セダンが好きだ。LS500hで過ごす、僕だけの優雅な移動時間
3代目セルシオ、フーガハイブリッドなどを乗り継ぎ、現在はLS500hに乗っているという「池田さん」。代々乗り継いできた愛車は、大好きなセダンばかりだったと話してくれました。
どのクルマにもそれぞれ思い入れがあり、乗っていて楽しかったということですが、そんな池田さんを、ここまでも虜にしてしまうセダンの魅力について、お話を伺ってきました。
今回は、池田さん×LS500h のお話をお届けします。
――ズバリ、池田さんが思うセダンの魅力って何ですか?
自分だけの空間を、存分に楽しめることが魅力ですね。僕は90%の確率で1人でクルマに乗っているから、車内は自分の部屋みたいな感じ?だと思っています。
仕事の帰り道に1人で音楽を聴きながらホッと一息つけたり、好きなことをして何も考えなくていい時間を味わえるといいますか。
あとは、単純に運転することが好きなんです。ハンドルを握って、自分の思ったように操るって楽しいじゃないですか。
一緒にクルマに乗っている人に、「ずっと運転してますし、変わりましょうか?」と言われることもあるんですけど、僕からしたら「楽しい時間を奪わないで~!」って感じなんです(笑)。
こういう風に言ってくれる優しい友達が多いから、乗り合いもあまり好きではないですね。せっかくみんなでドライブに行くんだから、僕に気を使わせたくないですし。
――それなら、いっその事2シーターにしてしまってはどうでしょうか?
息子が2シーターに乗っていたんですけど、まぁ~実用性が無いわけですよ(笑)。
例えば、お婆ちゃんと妻を駅まで迎えに行ってと頼んでも、1人しか乗れないから無理となるわけです。クルマに何の罪もないですけど、家族からは不評でしたね……(笑)。
だから、そこら辺が難しい塩梅ではあるんですけど、たまには孫も乗せたい、荷物が乗らないかもと心配したくない、でも基本的には1人で優雅に車内で過ごしたいとなると、セダンだなと落ち着いたわけです。
あとは、父がローレルやセドリック、初代シーマなどのセダンに乗っているのを見てきたからクルマってこんなもんだ!と刷り込まれたのかもしれません。最近、セダンもラインナップから減ってきていますけどね……。
――そんな中セダンを乗り継ぐなんて、セダン愛ですね♡
はい。だからこそ、そういうクルマが無くなっていくのは寂しいと感じています。
――そんな池田さんが、LS500hを愛車として迎え入れたキッカケは何ですか?
これも父の影響もあってか、実はニッサン党なんです。では、なぜレクサスに乗っているのかというと、前に乗っていたフーガハイブリットの走行距離が18万kmになり乗り替えを決めた時に、ニッサンに僕が欲しいセダンがなかったんです。
ディーラーの担当してくれている人も、「乗りたいセダンが無いんですものね……。レクサスに行ってください……」と泣く泣く送り出してくれました(笑)。
――なるほど……。レクサスの前は初代のLSでもあるセルシオに乗っていらっしゃったので、レクサスブランドが好きなのかなと思っていました。
セルシオから乗り替えるときにレクサス LS460も勧められたんですけど、1000万円くらいしたんですよ。当時僕は45歳だったんですけど、手が届かなくてね~。58歳になった今、やっと手に入れることが出来ました。
――乗ってみてどうでしたか?
全く同じクルマではないんですけど、不思議と走りが似ているところがあるんです。あぁ、セルシオもこんな感じだったな~と懐かしくなりましたね。上質な走りや、作り込まれた内装など、さすがは高級セダンだなと思いました。
――上質な走りとは、どんな感じなのですか?
専門家じゃないから、難しいことは言えないんですけど……。例えるなら、普通電車の各駅停車に乗るのと、新幹線のグリーン車に乗るくらい感覚が違うと思います。ゆったりくつろげるし、時間が経つのが苦にならない!みたいなね。
――なるほど。それは大分違いますね
あくまでも、僕個人の感想ですよ!でも、安心感やゆとりなどは大分違うと思うんですよね。長距離移動は、運転している僕もだけど、家族もかなり楽だと言っています。
――LS500hで、旅行に行ったりはしますか?
行きますよ。なにせAWD車にしたのは、家族旅行のためですから。
冬になると、長野の白骨温泉に雪見風呂に入りに行くのが家族行事なんですけど、急な坂道を降りていかないといけないから、フーガの時はスタッドレスを履いていても宿の前までは行けなかったんですよ。
宿近くの駐車場に停めて、あとは宿のバスに拾ってもらうという感じだったんですけど、それが嫌で温泉のためにAWDグレードを選びました。やっぱり、大好きなクルマで色々思い出が作りたいしね!
――子供の頃からクルマ好きですか?
大好きですよ。クルマに関する出来事は、どれも全部キラキラしているというかね。
最初のクルマがスカイラインだったんですけど、学校に行かずにガソリンスタンドでバイトばかりしていたら2年も留年しちゃった話とか。ガソリンスタンドにあるピットでリフトを使ってクルマをいじったり、サーキットを走りに行ったりとか。
その頃はずっとマニュアル車に乗っていたから、就職したハム屋さんの小型トラックに乗っていると「新人で1回もエンストしなかったのは初めてだ!」って褒められたりとかね。
それから時は流れて、今はLS500hに乗っているわけだけど、妻がホイールを擦ったり、孫が後部座席に乗ったり、現在進行で思い出が上書きされているんです。楽しいですよ。
セダンというクルマが運んでくれる幸せを乗せて、池田さんはこれからもLS500hと走っていくのでしょう。
(文:矢田部明子)
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