和菓子屋さんが手がけるスバルR2。ビスケットをイメージしたつもりが、ピスタチオに!?
和菓子屋さんである「しょーたさん」の日課は、美味しい和菓子をスバル・R2で配達すること。
そして配達に行くと、「このクルマってどこのクルマ?」「どうなってるの?」と聞かれることが日常茶飯事だと話してくれました。それもそのはず。
このクルマは しょーたさん がオールペンしたR2なので、ボディカラーはカタログに乗っていない世界に1台だけのカラーだからです。
今回は、しょーたさん×R2のお話をお届けします。
――まずはこの質問から。しょーたさんは和菓子屋さんなのですか?
ええええ!そこから!?もっとクルマの質問をされると思ってました(笑)。いや、でも待てよ……?お店の宣伝になるし、ここは素直に答えた方が……(ごにょごにょ)。
――で、和菓子屋さんなんですか?
あっ、そうなんです。群馬県館林市にある和菓子屋さんです。実は、今日取材時間を遅らせて頂いたのは、お彼岸でお店が忙しかったからなんです。
といっても、“おはぎ”はそんなに売れず、“のむわらび餅”が150杯売れちゃったんですけどね(笑)。なんと、うちの店では新記録!
――おおお!美味しそうです!私、期間限定のサツマイモ味が飲みたいです~!
あの、筆者さん……。そろそろクルマの話をしましょうか。じゃあ、まずは僕がオールペンをしたいと思った理由からお話しますね。
僕がやりたいのは、マフラーを替えて走行性能を上げるとかいうよりは、パッと見たときに「あっ!このクルマなんか面白いな!」という分かりやすいカスタムをすることなんです。
実は、このR2は2台目のオールペンしたクルマなんですよ。
――2台目ということは、1台目はどんなクルマをオールペンしたんですか?
クライスラーの“PTクルーザー”です。エクスペンダブルズという映画でスタローンが“F100”というクルマに乗っていたんですけど、このクルマっぽくしたいなと思ったのが、オールペンに挑戦するキッカケになりました。
PTクルーザーの個性の強い顔は気に入っていたんですけど、スタローンが運転しているのクルマはボディカラーがマッドブラックだったから、白なのがあんまり好みじゃなくて。
じゃあ黒を買えよという話なんですけど、純正の黒の色味とか質感が求めている黒じゃなかったんですよ。それなら、もう自分でマッドブラックに塗り直そうというわけです。
――ちなみに、塗装の知識はあったんですか?
プロの方と比べてしまうと足元にも及ばないのですが、塗装の師匠にノウハウを教えてもらったので、基礎知識くらいはあるのかな?という感じです。師匠といっても友達なんですけどね(笑)。タイヤ屋さんで、閑散期に教えてくれるんです。
――和菓子屋さんとタイヤ屋さん。異色のコラボだ……。
あっ、確かに。コラボ商品でも作ろうかなぁ……。ってちょっと!クルマの話から脱線してますよ!
――うっかりしてました。写真を見ましたが、凄く綺麗に塗れていますね。
塗料が良いというのもあるんですよ。“タカラ塗料”といって、ハケやローラーなどの手塗りでも綺麗に塗れるというやつなんですけど、初心者が扱ってもわりと失敗の少ない商品なんです。
それが味でもあるんですけどハケで塗ると塗り跡がついちゃうから、僕はガンで吹いています。あとは、マッドブラックというのもポイントですね。青空で塗っているから、ツヤツヤになる塗料だと埃がついて汚くなってしまうんです。
――なるほど。2台目のR2はツートンカラーですが、これも同じ塗料ですか?
そうです。2台目ということで、ちょっと難しいことに挑戦してみようと思ったんです。メインとなる色を塗って、そのあとマスキングテープをして2色目を塗っていくんですけど、満足のいく出来に仕上がったかなと思います。
――コンセプトはなんですか?
ビスケットをイメージしました。
――和菓子屋さんなのに?
い、い、いいじゃないですか!和菓子屋だって、生クリームたっぷりのケーキとか、バターの香るビスケットとか食べたくなるんですよ!
――分かりました!大丈夫ですって!誰も何も言ってませんから!
そうですね……。取り乱してしまいました……。この塗料の名前が“ミルクティーベージュ”という色だったので、洋菓子をコンセプトにした方が似合うんじゃないかと思ったんです。
でも、塗りあがったのを見たら、薄い茶色と濃い茶色とサイドマーカーのオレンジで、なんかトトロのネコバスっぽく見えるんですよね(笑)。
――あはは!確かに!
ネコバス説プラス、最近気はピスタチオ説まで浮上しています。このクルマって、もともとは“ピスタチオグリーン”という色で、それが不人気で売れ残っていたんですよ。だけど僕の場合は、どうせ塗っちゃうから何色でもいいやと購入したんです。
そこまでは良かったんですけど、見えるところだけ塗ればいいじゃん主義だから、ドアの内側部分はピスタチオグリーンのままなんです。そうすると、外側が茶色で、内側が緑になるわけじゃないですか。まさにピスタチオだよねって、最近気付きました(笑)。
――和菓子屋さんなのに……。
それは和菓子屋は関係ないです(笑)!
――あっ、そうでした♪色々伺いましたが、最後にオールペンの楽しさについて教えて下さい。
クルマの色を自分で決められるというのは、本当に面白いと思います。12色の中から選ぶんじゃなくて、無限にある色の中から世界に1つだけの色を選べるんですから。自分でオールペンすると、さらに愛着も持てるんじゃないなと思います♪
現在、奥様のクルマもオールペンしようかと検討中だと話すしょーたさん。もしかしたら、ショートケーキがモチーフのクルマができあがっているかもしれません。
【Instagram】
和菓子 松原の片桐
(文:矢田部明子)
[GAZOO編集部]
スバルR2、R1と過ごす理想の愛車ライフ
関連記事
-

-
2台目のコペンもやっぱり楽しい!オープンならではの魅力に取り憑かれて
2026.01.09 愛車広場
-

-
MT車のおもしろさを伝えたい!運転トレーニングから始まったYouTubeチャンネル!
2026.01.08 愛車広場
-

-
父のZに憧れて手に入れたフェアレディZ! 思い入れを大切にしコミュニティを広げる
2026.01.07 愛車広場
-

-
初マイカーはセラミックメタリックのマツダ・ロードスター!“自分らしさ”をクルマとともに楽しむ
2026.01.06 愛車広場
-

-
気が付けば走行距離は1年で2万キロ超え!マツダ・アテンザとならどこまでも行ける!!
2026.01.05 愛車広場
-

-
「ありのままの姿を写真で残したい」軽やかなマツダ・ロードスター990Sは私の願望とマッチした最高のクルマ
2025.12.29 愛車広場
-

-
「私の生きる糧」レヴォーグはたくさんの“初めて”を運んでくれた自慢の愛車
2025.12.27 愛車広場
-

-
トヨタ・ヤリスに出合って変わった私。もっともっと知りたくなる最高の愛車
2025.12.25 愛車広場
-

-
再燃したホンダスポーツへの情熱。シビック タイプR ユーロがもたらす理想のカーライフ
2025.12.23 愛車広場









