自信の無い私がインプレッサG4に乗ると、ちょっと自分を好きになれる魔法のクルマ

  • スバル・インプレッサG4

20歳のときに、黒のセダンに乗ってみたいという漠然とした夢があったと話してくれた「Zukichan」さん。

そう思いネットで調べると、ヒットするのはクラウンやマークXなどの車両価格が決して安いとはいえないクルマばかりで、いつか機会があれば乗りたいなと諦めてしまったそうです。

そんなにZukichanさんが、黒いセダンインプレッサG4(以下、G4)に乗るようになったわけは?
今回は、Zukichanさん×G4のお話をお届けします。

――黒いセダンにこだわる理由はなんですか?

  • ブラックカラーのスバル・インプレッサG4

本当に、漠然とし過ぎている理由なんですが……。黒のセダンから、女の子が降りてきたらカッコイイんじゃないかな?と思ったのがキッカケです。

私の中で、セダンって年齢を重ねてからゆったり乗るというか、50代以上で色々な余裕のある方が乗るというイメージがあったんです。そんなクルマに20代から乗ってみたい!と思ったんです。

あとは、周りの子がラパンやココアなど、可愛いクルマに乗っていたので、被らないし良いんじゃないかなって。

――黒いセダンのなかでも、G4を選んだのは何故ですか?

  • スバル・インプレッサG4とZukichanさん

セダンを諦めてからはスバルのクルマがかっこいいと思うようになり、HPを見ていたらG4に出会ったんです。頑張れば自分で買える価格帯だし、“スバル×黒のセダン×G4”という組み合わせは私のためのクルマだ!って感じました(笑)。

あとは、月間販売台数が少ないというのも魅力的だったんです。クルマの情報誌で色々調べていると、「月間販売実績ランキング」というコーナーを見つけたんです。

どんなクルマがランクインしているんだろう?と見てみると、1位に輝くクルマって1万台以上売れているんですよ。そんな中、G4は100台いくかいかないかっていう感じでした。
私が見た中で1番売れていなかった月は、80台くらいの時でしたね……。

――なるほど。1万台と80台では、かなり差がありますね。

  • スバル・インプレッサG4と船

ありますねぇ……(笑)。でも、私はそっちの方が燃えました。

なぜなら、黒のセダンに乗りたかったのは、人と被りたくないというのが理由でしたから。売れていないということは、人と被る確率も減っていくわけです♪

ちなみに、納車して2年が経ちますが、未だに“同じ型”で“同じ色”とすれ違ったことはありません。ディーラーで購入したんですが、担当して下さった方も「久しぶりに販売します」と仰ってました(笑)。

そこのディーラーで、年間どれくらい売れますか?と伺うと、2、3台売れるか売れないかとのことで。それを聞いて、これは買うしかない!ってさらに燃えました!

――未だかつてすれ違ったことがないとは……。すごい……。ちなみに、実際に乗ってみてどうでしたか?

  • スバル・インプレッサG4の運転席に座るZukichanさん

運転席に座った時に、視界が良くてビックリしました。スバルって、ドアミラーの位置やAピラーの形状にすごくこだわっていたり、シフトレバーやステアリングの配置もよく考えられているメーカーなんです。

あとは、水平対向のエンジンなので安定性を感じました。長距離移動も快適だったので、やっぱり買って良かったなぁと改めて思いました。すっかりスバルファンになっちゃって、乗り替えるとしてもスバル車にしようと思っています!

――Zukichanさん、カッコイイです。

実はこれ、G4を購入したディーラーの方が教えてくださったことなんです。す、す、すみません……。さも、自分が知っているかのように語ってしまいすみません!

――大丈夫です。聞かなかったことにします(笑)。

ありがとうございます(笑)。それなら、そういうことにしましょう!

――話を戻しまして、G4を購入して1番良かったなと思うことはなんですか?

  • スバル・インプレッサG4と笑顔のZukichanさん

自分に自信が持てたことですね。私って、人より秀でているとか、誇れるものってそんなに沢山無いんですよ。

ああなりたい!こうなりたい!っていう憧れはあるんですけどね(笑)。例えば、モデルさんみたいな容姿になりたいとか、この職業に就きたいとか、そういうのは沢山あるけど全部憧れのまま諦めざるを得ないことばかりでした。
その度に、しょうがないか……って自分に言い聞かせてました。

そんな私が、自分の力で叶えられたのが“黒いセダンに乗ること”なんです。これだけは、叶えることができました。
だから、G4に乗っている時だけは、
「私って最高にかっこいい!」
「頑張ったからこのクルマに乗れているんだ!」
「このクルマのオーナーの自分が、私は大好きだ!」
って自信が持てるんです。

私に出来るかな?と不安に思うことがあっても、大丈夫、黒いセダンに乗るっていう夢を叶えたじゃないか!と勇気の源になっています。

なんか、走行性能とかそういうのじゃなくてすみません……。もっと話せれば良いのですが……。

――いえ、そんなことないです。すごく素敵なお話をして下さって、本当にありがとうございます。

  • スバル・インプレッサG4の前に座るZukichanさん

私こそ、ありがとうございます。G4で通勤しているんですけど、毎日夢に乗ってるんだなと思うと、仕事に行くのが嫌だなぁ~と憂鬱な気分になっても“このクルマに乗り続けたいから頑張るぞ”って前向きな気持ちになれるんです。

1人暮らしをしているから、アパートに帰っても1人かぁ~ってセンチメンタルになっても、でも道中はG4と一緒だしな。もう帰ろってなります(笑)。なんなら、そのままドライブに行っちゃいます(笑)。

  • スバル・インプレッサG4の運転席から外を眺めるZukichanさん

「G4があると頑張れるし、私の自己肯定感を高めてくれる最強のアイテムです!」とキラキラとした声で話してくれたZukichanさん。

「Zukichanなら出来るよ」と、G4もいつでも応援してくれていることでしょう。

【Instagram】
Zukichanさん

(文:矢田部明子)

[GAZOO編集部]

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