スバル レヴォーグでつながる縁。家族と仲間、大切な人たちを結んでくれる最高のバディ
子供のころからご両親の乗るクルマたちに囲まれて育ったYUIさんは必然的にスバリストに。初めて乗ったのもステラだったというのはもはや運命だったのかもしれません。
そんな彼女が自分で選んだ初の愛車はスバル レヴォーグ。「父と同じWRブルー&ナンバー」にこだわるなどご両親への思いが強かった彼女ですが、レヴォーグで行動範囲が広がりさまざまな素敵な出会いもありました。
そんな、YUIさん×レヴォーグのお話です。
――YUIさんはレヴォーグSTI Sport EXに乗っているということですが、これまではどんなクルマに?
その前は祖父が乗っていたステラを譲り受けて、それに4年くらい乗っていました。ダイハツのOEMを受ける前のスバルで造っていたころのモデルです。
――スバル車を選んだのは何か理由があるのですか?
私の育った環境が影響しているかもしれないです。私が小さいころに父は鷹目のインプレッサWRX STI(GDB)に乗っていて、今もBRZに乗っています。母もレガシィツーリングワゴンの最終型に乗っていて、私の中では「クルマ=スバル」というイメージで、他のメーカーのクルマに乗ることが想像できなかったんですよね。
ただ、祖父から譲ってもらったステラはホントに偶然だったんですけどね(笑)。
――ご自身で買う初めてのクルマでなぜレヴォーグを?
自分で買うならもちろんスバル車だとは思っていましたが、母のレガシィツーリングワゴンに乗せてもらった時に「良いな」って思ったんです。
スバルはもともと安全性を評価されているメーカーですし、安定感があるのと「運転が楽しそう」と感じたので、私もこういうクルマに乗りたいなと思いました。
正直、私としてはクーペスタイルなクルマがデザイン的にも好みだったのですが、今後結婚して家族ができた時にクーペよりもツーリングワゴンタイプのクルマの方が便利かなとも考えました。
現行型のレヴォーグはデザインがよりスポーティになったことで私好みになったのと、ワゴンで積載量も多いし、安全性能もお墨付きということで選びました。
――購入当時にこだわったポイントはありましたか?
ボディカラーは絶対WRブルーって決めていましたけど、それ以外は何も決めていませんでした。当時はあまりカスタムすることを意識していなくて、純正のノーマル仕様のレヴォーグを楽しみたいなという考えがあったのだと思います。
――そうして初のマイカーがレヴォーグとなりましたが、ご家族の反応はいかがでしたか?
レヴォーグってレガシィの後継として出たモデルなので、母からは好印象でしたが、父は「意外なチョイス」だったみたいです。というのも見積もりはレヴォーグと6代目のインプレッサで出してもらっていて、父やディーラーのスタッフさんは私がインプの方を選ぶと思っていたみたいです。
――インプレッサと迷ってレヴォーグにした決め手とは?
ボディカラーの設定とフィーリングです。インプレッサにはWRブルーの設定がなかったので、レヴォーグにしようと。そもそも試乗もレヴォーグにしか乗らなかったし、なんとなくレヴォーグで決めていたところがあったのかもしれません。
ただ、父の友人からは「レヴォーグの後のクルマ選びは大変かもしれないよ」と心配されちゃいました(笑)。初めてのクルマとしては最高のクルマという意味で(笑)。
――いきなり理想の恋人に出会っちゃったんですね(笑)。友人たちのリアクションはいかがでしたか?
友達はみんな「カッコイイ」と褒めてくれましたし、職場のクルマ好きの後輩の女の子からも「若い女の子でこのクルマはカッコよく見えるよね!」とかなり好評でした。
――そんなレヴォーグですが、初めて乗った時の印象は覚えていますか?
ステラとは「走りの性能も乗り心地も全然違う」とは思いました。というのも、それまで乗っていたのが13~14年前のクルマだったから何もかも違って、すごく乗りやすくて、ずっと乗っていられるクルマだなと思いました。
あと、サイズが全然違うから、最初のころはバックで駐車するのが不安に思うこともあったし、ちょっと狭い道になると怖いなと思いましたね。駐車するときも周りにぶつけたらまずいので、なるべく端っこの方を選んで停めるようにしていました(笑)。
――レヴォーグでの運転が慣れてきたら、お出かけの頻度は増えましたか?
行動範囲が広がりましたね。ステラのころは私が住んでいる栃木県内から出たことがなくて、遠出しても日光くらいだったのですが、今では県外に行くこともしばしばで。このクルマになってから初めて高速道路デビューしたくらいですよ!
――初めての高速道路ってちょっとドキドキしますよね。よく行くようになったところはありますか?
最初は友人を迎えに行くのに福島県の会津若松に行ったのですが、ドキドキするというよりも楽しく走れたかなと思います。きっとステラだったら横風とかを感じただろうから不安になったかもしれないですが、レヴォーグは安定して走ってくれるので何の心配もなく走れたし、会津若松まで行った後は足を延ばしてお城の観光もしちゃいました(笑)。
最近では運転にも慣れてきて、目的地もなくドライブをするようにもなったし日光のいろは坂や峠に行って、各地にある「峠ステッカー」を集めるようになりました。
――SNSはレヴォーグ中心に投稿されていますが、他のオーナーさんたちとの交流も増えましたか?
増えましたね。ただ、大きなオフ会とかにはまだ参加したことがなくて。小規模のコラボ撮影とかで5~6人集まるくらいののものが多いですね。私自身、ちょっと人見知りなところがあって(笑)。
でも、参加予定の6月に開催されるオフ会は100台規模で集まる大きなものなので、楽しみにしています。
――SNSで知り合ったオーナーさんたちと実際に会ってみていかがでしたか?
「ホントにいろいろな方がいるなぁ」という印象ですね。クルマ好きな方たちばかりなのでお話も合うし、素敵な出会いもあってかけがえのない仲間もできたので貴重な経験ができました。
――まもなく所有して2年ということですが、最も印象深い出来事は?
この質問、来るなと思っていたんですが……1番はまだないかもです。これからもっとできる気がしているので、これ!というのはまだ言えないですね。
でも、現時点だと父や恋人とツーリングに行けるようになったことですね。特に父とのツーリングは今までだったら考えられなかったことだったので、不思議な気持ちもあります。
――お父さま、YUIさんとツーリングする時って、心なしかうれしそうではないですか?
そうかもしれないです(笑)。色も同じWRブルーだし、ナンバーも同じ「・・61」で。スバルがレースで使っているゼッケンナンバーなので、私もそれがいいなと思って同じ番号にしちゃいました(笑)。
――お話を聞いていると、YUIさんはお父さまが大好きなんだろうなという思いが伝わってきますね(笑)
そうですね(笑)。父の影響がなかったら、私もこのクルマに乗っていないし仲間とも出会えていなかったと思います。
子供のころにレガシィ ツーリングワゴンがあるのに、父のインプレッサに乗って家族全員で山形まで旅行したことがあって。それもとても楽しかったし、私の中ですごくいい思い出になっています。
――そんなレヴォーグですが、特に気に入っているところはありますか?
真横からのボディラインですね。私の恋人も「ステーションワゴンは横がカッコイイ」という風によく言うのですが、私もそう思っていて(笑)。もちろん全方位から見てカッコイイと思っていますが、私はレヴォーグの流線型のフォルムが一番の魅力だと思っています。
あとは安全性能の高さですね。後席で乗っている人たちも安心できるのは運転する私としても安心だし、将来子供ができた時に乗せても安心できるというのはうれしいですね。
――まだまだやりたいことや行ってみたいところもあると思いますが、今後このクルマでの予定はありますか?
私が主催となってオフ会をしてみたいと思っています。私自身は人見知りではあるんですが、相互フォローの方も増えてきたり、たくさんの仲間ができているのでやってみたいなと。
オフ会と言うと敷居が高そうに感じる人もいると思うのですが、私はカスタムしていなくても、クルマに詳しくなくてもOKというような敷居の低めなオフ会を出来たらいいなと考えています。
特に女性は参加するのにハードルが高く感じてしまうものだと思うので、私はそのハードルを下げて、気軽に参加できる緩めなオフ会を開きたいというのが今の目標ですね。
それともうひとつ。レヴォーグに乗るようになってますますドライブが好きになったので、レヴォーグが納車されたころから「47都道府県走破する!」という夢があるので、いつか叶えられたらいいなと思っています。
――では、YUIさんにとってレヴォーグって、どんな存在ですか?
「絶対に裏切らない、心から信頼できるバディ」ですね。どこに行くにしても一緒だし、お互い理解しあえていると思っています。
仕事で辛いことがあったときにSNSを始めたのをキッカケに、このクルマでどこかに行こうと前向きに考えられるようになりましたし、本来の明るい私に戻れたし、仲良くしてくれる仲間や恋人もできたし、そうしたキッカケをたくさんくれたクルマかなと思います。
このクルマに乗っていて、ひとつの夢もできました。それはAT限定解除をして、かつて父が乗っていた鷹目のインプレッサWRX STIとレヴォーグの2台持ち、それが私にとって究極の愛車ライフだと思っています!
【Instagram】
YUIさん
(文:福嶌弘 写真:YUIさん提供)
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