オーナーと同じ1969年生まれのヨタハチ。後期限定ブルメタカラーにカメラマンも感嘆
2019年3月17日(日)にウッディパル余呉(滋賀県長浜市余呉町)にて開催した「GAZOO愛車広場 出張撮影会 in長浜」では、参加台数約100台、近畿地方を中心に様々な愛車のオーナーさんたちにお集まりいただきました。
今回は、撮影会に参加された愛車の中から、撮影を担当していたカメラマンたちの総意で選ばれた1台、トヨタ・スポーツ800(UP15)をご紹介します。
愛車プロフィール
<車種>
トヨタ・スポーツ800(UP15)
<年代>
60年代(69年式)
<オーナー>
40代男性 兵庫県在住
<愛車とのエピソード>
たまたま旧車ショップで見かけたヨタハチが気になり、その後生まれ年と同じ69年式を探しはじめたというオーナーさん。5年前にフルレストア済みの車両を購入したものの、キャブの調子が今ひとつだったため、約2年をかけてベストな状態へと仕上げ直したという。今では気負うことなくどこにでも乗っていけるコンディションで、TOYOTA GAZOO Racing FESTIVALなどではオーナーズクラブの兵庫県代表としてパレードに参加するなど、ヨタハチを通じた世界の広がりも楽しみのひとつだという。
後期モデルからはバックランプが装着されていて、夜間のバック時などの安全性が向上しているとのこと。またオーバーライダーの形状など、豊富な特徴もこだわりのひとつ。
オーナー同士のコミュニティから補修パーツなどを入手できることもあり、年代こそ古くても今も変わらず乗り続けることが可能だとか。内外装レストア済みだけに各部のコンディションも抜群。
購入後約2年をかけて完調まで引き上げたエンジンも、各部オーバーホールによって絶好調。小排気量でも車重が軽いため、燃費は20km/Lと現代の省燃費車並みというのは自慢のポイント。
コンパクトボディにラウンドフォルムはこの時代の最先端。イベントなどでほかにあまり見かけない希少なブルーメタリックのボディカラーも、愛着が深まる理由のひとつだ。
[ガズー編集部]