トヨタ C-HRと共に見守る息子の成長。親子の絆が深まった5年間

  • トヨタ・C-HRとオーナーさん

野球少年のママであるkira0417さんは息子さんの野球の練習・試合に毎回帯同。送り迎えや遠征先への移動でクルマは欠かせないモノでしたが、コロナ禍も重なりより大きなクルマをという時に見つけたのが「カッコイイと感じた」というトヨタ C-HR

初めての中古車ということで心配なところはたくさんあったと言いますが、真っ白なボディのC-HRはkira0417さんと息子さんとの絆をより強固なものにしてくれました。

そんな、kira0417さん×C-HRのお話です。

――現在はC-HRに乗られているということですが、これまではどんなクルマに?

最初はトヨタのbB、その後「普通車は一家に2台もいらないのでは?」ということで私用のクルマをダイハツ ムーヴラテに買い替えて、それに12~13年くらい乗っていました。

――C-HRに買い替えようと思ったキッカケは?

子供の成長とコロナ禍ですね。息子が野球チームに所属していて試合などで遠征することもしょっちゅうだったんですが、その頃にコロナが流行って子供は相乗りするのではなく、家族で個別に送るというルールに変わったんです。

それで息子を送ることが増えたのですが、なにせ古い軽自動車だったので長距離の遠征先になると大変で。他の親御さんのクルマに遅れてしまうなんてこともしばしばあったので、そろそろ買い替えなきゃなと思っていたころにC-HRがデビューしたんです。

CMでC-HRを見た時にカッコイイなと思ったので、買い替えるならこのクルマにしようと候補に入れるようになりました。

  • トヨタ・C-HRと銀杏

――もともとkiraさんご自身、クルマはお好きだったんですか?

クルマは特別好きというわけではなかったんですが、私の仕事がデザイン系ということもあってクルマのフォルムの好き嫌いはちょっとあったんです。なので、シャープな形のクルマが好みだったので、C-HRが私の好みにハマりました。

――中古車での購入ということですが、特にこだわったところはありますか?

C-HRの前期型で、ボディカラーが黒のモードネロという特別仕様車がいいなとは思っていたのですが、私の住んでいる愛媛県や四国エリアにはこれといったクルマがなくて。

そもそも中古車を買うのもこれが初めてだったのですが、どのクルマもちょっとOKサインを出すのが厳しいレベルのクルマばかりで。

それで神奈川に住んでいる知り合いにこの話をしたら、神奈川エリアのクルマ屋さんで私の希望しているC-HRを見つけてくれたんです。気になる候補のクルマが3台あったので、それぞれ見てきてもらいました。

その中から選んだのが今のクルマだったんです。ボディカラーは白でしたが、内装が圧倒的にきれいで、「まるで新車みたい」という知り合いの言葉を信じて購入することにしました。

  • トヨタ・C-HRと紅葉

――納車の時に初めて実車を見て、どんな感想を抱きましたか?

メチャクチャキレイで驚きました。新車のニオイもするくらいで「こんなに中古車ってキレイなの?」って感じましたし、私の中での中古車へのイメージが変わりましたね。

――C-HRに乗り換えて周りの反響はいかがでしたか?

職場などではこのクルマに乗っている人も少なくて驚かれましたが、息子が喜んでくれたのが印象的です。

前の軽自動車はナビもないクルマでしたし、遠征の時はチームメイトの親御さんが持っている大きなクルマに相乗りすることが多かったので、自分の家のクルマが大きくなったってことは喜んでくれました。

――息子さんからしても誇らしかったのかもしれませんね。kiraさんとしては久々の普通車ですが、乗ってみての第一印象は覚えていますか?

自分のクルマとしてはだいぶ久々でサイズは大きくなりましたが、乗りやすかったし、何より長距離を走った時の疲れ具合が全然違うなって思いました。

以前は遠征で土日出かけるとなるとかなり疲れてしまっていたのですが、そうした疲労度がだいぶ変わりました。練習しているときはクルマで待っていることもあるのですが、あのクルマになると横になって寝る時も楽でしたね。

C-HRにはシートヒーターも付いていたので、冬場の練習を待っているときはまるで天国みたいな感覚でしたね(笑)。

――いいことづくめですね! C-HRに乗り始めて何か変わったことはありますか?

  • トヨタ・C-HRと桜

買ってすぐのころは子供の野球遠征に付き合うことがほとんどだったので、走行距離はかなりのものでしたね。愛媛県内、四国はもちろんですが広島や岡山への遠征にもしょっちゅう出かけていたし、その都度、写真映えしそうなスポットがあったら走りながらチェックはしていました。

あとは、息子との会話が以前は野球の話がほとんどだったんですが、このクルマに換わったころからはクルマでの移動先での話や何気ない日常的な話など、会話のジャンルが広がった印象があります。

――けっこうカスタムされていますが、もともとカスタムはしたかったのでしょうか?

購入当時からある程度モデリスタ仕様になっていたので、私はあまり手を入れていません。私がカスタムしたのは、ステッカーを貼ったのとロゴをなくしたのと、ブレーキキャリパーをレモン色に換えたくらいですね。

――以前のクルマでもカスタムはしていたのですか?

C-HRほどしていなかったですが、毎回何かしら自分の個性を出すようなことはやりたいなと思っていました。毎回「シンプル」をテーマにしていますが、今回はマークレスな形にしてみました。

  • ドアやボンネットを開けたトヨタ・C-HR

――SNSを拝見するとどれも素敵なC-HRの写真ばかりですね。コラボ撮影などもされているようですが?
私の投稿は仕事帰りに撮影することが多いです。私のお気に入りの場所があって、そこは仕事帰りにフラっと立ち寄ったり、自分を見つめ直す時に訪れるホームグラウンドみたいなところなんです。

他の方との撮影は、地元のC-HRのオーナーさんたちの集まりにちょっと参加させてもらうことがありますね。あとは、お気に入り場所でフォロワーさんが私を見つけてくれて「コラボ撮影しませんか?」と声をかけてもらえるので、その場の勢いで撮影することはあります。

  • トヨタ・C-HRのオフ会
  • トヨタ・C-HRの合わせ撮影

――みなさん、ノリが良くていいですね(笑)。では、このクルマでの1番の思い出は?

息子との野球遠征で広島へ行った時ですね。チームにとっては大きな大会に出場する試合だったのですが、スケジュール的に息子は修学旅行から帰ってきてすぐに行かないと間に合わないという強行軍でした。それでも出場したいという息子の想いを汲んで、広島への遠征に参加しました。

体力的にも大変でしたが、その甲斐あって息子やチームも満足いく結果が残せたというのは今でも印象深いし、一番の思い出だって言えると思います。

――息子さんにとっても大切な思い出になっていそうですね。そんなC-HRの気に入っているポイントはどこでしょうか?

どこか一か所がというわけではなくてクルマ全体ですかね。それもあって、今まで以上に洗車する頻度が増えたかなと思います。乗りたかったクルマだから当然気に入っているし、何よりこれだけ頑張ってくれているクルマですし、汚れているのがイヤなので毎回手洗いしています。

洗車していると無心でできるというのもあって、いい気晴らしになるんですよ。私の場合はデスクワークの仕事なので、身体を動かすのはいいリラックスになっていると思います。

  • トヨタ・C-HRに乗り込もうとするオーナーさん

――春先はクルマが何かと汚れがちだから大変ですよね。今後このクルマでやりたいことや行きたいところはありますか?

来年には息子ももう19歳になって独り立ちするので、今度は私の母と一緒に出掛けることを増やしていきたいなって思っています。

――息子さんは来年で19歳になるということですが、免許を取得した後は「C-HRに乗りたい!」とは言われませんか?

乗りたいという想いはあるみたいですが、私がこのクルマを大切にしているのを知っているので、免許取り立てでは乗りたくないみたいですね。彼としては「私の母(おばあちゃん)の軽自動車で練習したい」と考えているみたいです(笑)。

  • トヨタ・C-HRと港の夕焼け

――素敵な息子さんですね。では、kiraさんにとってC-HRとはどんな存在ですか?

自分にとってはかけがえのない存在ですね。C-HRのおかげでいろいろなことができたし、このクルマでないと得られない楽しさもたくさんあったので本当に感謝しかないですね。

【Instagram】
kira0417さん

(文:福嶌弘)