憧れていたスバル レヴォーグでカーライフの愉しさを学ぶ
当時高校生だった「たかぁきさん」が一目惚れしたというのがスバル レヴォーグ。
ウィンタースポーツとドライブを楽しむたかぁきさんにとってはまさに理想的な一台で、憧れたクルマだったからこそ手にしたときはとても感激したとのことでしたが……“夢のクルマ”レヴォーグは、それ以上の思い出をたかぁきさんにプレゼントしてくれたと言います。
そんな、たかぁきさん×レヴォーグのお話です。
――たかぁきさんは現在、レヴォーグに乗られているということですが、これが初めてのクルマですか?
そうなんです。初めてなのでSNSの投稿を見てもらえるとわかるかもですが、レヴォーグを買う前はクルマの写真を全然投稿してなくて(笑)。
学生時代はレンタカー屋さんでバイトしていたこともあり、社員割引が利いてお得だったので、いろんなクルマを借りて乗っていたんですけどね。
――バイト先がバイト先なので、クルマはもともと大好きだったんですか?
大好きですね。レヴォーグは僕が高校生のころにデビューしたんですけど、そのころから一目惚れしていて、いつか乗りたいなって思っていたんですよ。
――それでレヴォーグを買うのに機が熟したと。新車での購入ということですが、こだわった部分はありますか?
こだわったとしたら、グレードですかね。せっかく買うなら最上級グレードにしたいなと思ったのと、STIのパーツをフルオプションで付けてサンルーフを付けたんです。
色はもちろん、スバルブルー(WRブルーパール)一択ですね(笑)。憧れのクルマだからこそ、おカネに糸目を付けずにとにかく自分の思うとおりにしようと思いました。
ある程度、自分で事前に調べてからお店に行って、購入時に付けたいオプションも明確にしていったから、ディーラー店の担当さんも「初めてクルマを買うとは思えないくらい、すごく楽だった」って言ってくれました(笑)。
――せっかく買うならば、とことん自分好みにしたくなりますよね。憧れのクルマを手にしたことで周りの反響はどうでしたか?
僕はもともと香川出身で、専門学校への進学を機に大阪にきたんですね。そのまま大阪で就職してクルマを買ったんですが、地元の友達は僕より先にクルマを持っていることが多かったので特に驚かれはしませんでした。
ただ、職場とか大阪にいる友達に言われたのは「何で買ったの?」って(笑)。僕の住んでいる街ってそんなにクルマが必要なエリアではなかったから無駄に見えたんでしょうけど、クルマの写真を見せると「ええの買ったやん」って納得してくれますね。
あと、青いボディカラーもインパクトが強いみたいで、「街中で見かけたよ」とかは言われたりします(笑)。
――STIのパーツもフルで組んでいるからか、より目立ちそうですね。初のマイカーとなったレヴォーグに乗ってみての第一印象はどうでしたか?
“初めての自分のクルマ”として乗っているからか、最初は乗るのがもったいなく感じてしまって…。
ピカピカの状態で乗るから、最初はぶつけたらどうしようというのが先に出てしまいましたね。STIパーツを付けているから下を擦ったらどうしようみたいな(笑)。最初の1ヵ月くらいはずっとそんな感じでした。
――最初は乗り味を楽しむという感じではなかったんですね。ただ、慣れてくると楽しさがわかってくるのでは?
そうなんですよ。STIのパーツを付けていることで普段は気を遣いますが、高速道路での走行だと走りが安定するんですよね。なので遠出がめちゃくちゃ増えましたよ(笑)。
――以前からスノボにお出かけされることが多かったみたいですが、行く頻度も上がったのでは?
上がりましたね。前はレンタカーなので時間の制限がありましたが、愛車だと自分の好きな時間で出かけられるのが大きいですし、実家に帰る時もこのクルマで行けるようになったので、荷物もいくらでも積めるから生活が大きく変わりました。
遠出が増えたこともあって、所有して4年が経ちますけど、走行距離が6万㎞くらいですね。スノボで関西から岐阜や長野に行くことが多く、2週間に1回くらいのペースなのでどうしても距離がかさんでしまいます。
――雪道でもレヴォーグだと安心ですよね。
そうなんですよ。四輪駆動でワゴンテイスト、スポーツ走行も楽しめるというのは僕の理想でしたし、雪道でも安心して走れるんです。ただ、スノボ好きとしては豪雪地方に行きたくなるんですけど、今度はエアロ割れないかなって心配になっちゃって(笑)。
――またSTIパーツ問題が出てくるんですね(笑)。スノボ仲間からのレヴォーグの評判はどうですか?
そうなんです。同乗者の友人からは「そっちが気になるの?」と毎回驚かれてますよ。ただ、レヴォーグに乗ってからは、みんな信頼して乗っている感じですね。
一度、連休中などの人が多い時にスノボに行った時、料金上の手前から坂道になっているところで前のクルマたちがスタックして進まなくなっていたんですね。
それで待っていたらスキー場のスタッフの方が降りてきて、僕らのクルマを見て、「四駆ですよね?それでしたら上がれますから、こちらから登っていってください」と、スタックしたクルマを尻目に先に行かせてくれたんです。
ファストパスみたいな感じで案内してもらった時は「さすがレヴォーグだね」という感じになりました(笑)。
――評判が良いと嬉しいですよね。最初からエアロを組んでいるということでドレスアップに興味があったのかなと思いますが……?
はい。いろいろやりたくって、買って2日後にはテールライトを替えましたね(笑)。ただ、純正の形は崩したくないので、テールライトもほぼ純正の見た目のモノを選びました。
あと、ホイールはスタッドレスだとインチダウンする必要があったのでスタッドレス用ホイールは好みのものを選んで使っているくらいですね。
――そんなレヴォーグですが、特に気に入っているところは?
クルマそのもののスタイルですかね。目つきというかヘッドライトの辺りが特にお気に入りで、写真も斜めから撮ることが多いと思います。
あとダンパーはビルシュタインが純正で入っているグレードなので、足回りが硬くなって、乗り味もだいぶ好みの感じになっているというのもポイントですね。
――レヴォーグに乗ってきた中で、一番思い出深い出来事はなんでしょうか?
いろいろありますけど、SNSでレヴォーグを投稿したことで交流が生まれたことですかね。
もともとは自分の日常ばかりを載せていて、クルマを買ってからはレヴォーグばかり投稿するようになったんですが、皆それに反応してくれてフォロワーがたくさん増えたんです。
みんなが僕のレヴォーグを見て褒めてくれるのが嬉しかったですね。
――ちなみにオフ会やコラボ撮影などに興味は?
あるんですが、なかなか都合がつかなくて行っていないんですよね。
オフ会というとゴリゴリにカスタムされている方が多いと思うから、僕のプチカスタムレベルのレヴォーグでは場違いかなという気もして……。
――お気に入りのレヴォーグですが、間もなく買い替えると伺いました。乗り替えるキッカケは何でしょうか?
一番は車高ですね。先ほども話したようにスノボで豪雪地帯を走る時にエアロのことを気にするのはどうしてもストレスになってしまうので、もう少し車高の高いクルマにしたいなって。
あと、レンタカー屋さんでバイトしている頃に様々な車種に乗っていたこともあって、色々なクルマの特徴が分かっている部分もあるんですね。なので、憧れのクルマではあったけれど、今の僕のカーライフにはレヴォーグはベストではないなって感じました。
――たかぁきさんがレベルアップした感じだったんですね。ちなみに次はどんなクルマに?
レガシィ アウトバックです。車高も高いのと、シートを涼しくできる仕様(シートベンチレーションシステム)になっているところが気に入りました。あと加速した時の乗り味にワクワクしたというのが決め手でした。
ただ、レヴォーグが好きだったというのは忘れたくなくてボディカラーは青にしました。そこはレヴォーグから継承した感じですね(笑)。
――では、レヴォーグはたかぁきさんにとって、どういう存在でしたか?
相棒ですね。僕は今、奈良にお家を建てて住んでいるんですが、駐車場に泊まっているクルマは必ず見に行きますし、今も帰宅したらガレージに直行するくらい好きです(笑)。毎週のように洗車していて、大切にしていました。
だから正直、手放すのはかなり惜しいんです。アウトバックを買うとは決めましたし、納車までの期間は残りわずかですが、残された時間を楽しみたいなと思っています。
――ちなみに、レヴォーグとは最後に何をします?
最後を考えるのは嫌なんですけど、まだまだスノボには行くつもりだし……今まで住んでいたところとか、このクルマと過ごした街を巡りたいなと思います。
【Instagram】
たかぁきさん
(文:福嶌弘)
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