ダイハツ・タフト×北海道の大自然=楽しい毎日に!北の大地で共に暮らすオンリーワンの相棒



お仕事の都合で転勤が多いという高坂弾正さんが2024年の春から住むことになったのが北海道。自身にとって初の雪国での生活、しかも単身赴任で奥様とは離れ離れ……となる中、あくまで生活のツールとして購入したのはダイハツタフト

雪道にも負けないタフトのパワフルな走りに興味を持った高坂さんは、気持ちを切り替えて北海道の良さを見つけるドライブに行くように。すると、次第に毎日が楽しくなってきたといいます。

そんな、高坂弾正さん×タフトのお話です。

―― 現在はタフトに乗られていて、北海道にお住まいということですが……タフトの前はどんな車に乗っていましたか?

最初に乗っていたのはトヨタ・ハイエースでした。その後にヴェルファイアに乗っていたのですが、その時に転勤になってしまって。

―― それでヴェルファイアを売却して、タフトに?

いえ単身赴任だったので、ヴェルファイアは岐阜の家で妻が乗るために所有したままにしました。転勤先が北海道でも旭川という豪雪地帯で、クルマは四駆でないと動けなくなってしまうような場所だったので、何か四駆のクルマを買わないとなということになりまして。

実は最初、せっかく四駆を買うなら「ランクル欲しいな」と妻に相談したのですが、「絶対ダメ!」とNGが出てしまって(笑)。それで小回りが利きそうなタフトを買うことになりました。

―― 四駆であることがマストということでしたが、タフト以外の選択肢はありましたか?

知人からはホンダのN-BOXを薦められました。もともとが寒冷地を考慮した仕様になっているので便利という話だったのですが、車高が低いのが気になってしまって。それとスズキ・ハスラーも候補として考えていました。

―― 四駆のタフトを探すのはかなり大変だったのではないでしょうか?

関東エリアのお店ではなかなか見つからなくて大変でした。ハスラーの四駆はよくあったのですが、私としてはタフトの方が好みだったのでなるべくタフトにしたいという思いがあって。

それでようやく見つけたのが福島県のお店で、実車を見に行きました。もともと私はクルマの整備士をしていたので、その経験を活かして購入の時は入念にクルマをチェックして、問題ないということでゴーサインを出せました。
あと数週間で北海道へ行くという、まさにギリギリのタイミングでの購入でした。

―― そうして北海道での生活がスタートしたのですね。現地でタフトに乗ってみての印象は?

小回りが利くのがいいなと思ったのと、思いのほか燃費がよかったですね。北海道だからということもあるかもしれないですが、リッターで18キロくらい走ってくれるので助かっています。乗り心地も面白くて楽しんでいます。

―― 正直、必要に迫られてのクルマの購入だったので、乗り味を楽しむ余裕はなかったと思うんですが、意外と楽しめちゃったという感じですか?

そうですね。だからか、最近はカスタムも始めたんです。以前はクルマをカスタムすることはなかったのですが、今ではバチバチにカスタムしだして(笑)。もう、愛着がかなり湧きました。

―― カスタムも始められたんですね!それとSNSを見ると北海道の豊かな自然と愛車という写真もすごくキレイで……

ありがとうございます。写真に関しては事情があって。
実は私、この転勤が決まった時はあまり気持ちが乗らなかったんです。ただ、決まってしまったことなので、せっかくなら北海道のいいところを探そうとポジティブな気持ちでSNSをはじめて、それで写真を撮りに出かけるようになりました。

そうしているうちに、北海道もタフトもどんどん好きになって。気が付けば1年間で2万キロくらい走っちゃうようになっていましたね(笑)。

―― あちこち行かれた中で気に入った場所はありますか?

十勝岳望岳台というところがあるのですが、そこが最高に気持ちいいですね。見晴らしがいいのはもちろんですが、クルマと雪山が一緒に撮れるというロケーションも抜群で。とてもカッコよく撮れるので気に入っています。

―― 北海道に来てからいろいろ変わったんですね。ではクルマをカスタムしていく際にコンセプトはどんなことを考えましたか?

「タフト」という名前通り、タフでワイルドなクルマにしたいという思いはありました。マットな感じにしようとか、オフロードで走ってもハマるクルマになるようにしていきました。もちろん本気でやるならジムニーなどが適しているんでしょうけど、タフトでどこまでできるかを楽しんでいるという感じです。

―― 周りからの反応はどうでしたか?

「タフト、カッコイイですよね!」と、周りからは好印象を持たれているみたいですね。あと、僕が北海道に来たころと比べると、最近はタフトのオーナーさんが増えてきた印象もあります。

―― 転勤前は……ということでしたが、今はすごく楽しんでいらっしゃるのでは?

楽しいですよ!人もとてもやさしい方が多いし、自然も溢れているし。
そして僕は趣味でキャンプやスノボをするので、そういった面でも北海道は適していました。そんな土地でタフトと暮らすことで、最初は「イヤだな」と思っていた北海道生活が楽しいものになりました。

だから最近は仕事終わりに、ふらっとドライブに行くことが増えました。自然が素晴らしいので、ついついキレイな星空を見に行きたくなって。あとはキャンプなんかも平日だと空いていて、とてもリラックスできるので気に入っています。

―― なんだか北海道に行きたくなるお話ですね(笑)。そんな北海道に住んで1年が経ちますが、タフトと過ごした一番の思い出は?

一番の思い出というと……先日、幌加内にあるスキー場に行った際、万全の備えをして山道を通ったんですが、あまり除雪されていなかったためにスノーアタックみたいな感じになってしまって。それが怖かったけれど強烈に印象に残っていますね。

山道なので携帯の電波も通らないところで、万が一のことがあったら誰にも助けを頼めないというところだったのですが、タフトを信じて走って越えられた時はアドレナリンがドバドバ出る感じがしました。
それで目的地に着いた時はタイヤハウスの中まで雪だらけで、後ろの窓も凍るくらいの状態でしたが、悪路をタフトと走って到着した時は本当にうれしかったです。

―― それは忘れられないですよね。そんなタフトの特に自慢したいポイントは?

全体のバランスですね。ミニタリーっぽさがあるのも魅力だし、ハードな雰囲気にタイヤとホイールの感じもハマっていて、バランスとしてはだいぶ仕上がっているかなって。

―― このクルマで今後やりたいことなどはありますか?

今したいのはタフトと流氷の写真を撮ることですね。合わせて撮れるとかなり楽しいかなって。野付半島というこの世の終わりみたいなところも行ってみたいです。

―― では、最後にこのタフトはどんな存在ですか?

私の愛車のことをフォロワーさんは「タフトくん」って呼んでくれるんです。それに合わせるわけではないですが、僕にとっての相棒であり、仲のいい兄弟であり。という感じです。

僕の横には常にこのタフトがいるというのが当たり前の光景だから、いないと落ち着かないですね。それくらいに気に入っています。

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高坂弾正さん

(文:福嶌弘 写真:高坂弾正さん提供)

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