愛車との出会いが人生を変えた。スバル フォレスター＆アウトバックとの刺激的な毎日

前愛車のフォレスターに乗り始めたころから「人生が変わった」と振り返るharu☆さん。

もともとクルマに興味がなかった彼がクルマの運転の楽しさに目覚めていったのがスバルのフォレスターならば、それをさらに昇華させてくれるのがレガシィ アウトバック。今回はharu☆さんの人生に欠かせない2台との出会いにフィーチャーします。

――現在はレガシィ アウトバックに乗っていて、その前がフォレスターということですが、他にはどんなクルマに乗っていましたか？

最初はラパンSSターボでした。本当はミニクーパーが気になっていたのですが、金額的に厳しいのと壊れやすいと聞いていたので、初めてのクルマは軽自動車でいいかなと思って購入しました。

――それからフォレスターに乗り換えようと思った理由は？

実は、ラパンに乗っていた頃は運転が苦手で、街乗りくらいでいいと思っていたんです。でも、運転することに慣れてくると次第にSUVに乗ってみたいと思うようになってきたんです。

――数あるSUVの中でもフォレスターを選んだ理由は？

一言でいえばタイミングですね。SUVに乗りたいと考え始めた頃に、ラパンに不具合が起きて買い替えに迫られたんです。それでスバル車が好きな友人にオススメのSUVということでフォレスターを紹介してもらいました。

僕からしたら当時はスバル車に対してこだわりはなかったのですが、ディーラーに行って見せてもらったら、インパクトがすごくて。しかも試乗させてもらった時に「クルマの運転って、こんなに楽しいんだ！」と知ったんです。

ただ、この時は候補がまだフォレスター1本ではありませんでした。

――ライバルのクルマもいたということですか？

そうです。この時はトヨタのハリアーと迷っていました。デザイン的に高級感があるクルマなのでそこに魅力を感じたのですが、運転してみた感覚だとフォレスターほど気持ちを揺さぶられることがなくて。

そうして悩んでいた時に、当時流れていたフォレスターのCMが決め手になったんです。50代くらいのお父さんが新しい趣味としてサーフィンに出かけるというストーリーで、その時のキャッチフレーズが「新しい自分に、会いに行こう。」というものだったんです。

それが自分の中ですごく刺さって。僕も「新しい自分に会いたい」と思いフォレスターを選びました。

――実際に乗ってみたらいかがでしたか？

大げさに言えばフォレスターに人生を変えられたくらいのインパクトがありました。

特にアウトドアの趣味があったわけではないし、フォレスターに乗り始めた頃は今とは全然ライフスタイルが違って、周りからは「人が変わったのではないか？」と言われるくらいに価値観が変わりました（笑）。それで9年間乗り続けました。

――そうすると、アウトバックに買い替える時は葛藤があったのでは？

ありましたね。ただ、9年乗り走行距離が20万キロを越えて、不具合が起きるようになってきたので乗り換えを考えるようになったんです。

本当のことを言えば、もっともっと乗りたかったのですが、目標としていた20万キロに到達したことが一つの区切りかなということで、買い替えることにしました。

アウトバックを選んだのは、試乗の時にフォレスターに感じたインパクトが忘れられなくて、またあの感動を味わうならアウトバックしかないかなと思いました。

また、フォレスターになってから行くようになったクルマ旅では車中泊をするようになったので、荷室の広いクルマがマストの条件だったのでアウトバックに決めました。

――クルマ旅を始めたのはフォレスターになってからのことですか？

そうですね。もともとカメラも好きでクルマをカッコよく撮りたいと思いいろいろなところに行くようになりました。その延長線上にクルマ旅があり、クルマ旅をする中でSNSのフォロワーさんに会うことも増えて、交友関係が広がっていきました。

――本当にフォレスターにしてから遊び方が変わったのですね

はい、このクルマを買うまではアウトドアは一切しなかったですしね（笑）。あとはカスタムもこのころから始めました。オフ会などに参加すると、カスタムをされているクルマを見て刺激を受けましてね。

――カスタムする上でのコンセプトは？

フォレスターに関しては「純正+α」ということを考えていて、自分にしかわからないような、言うなれば「隠れミッキー」のようなカスタムをしたいと考えていました。

――9年間も乗っていたということはフォレスターにはかなり思い出があったのでは？

そうですね、フォレスターのいる9年間は毎日が刺激的でとにかく楽しかったので。クルマ旅で北は山形、下は北九州まで出かけたのですが、その中でも石川県の千里浜なぎさドライブウェイに行ったのは忘れられないですね。

みなさんご存じのオフ会の定番スポットですが、砂浜にみんな集まって走るというのは印象的で。僕は静岡出身で太平洋の海を見ることは多いですが、日本海側の海の景色はまた一味違って。そこで見た夕日が忘れられないですね。あと、富士山にもよく行きました。

――毎日が刺激的というほど楽しんでいたのですね。フォレスターからアウトバックに乗り換えて、どう感じましたか？

荷室が広くなったことが印象的で、フォレスターと比べるとフラットに寝られるというのが大きな違いかなと思います。走りの安定性という点でもフォレスターよりも車高が低いのでアウトバックの方が安心できるかなという気がしました。

アウトバックで先日、スバルキャンプというスバル車だったら誰でも参加できるイベントが開催された嬬恋まで往復で900キロほど走りましたが、疲れ知らずで走れました。

――ちなみにアウトバックのカスタム予定は？

フォレスターはそこまで派手にはしなかったのですが、アウトバックではアウトドア色を強めたカスタムをしたいなとは考えています。

――アウトバックとのカーライフは、フォレスターとは一味違ったものになりそうですか？

いや、そこまで大きく変わることはないと思いますが、車中泊がしやすくなったので、県外へのクルマ旅が増えるような気がします。せっかくなら、フォレスターの時よりも遠くに行ってみたいですよね。叶えられるかはともかく、フェリーに乗せて北海道とかを走ってみたいという思いはあります。

――フォレスターとアウトバックはharu☆さんにとってどんな存在ですか？

2台とも相棒ではありますが、僕の中ではニュアンスが違っていて、フォレスターは僕にクルマの楽しさを教えてくれた存在で、アウトバックはこれから僕のやりたいことを叶えてくれる存在。この2台に出会えて本当によかったと思います。

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（文：福嶌弘　写真：haru☆さん提供）