トヨタ ハイエースは大切な仲間と家族の時間を濃くしてくれた最高の愛車
若いころからクルマ好きで、愛車にはこだわりのカスタムをたくさんしてきたというcarzukiさん。これまでの愛車にも愛着を持って乗られていましたが、元上司が乗るトヨタ ハイエースに魅了されて乗り替えを決意しました。
今ではカスタムの自由度が高いハイエースで、カスタムはもちろん外遊びも楽しむように。同時に「趣味嗜好を共有できる仲間や、家族との時間がたくさんできた」と語ってくれました。
そんな、carzukiさん×ハイエースのお話です。
――carzukiさんは、現在ハイエースに乗られていますが、これまではどんなクルマに?
20歳のころにトヨタのbBに乗ったのが最初ですね。それからヴェルファイアに乗り替えて今とは全く系統の違うカスタムを楽しんでいたのですが、結婚と子供が生まれた事をきっかけに使いやすいシエンタへと乗り替えました。
しばらくしてRAV4に一目惚れをして乗り替えましたが、その後は今のハイエースですね。
――その時々でジャンルの違うクルマに乗ってきたんですね
そうですね。偏りなくいろいろ乗ってきた感じだと思いますね。もともと父親がクルマ好きだったので影響されて自然と僕もクルマが好きになっていきました。
――それで2年前にハイエースに買い替えたということですが、買い替えた経緯は?
最初はハイエースには興味を持っていなかったんですよね。ただ、元上司がカッコいいグラファイトメタリックカラーのハイエース50周年限定モデルに乗っていて、車中泊仕様にカスタムしていたんです。以前から「荷物もたくさん載るよ」とか「どこに行くのにも便利だよ」とすごく絶賛していたんですよ。
またまたーと思っていましたが、いざ実車を見せてもらった瞬間に「ええやないの!!」と惚れてしまいまして(笑)。そこから「まだ子供も小さいし、家族で車中泊とかしながら遊ぶのも楽しいかな」と考え出したんです。
それで妻に相談したら賛成してくれたので前向きに検討していたんですが……気付けば契約書にサインしていました(笑)。ほんと上手く元上司に洗脳されました(笑)。
――たまたま身近にイケてるハイエースに乗っていた方がいて影響を受けたんですね。ハイエースって自由度が高いクルマだったから、carzukiさんもカスタム熱が上がったのでは?
上がりましたね。なので、納車待ちの4ヵ月くらいの間にハイエースの雑誌をいろいろ見てはパーツのことを調べたんですが、パーツのバリエーションが多彩で誰とも被らないカスタムができそうなところも心がくすぐられましたね。
実はデザイナーの仕事をしていることもあって、乗るならよりこだわってカッコいいクルマに乗りたいし、誰とも被りたくないという思いがありました。仕事柄、創作意欲が強く働いたのかもしれないです。
――ハイエースを好む方だと、アウトドアで遊ぶ趣味がある方が多いと思いますが、carzukiさんもよく遊ばれていたんですか?
僕はハイエースに乗る前はほとんどアウトドア派ではなかったんですよ。ですがハイエースを手にしてからアウトドアに興味を持ちはじめて遊ぶようになりましたね。
今ではキャンプやバーベキューができる広場など、家族とお出かけする選択肢もたくさん増えました。なのでアウトドアで遊ぶのが好きになったきっかけはハイエースです。
――RAV4と比べるとだいぶクルマが大きくなりましたが、買い替えた時はお子さんたちや奥様の反応はいかがでしたか?
子供たちからは好評でしたね。後ろでわちゃわちゃ騒げるというシンプルな理由ですけど(笑)、楽しんくれているし気に入ってくれているという気がします。
妻は基本的に僕に一任してくれたのですが、最初はボディサイズを見て「運転できるかな?」と不安そうでしたが今ではすっかり慣れて運転しています。
――ハイエースに乗り出しての第一印象は覚えていますか?
印象は見かけによらず意外に幅もなく、「見晴らしも良くて運転しやすいクルマだ」と感じました。ただ、後ろが長いクルマだから内輪差が気になりましたけど、乗っていくうちに慣れましたね。
乗り心地は最近のクルマと比べると、ディーゼルの四駆で音もしますし、地面のガタガタを感じることも多くて決して良いとは言いづらいですが、逆に力強く走ってくれるので「クルマを乗りこなしてる!」感じがして僕は好きです。
――そんなハイエースへのこだわりのカスタムのコンセプトは?
白と黒でパンダ仕様というか、ワイルドでメリハリのあるデザインにしたいとは思っていました。一方で内装はリラックスできるような空間に仕上げてほしいとオーダーしました。
――アウトドアが好きになったというお話ですが、お出かけの頻度も増えましたか?
かなり増えましたね! 車中泊ができる仕様なので「最悪泊ればいいや」ということで遠出することも増えています。この前も自宅のある大阪から名古屋まで息子と2人で出かけて車中泊して楽しんできました。
――息子さんからしたら楽しい夜だったんでしょうね
めちゃくちゃテンション高かったですね。セカンドシートからベッドキットまで独り占めしてゲームしたり、お菓子食べたりという感じでくつろいで。自分の部屋みたいにして楽しんでいましたよ。
――家族でアウトドアというとキャンプだと思いますが、ハイエースに乗る前にもキャンプには行っていたんですか?
RAV4でもキャンプはしたことはありましたが、ハイエースでのキャンプはRAV4とは比べ物にならないくらい便利で。持っていきたいギアは何でも積み込めるから取捨選択しなくていいという快適さがあります。
先日息子の自転車を購入したんですが、その時もハイエースに積んで持って帰ってきたら息子は大喜びでびっくりしていましたよ!
――このキャンプをキッカケにアウトドアで遊ぶことが増えたんですね
増えましたね。キャンプに行くのはもちろんですが、SNSで繋がった方たちともたくさん交流が増えたことで「好き」を共有し合えるコミュニティができて、オフ会や撮影などで集まるようになりました。
――ハイエース仲間がたくさんできたんですね
そうですね。先日もハイエースや箱車のカスタムイベントに参加したのですが、そのイベントの前夜祭でも主催の一員としてみんなで楽しませてもらいました。こうして輪が広がっていくことが何よりうれしいですね。
――もともとクルマのイベントにはよく参加されていたんですか?
ミーティングなどに行ったことはありましたが、自分のクルマで参加することはなくてただ見に行くだけというのばかりでした。自分のクルマでイベントに参加したのはハイエースになってからですね。
――今までは見ていたイベントに自ら参加してみていかがでしたか?
最初は「恥ずかしい」と思いましたよ。周りのハイエースを見ると、僕のよりもカスタムされた猛者ばかりだったので、こんな感じのカスタムで参加していいのかなという感じには思っていました。
ですが、そこからそんな猛者たちに刺激されてカスタム欲が止まらず………、沼です(笑)。
――まだ2年でそれだけ変わるってすごいですね。では、このハイエースとの印象深い思い出は?
どこに行った、何をしたというのもありますが、それ以上にハイエースに乗らなければ出会わなかった人たちとの輪が広がることで、この歳からたくさんの友人や仲間ができたこと、家族と楽しく過ごす時間が明らかに増えたことのどれもがいい思い出です。
これからももっといい思い出を増やしていきたいです。このクルマにしてよかったと心から思いますね。
――大人になってから友人を作るって大変ですけど、ハイエースを介して友人ができ、家族の絆も深まったんですね。ちなみに息子さんは、ハイエースをキッカケにクルマに興味を持ち出したのでは?
そうですね。息子は今8歳になるんですが、僕のハイエースを見て驚いてくれたりする友達家族の反応を見て、息子が僕以上に誇らしげにクルマのカスタムポイントを説明していますね(笑)。
あとは街中でハイエースを見かけると、「ハイエースがおった!」とうれしそうに僕に言ってくるようになりました(笑)。
――いい英才教育が進んでいますね(笑)。では、carzukiさんのハイエースで特に気に入っているところは?
しいていうとバンパーですかね。ザラザラした質感になるラプター塗装をしたんですが、僕がこの塗装をしたころはあまりいなかったので個性的でいいかなって。
他にもDIYしたところや自作のステッカーもあって、細かいところはたくさんあって……、語りきれません!(笑)。
――まだまだカスタムも続いていくと思いますが、今後このクルマでの予定は?
カスタムに関しては大胆さが欲しいなと思っていて、デカールをワンオフで作ってボディ両サイドに貼ろうかなと計画していますが、まだデザインが固まっていなくて。もっと個性を出したいので、今後はそこがテーマになるかなと思います。
行ってみたいところで言うと、今度は関東エリアまで行ってみたいなと思っています。1週間くらいひとりでのんびりと回ってみたいともくろんでいます(笑)。
――では、そんなハイエースってcarzukiさんにとってどんな存在ですか?
「5人目の家族」ですかね。出かけるのもそうですし、いろいろな仲間に出会えたキッカケでもありますし、このクルマがなかったら経験できなかったこともたくさんあると思います。だからこのクルマがないというのが考えられません。あとは、このクルマのおかげで僕も社交的になったかなという気がしますよ(笑)。
今までいろいろなクルマには乗ってきましたが、愛着という点では断トツですし、思い入れは1番強いですね。
【Instagram】
Carzukiさん
(文:福嶌弘)
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