父から受け継いだトヨタ C-HRは、二足のわらじを履く僕に100%マッチしたクルマ
今回お話を伺ったのは、プロレーサーのカメラマン兼マネージャーも担当しているというフリーカメラマンのゆうちゃんさん39歳。
20歳で上京し、30歳でカメラマンに転職。ちょうど軌道に乗ってきた数年後に、発売当初から気になっていた初期型のC-HRをお父様から譲り受けたのだとか。
今では仕事でも休日でも必要不可欠な存在になったそうですが、一体どれほど活躍しているのか、お話を伺いました。
今回は、C-HR×ゆうちゃんさんのお話です。
――C-HRは何台目の愛車になるんですか?
2台目になります。上京前、当時はミニバンが流行っていたので、初めての愛車はホンダのステップワゴンでした。上京後はしばらくバイクのみで、クルマを持っていなかったんですよ。C-HRは4年くらい前に愛車に迎えたんです。
――C-HRが久しぶりの愛車となるきっかけは?
元々は父のクルマだったんですよね。
ある時、久しぶりに九州にある実家へ帰ると、父がC-HRを購入していたんですよ。父とはクルマの好みが昔からとても似ていて、発売当初から私も気になっていたクルマだったので、その時はただ羨ましく思っていました。
その後、私の兄弟も関東に出てきていたのもあり、両親は九州で老後を過ごすのか、子供たちが居る関東に引っ越そうか、考えていたみたいです。
結局、両親が引っ越してきたんですが、そのタイミングで父が「こっちは都会だし、年齢的にもC-HRを売ろうかな」って言い出したんですよ。だったら買わせてくれないかって伝えて、それで譲り受けたんです。
――発売当初から気になっていたみたいですが、何かグッとくるポイントがあったのでしょうか?
当時はあまり見ないような、全体的に流れるような近未来的なデザインだったのと、鋭い目つきのヘッドライトが好みでしたね。ホンダ・S2000みたいに尖った目が昔から好きで、すごくカッコ良いなって思いました。
このC-HRは前期型なのですが、フロントが流れるウインカーになっていて、それもカッコよくて気に入っています。
――クルマを買おうと思った理由は、お父様がクルマを手放すと言い出したからなんでしょうか?
実はそれだけじゃないんです。当時、ずっとサラリーマンをやっていて30歳からフリーランスでカメラマンをやるようになったんですが、仕事柄、機材を運んだりすることが多かったんですよね。電車だと大変だなって思い始めていたし、そろそろクルマを買おうかなっていうタイミングと両親の引っ越しが重なったんです。
プリウスと同じパワートレーンで燃費の良さも気に入ったので、それも決め手になりました。
――マイカーに求めていた条件は仕事で活躍できるクルマということも重要だったわけですね?
そうですね。積載量と燃費をかなり重視してました。当時からかなり活躍してくれているんですよ!
――C-HRに初めて乗った時のフィーリングはどうでしたか?
意外と加速が良いなって思いました。スポーツモードも付いていますし、ハイブリッドなので当然静かです。あと、シートがバケットシート風に作られているので、長時間運転していても疲れないのがめちゃくちゃ良かったですね。
、実はCH-Rって走行性能を特に意識して作られたことを後から知ったんですが、SUVというよりも、スポーツSUVといいますか、加速とか伸びもすごく感じて、乗っていて楽しいクルマだなって最初から思いましたね。
――走りも楽しめて“仕事でも活躍できるクルマ”としてゆうちゃんさんにピッタリだったわけですね
C-HRが無かったら、ここまでやれてなかったんじゃないかってくらい活躍してくれていますね。私はフリーランスのカメラマンだけじゃなくて、レーサーのカメラマン兼マネージャーという仕事もしていて、富士スピードウェイで集合だったり、クルマありきの移動が多いんですよ。
長距離を運転しても疲れないですし、車中泊もしたことがあるんですが、後部座席が全て倒れるので、狭いながらなんだかんだ車中泊も出来ちゃった時は驚きました(笑)。コロナ禍からキャンプにハマったのもあって、キャンプ道具も難なく積めるのも気に入っています。
燃費が良くて助かっているし、本当にC-HRがあって良かったなって思う機会が、休日を過ごす中でも多いですね。
――そもそも、ゆうちゃんさんがフリーカメラマンになったきっかけは何だったんでしょうか?
元々、芸能活動をしていて上京したんですが、現実はそんなに甘くなく、気付いたらサラリーマンをやっていた自分がいたんです。
30歳くらいまではIT企業で営業の仕事をしていたんですが、あまりにも大きな会社すぎて、最初は夢を抱いていたはずなのに、気がついたらたくさんいる中の兵隊の1人に感じてしまい、自分の存在意義に疑問を感じていたんですよね。
ちょうどその頃、写真を撮ることを趣味で始めていたんですが、知人から「撮ってくれない?」って頼まれて、最初は趣味の範囲内で無料で受けたりしていたんですが、そのうち「良い写真撮るね」ってお小遣いを貰えるようになったんです。
当時、仕事では部署異動があったこともあって、ちょうど転職を考えていた時期と重なり「1回、このカメラを仕事にしてどこまでやれるかやってみよう!」と思い、「ダメだったら営業畑に戻ればいいや!」と飛び出したんです。
それから10年目になりますが、今では存在意義を感じながら、なんとか食べていけています。それもこれも、周りの方のおかげでもあるので、日々感謝しています。
――プロレーサーのマネージャーというお仕事もカメラ繋がりだったんでしょうか?
そうなんです。マネージャーの仕事もやり始めたのは去年の話なんですよ。たまたま知り合いを通じて、レーサーさんの宣材写真を撮って欲しいっていうお話をいただけたのがきっかけです。
その後からは定期的にスポットでお仕事をいただいていたんですが、ある時、身の周りの事も含めた専属カメラマンをやってくれないかってお話をいただけて、それでカメラマン兼マネージャーになったんです。
――そういった経緯だったんですね!仕事ではクルマが欠かせないわけですが、休日もC-HRでドライブしたりしますか?
仕事も含めてほぼ毎日乗っているんですが、元々運転が大好きで、運転することがストレス解消になるんですよね(笑)。何もない時でもクルマで夜景を見に走りに行ったりしていますよ。
出張で自分のクルマに乗れていない時なんかは、寂しさすら感じます(笑)。
――今のゆうちゃんさんにとってC-HRってどういう存在になっていますか?
父から譲り受けているし、無くてはならないという意味で、家族みたいな存在でしょうかね。
仕事の幅を広げてくれた存在でもありますし、私生活にもすごく合っているなって思います。父とクルマの趣味が似ているとお話ししましたけど、100%僕にもマッチしていたクルマだったんだなとしみじみ思います。
「IT企業で働いていた時は少なかった“ありがとう”という感謝の言葉に触れることができる今の仕事の方が、私は生きがいを感じられるし、仕事を含めた今のカーライフが好き」と話してくれたゆうちゃんさん。
かつて現実の厳しさに直面した彼が、“そこ”に辿り着くためには、父から受け継いだC-HRは不可欠で、今後も“目的地“へ向かって、一緒に走り続けていくのかもしれません。
「トヨタの世界戦略SUV」
そのキャッチコピーが表すように世界100ヵ国以上で販売され、独特なスタイリングと高い走行性能を持つC-HRは、『カメラマンとマネージャー』という二足のわらじを履きながら日本全国飛び回る彼のように、こだわりのカーライフを支える頼もしいクルマだと改めて感じた筆者でした。
【Instagram】
カメラマンゆうちゃんさん
(文:秦 悠陽 写真:ゆうちゃんさん提供)
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