「初めて心からカッコいいと思ったスポーツカー」バイク乗りの考えを変えたスープラとの出会い

  • 愛車出張取材会 GRスープラ SZ-R

「新型スープラが発表されたとき、ひと目でカッコいい!と惚れ込み、初めて乗ってみたいと思ったスポーツカーでした」。現在の愛車であるトヨタ・スープラ(DB22)を選ぶことになったキッカケをそう話してくれたのは『デニム大好きマン!』さん(28才)。
スープラに乗るようになるまで、ずっと乗り物としての興味があったのはクルマではなくバイクのほうだったという。

バイクにあこがれ乗り続けてきた

「最初にバイクに乗り始めたのは大学に通っていたころでした。友人が普通免許のおまけの原付免許で原付バイクに乗っていたんです。だけど、スピード違反で捕まっているのを見て『そうはなりたくないな』と思って、自分は自動車とおなじ法定速度で走れる中型二輪免許を取得したんです」
そのころ、地元や大学の友人にバイク好きが多かった環境だったこともあり、19才になって初めての相棒に選んだのはカワサキのZRX400だった。
「高校の通学路にいつも停まっている大型のZRX1100があって、それがカッコいいなと思って、自分も免許を取ったら400のほうに乗りたいと思っていた憧れのバイクだったんです。だけど、1台目は納車半年くらいのときに事故で廃車にしてしまって、同じZRX400を買い直してそれは1年半くらい乗り続けました」

またそのいっぽうで、原付二種のスクーターにも乗り様々な場所へツーリングに出かけることもあったという。
「大学生ということで金銭的な理由もあったんですけど、スポーツバイクじゃ遠出するのに大変だったので、ピンクナンバーの原付スクーターをもう1台所有していました。学生で時間があるうちにと思って鹿児島から四国や、北海道にも行きましたね」

そうしてZRX400に乗り2年が経ったあとは大型二輪免許を取得。ステップアップ先として選んだのは当時見た目のカッコよさに惚れ込んでいたというカワサキのZX-6Rニンジャだった。
「ニンジャも2年くらい乗りました。だけど仲間とツーリングに行くと、まわりがほぼ大型のバイクに乗っていて、ZX-6R(600cc)じゃストレートでおいていかれることが多くて(笑)。それで1000ccのバイクに乗り換えたいなと思い始めて、通うバイク屋さんが変わったということもあって色んなバイクを見たなかで一番好みだったホンダのCBR1000RRに乗り始めました」

CBRに乗り始めて1年半後、購入先のバイクショップがヤマハに力を入れているお店だったという縁もあり、そこから新たな1000ccのバイクとして勧められたヤマハ・YZF-R1に乗り換えることに。
そして、そのタイミングというのが『デニム大好きマン!』さんが大学を卒業する間近というころ。バイクの趣味が高じて、オフロードバイクの世界にものめり込んでいったという。
「バイク乗りの友人から誘われて、鹿児島県内の車両をレンタルできるオフロードコースに行ったんです。装備もなにも揃えず行って、派手に吹っ飛んでアバラにヒビが入るほどだったんですが、走る楽しさのほうが勝ってそこからドハマリしましたね」

社会人になってからはヤマハのYZ125というレーサー車両を購入し、カスタムも施して乗るようにもなったという。
「それは完全にオフロード専用のバイクにするためにナンバーなしの車両でした。コースまではトランポに積んで持っていかなければならないので、そこで初めてクルマが必要になって、そのために買ったクルマが日産のクリッパーバンでした」
初めての愛車は日常の移動手段ではなく、あくまでバイクを運ぶためのトランスポーターだったという『デニム大好きマン!』さん。

バイクからクルマに

クリッパーバンに乗り始めてから2年が経った2019年、トヨタからGRスープラが発表される。それは、彼にとって大きな転機となった。

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「たしか、ネットニュースを見ていたなかで、たまたまスープラのCMが目に入ったのを覚えています。人生でいちどくらいは2シーターのスポーツカーに乗ってみたいとは思っていたんですが、それがまさにこのクルマだ!と思いましたね。とにかくデザインが自分の好みでカッコいいと感じました」
新車が発売された当初はその価格から尻込みをしていたというが、仕事の取り引き先のクルマ屋さんとの会話で何気なくスープラが話題となり、それをきっかけに徐々に購入までの道のりができあがっていったという。
「ちょうど社会人になってしばらく経ち、収入も安定して貯金もそこそこできていた時期だったので、理想の車体を伝えて中古車を探してもらうことになったんです」

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「もともとバイクばかりでクルマには全く興味もなかったくらいだったんですが、そのころにはスープラについてグレードなどを調べて比較するくらいにはなっていました。そのなかでも、エンジンにとくにこだわりはなかったので直列4気筒の2000ccで十分と思い、グレードはSZ-Rを選ぶことにしました。そして、ボディカラーは最初に『これだ!』と思った黄色が絶対良いと伝えていたら、ちょうどその条件に当てはまる車体が出てきたんです。それがこのスープラです」

これから愛車との充実したカーライフを満喫予定!

2020年12月に納車されてからちょうど1年が経ったタイミングとのことで、バイクとの違いなど感じていることを伺ってみた。

長年バイク乗りとして過ごしてきた彼が、スープラに乗ってみてはじめて感動を覚えた部分は、車内の静粛性にあったという。「スープラに乗るまでは本当にクルマをただの移動手段としか考えていなかったので、車内の静かさと音響の良さにびっくりしました」

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「今まで乗ってきたなかで、一番速かったのはもちろん大型バイクのほうなんです。あの加速感は、もし四輪で実現するんだったらベースや改造費を含めて一千万円を超えるくらいは必要になるだろうな、とバイクに乗っていたころは思っていました。ところが、スープラも全開でアクセルを踏み込むと似たような加速感を味わえて、正直言って想像以上のものでした」と、特にこだわらなかったエンジン性能にも驚かされる部分があったという。

いっぽうで、スポーツカーのサイズ感にはいまだに戸惑っている部分も。
「クリッパーバンと比べてフロントが長くてボディも大きいので、まだまだ段差や狭い道なんかは恐る恐る走っています(笑)」
また、駐車中には黄色いカラーリングのボディに虫が集まってくる苦労もあるというが、スープラに惚れ込むきっかけにもなったカラーということもあり、そこも愛すべきポイントとして受け入れているそうだ。

そして、時間の経過とともにスープラへの愛着はどんどん膨らんでいき、同じボディカラーのレゴブロックのモデルも購入。普段は自宅に飾り、ドライブのときには愛車のスープラと一緒に写真を撮ることもあるという。

「まだコロナの影響でスープラに乗って県外に出たことがないので、遠くまでのドライブが楽しみですね」と『デニム大好きマン!』さん。コロナ収束の暁には、惚れ込んだ相棒とともに長距離ドライブや旅行、さらにはサーキットでのスポーツ走行まで(!?)さらに充実した愛車ライフが続いていくことになるだろう。

取材協力:鹿児島県立吉野公園

(⽂: 長谷川実路  撮影: 平野 陽)

[GAZOO編集部]

GAZOO取材会@鹿児島

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