーチェンジのシビックに興味があってここを訪れました。
左ハンドルのシビックに乗りたくて探しあてて、現在所有しています。これから、中身を変えて行きたいと思っていて、インタークーラーやタービンを弄って、打倒タイプRのクルマにしたいんです。このブースで、しっかり拝見させていただき満足です。参考にしたいと思います。

◆ジェイさん&ケイディさん(アメリカ)
無限認知度=無限大好き!

今回は、東京オートサロンにアメリカから旅行でやって来ました。2年前にシビックタイプRを購入し所有しています。今回、マイナーチェンジするというので、ワクワクしながらやって来ました。日本車の中でもホンダ車が好きで、アフターパーツは無限ブランドが大好き。日本車は、信頼できるしかっこいいし一歩先を行っているところが大好きです。

ありがとうございました!こちらのブースは、例年巨大スペースを展開します。
今年は、コンセプトだけを抜き取ると会社紹介ですが、ディープに愛する無限ファンが集まるブースであるのは変わりなく!たまたま話しかけた2組のお客様がこんなにクルマ好きだったとは驚きです。

そして、モータースポーツにおいても日本のトップカテゴリーに位置し、エンジンやレースに参戦するブランド、名門チームでもありますね。モタスポ好きとしては、この2つのコンセプト共存もうれしいブースでした。今シーズンも楽しみにしております!



人気の2ブース、話してみないと出展者の思いがどこに隠れているのかわかりませんね。
知っているブランドも知らないブランドも、一気に見ることができるこの東京オートサロン!ますます巨大イベントになりつつあります。

(写真/テキスト:大谷幸子)

[ガズー編集部]

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