レガシィ アウトバックなら関東～九州の運転も何のその！ 知らない土地を走るのが大好きなオーナーが抱く夢

社会人３年目の「Yutoさん」は、子供の頃からクルマが大好きだったそうです。友達がポケモンやムシキングといったアニメやゲームに夢中になっている最中、自分はグランツーリスモや頭文字Dにどハマりし、お父様とゲームで対戦していたと笑いながら話してくれました。

そんなYutoさんは、18歳になってすぐにマニュアル免許を取得して、現在は2台のスバル車と楽しいカーライフを送りながら、ある夢を抱いているそうです。

今回は、Yutoさん×アウトバック×WRXのお話をお届けします。

―――初めてのクルマは、やっぱり憧れのマニュアル車ですか？

いえ。初めてのクルマは、父が乗っていたことのあるレガシィでした。中古で購入したんですけど、100万円以下でお買い得だったんです。

―――おぉ！そりゃあお手頃ですね！現在の愛車のWRXとアウトバックはいつ頃購入したのですか？

WRXは大学３年生の頃に、せっかくマニュアル免許を取ったんだから、SUPER GTに出てきそうで、ゲームで運転したことのあるスポーツカーに乗りたいなと思って購入しました。

見た目重視で、WRXかシビックタイプRで迷っていたのですが、WRXの方が中古車だったため納期が早かったのと、大好きなウインタースポーツを楽しむために雪山に行くことを考えて、四駆のWRXを購入しました。

アウトバックに関しては、レガシィの走行距離が伸びてきたので、社会人になってから買い換えました。

―――どのように使い分けているのですか？

使い方としては、アウトバックはゆったりとしたドライブや買い物などの普段乗りが多くて、あとは快適なので長距離の旅行でも活躍してくれています。

WRXは近場の旅行やオフ会に行くときに使用することが多いんです。足廻りがしっかりしているし、僕はEJエンジンが好きなので乗るとテンションが上がりますし♪

どちらも僕の人生を楽しくしてくれるクルマなんですけど、実は僕の性分に合っているのは、アウトバックかなと思っています。

というのも、僕は“自分で運転して好きな所に行ける”ということに喜びを感じるタイプだからです。タイムを縮めるためにガツガツ走るタイプじゃなくて、バスや電車などの公共交通機関にないルートを走ったからこそ見られる風景や出会いに、幸せを感じるタイプとでもいいますか。

だから免許を取ってからは、住んでいる東京から熊本、福岡、山口など、いろいろな所に走りに行っています。

―――おや？なにやら、九州方面が多い気がします。

いずれは住みたいと思うくらい、好きなんです♪ 九州♪

―――キッカケは？

大学を卒業してすぐに、飛行機で九州に旅行に行ったんです。同じくクルマ好きの友人が、「阿蘇山はドライブするには良いスポットだよ」と言っていたから、レンタカーを借りて向かったんですよ。そしたら、見渡す限り大自然で、感動してしまいまして！

加えて、食べ物が全部美味しかったんです！とくに、あの九州地方特有の甘い醤油と阿蘇の水にハマってしまいまして。

ということで、その２年後にアウトバックで熊本に行っちゃいました（笑）。東京を昼過ぎに出て、岡山県と福岡で一泊。それから次の日に熊本という流れでしたね。

この時、レガシィからアウトバックに乗り換えたばかりだったので、ずっとワクワクしながら運転していました。やっぱり現地のものが良かったし、自分で持って帰れば送料がかからないからと、醤油と水を荷室にパンパンに詰め込んで帰りました。

―――新型車だと、運転支援機能も充実しているし、長距離移動も楽できたのでは？

楽なんでしょうけど……、新しい道を運転することが好きだから、クルーズコントロールはほぼ使いませんでしたね。それよりも、首都高とは違う制限速度で走れたり、場所によって微妙に違う交通ルールを体感することの方が楽しかったです。これこそが、僕が思うクルマの楽しさなんです。知らない道、ルール、景色など、走れば走るほど知ることが出来るんですから。

―――先ほども、運転してどこかに行けるカーライフを楽しむことが好きだと仰っていましたものね

はい。だから、冒頭でもお話ししたように楽しいカーライフの一環として、ウインタースポーツに行けるというのも、WRXもそうですがアウトバックを選んだ理由です。

父が子供の頃にスキーに連れて行ってくれたんですけど、それがすごく楽しくて。父の運転するレガシィが、ふかふかの雪、ツルツルしていそうな道路を安定して走って行くのを見て、大人になったら電車やバスでは行けないような場所に連れて行ってくれるクルマに乗りたいと思ったんです。

小さい頃からスバル車が身近な存在だったから、こうして大人になっても選んでいるんですかね。

―――今後は、どんなことに挑戦してみたいですか？

オフ会を主催してみたいなぁ…なんて。最初にオフ会に参加したキッカケは、知り合いに誘われて何となくだったんですけど、実際に参加すると、初めて行く場所をドライブできたり、他の方のカスタムを見るのがすごく楽しかったんです。

オフ会に参加するまでパーツメーカーや部品の名称はあんまり知らなかったんですけど、いろいろな人が教えてくれて知見が広まって、カスタムの選択肢が増えました。

そこからインスタやXで毎日オフ会がないか検索し、参加したオフ会で別のオフ会に招待していただき、今やすっかりオフ会好きです（笑）。

―――おお！新たなYutoさんのカーライフの始まりですね！

他の人が どんなカーライフを送っているのかをもっと知りたいし、やっぱり根底にクルマ好きというのがあるから、スバル車に限らず、色々なメーカーの愛車を見られる機会や、一緒にドライブに行って写真が撮れるというのが楽しいんですよ。

そして、あわよくば、僕が主催したオフ会で“クルマ好きが増えてほしい”なんて思っています。

―――友達について来て、そのコミュニティが楽しそうでクルマにハマる、なんてことあるかもしれませんよ

そうですよね！ そのために、やっぱりこれからも自分がカーライフを楽しむことと、みんなでクルマを楽しめる企画を主催してみようかな〜なんて思っています。

やっぱりクルマは楽しいと、終始話してくれたYutoさん。これからも、旅にウインタースポーツに、出来ればオフ会主催も、いろいろなことに挑戦してみるとのことでした。頑張れ！Yutoさん!!

【X】
Yuto(kitayu)さん

（文：矢田部明子　写真：Yutoさん提供）