家族との日々に再び 日産・ノートを迎え入れたオーナーの物語

  • 日産ノート@海岸駐車場引きカット

今回お話を伺ったのは、今年の5月に日産・ノート e-POWER NISMO(E12型)が新しく愛車に加わったと話してくれた“りゅうさん”。家族ができてからはずっとミニバンに乗ってきたりゅうさんにとって、ノートと過ごす時間は何もかもが新鮮だといいます。

初めての愛車もノート(E12型)だったとのことで、再度歩み始めたノートとのカーライフは一体どんな日々なのか伺いました。

今回は、りゅうさん×ノートのお話です。

――初めての愛車もノートだったということですが、再度購入したのはなぜでしょう?

家族ができてからはずっとミニバンに乗っていたのですが、妻も運転する関係で、1台だと厳しいなって思い始めていたタイミングだったんです。子供たちの送り迎えだけじゃなく、職場への往復で2台あったほうがいいよねって、妻と相談して検討し始め、最初は日産・サクラとスズキ・ハスラーの2台が候補だったんですよ。

それで、中古車サイトで探していた時、偶然このノートが出てきたんです。

  • 最初の愛車ノート

    りゅうさんの最初の愛車 ノート

――探していた車種ではなく、ノートを購入したのは何故ですか?

最初に乗っていたノートに妻もよく乗っていて、ノートのサイズ感に妻自身も慣れていたんですよ。購入したら妻も運転するだろうと予想しての購入だったんです。

e-POWERを選んだのは、ずっと乗ってきたミニバンもe-POWERだったこともあって、運転感覚が似ている方が良いかなと考えての選択でした。結果大正解だったと思っています。元々NISMOへの憧れもあったんですよね。ボディカラーも私が求めていたガンメタ系のグレーだったので、偶然ではありましたが、私の要望とすごくマッチングしていて、もう即決という感じでした(笑)。

  • 日産ノート@海岸駐車場寄りカット

――NISMOに憧れていたのは何かきっかけがあったんでしょうか?

ミニバンに乗っていてもずっと、NISMOの良さは話で聞いていたり、情報としてネットで見ていたりしていて気になっていたんです。あとは、NISMO仕様のエクステリアやインテリアが単純にカッコ良いなって思っていたんですよね。次に日産車に乗るなら、AUTECH仕様かNISMO仕様か、レーシング系の仕様にしたいなっていうのが私の好みからくる願望だったんです。

――念願だったNISMO仕様のノートに初めて乗った時、運転してみてどうでしたか?

当たり前ですが、見た目やデザインだけじゃなくて、足回りや馬力などもNISMO仕様になっているんだ!って感動しました(笑)。

それと同時に、バージョンアップしているんだなっていうのも感じましたね。というのは、今乗っているミニバンと同じ一世代目のe-POWERなので比較できたんですよ。基本的なテイストはミニバンと一緒なのですが、NISMOのチューニングがされているので、峠を走ってもフラつかないですし、スピードも軽く出せますし、本当にすごく面白いクルマだなって感じましたよ。

――満足のいく走りだったわけですね! ノートは普段、どんなふうに乗られているんですか?

基本的には通勤するときに使用しています。乗る頻度ほぼ毎日ですね! 家族と出かける時はミニバンなので、基本的に通勤用か、少し買い物に行く時とか、あとは私の個人的な趣味で車の撮影をするとき、クルマ仲間と会うときなどにノートに乗っていきます。

  • 日産ノート@大黒PAフロントビュー

――写真がご趣味とは、素敵ですね! 撮影へはよく行かれるんですか?

しょっちゅう一人でどこかへ行くという感じではないのですが、早朝、家族がまだ眠っている中、ノートを撮影しにどこかへ行くことは結構ありますね!

私の生活の中でクルマの撮影は楽しみであり趣味なんです。ノートで行けるときはノートで出かけて、家族で来ても楽しめそうな場所があれば、別の機会に家族で行ってミニバンでも撮影をしたりなどしていますよ!

――そもそもクルマを撮影しようと思ったきっかけはなんだったのでしょう?

CARTUNEやInstagramなどのSNSで、クルマ仲間とつながる機会があって、その方々が綺麗な写真を撮られているのを見たことが始まりでした。写真を見て感動し、触発されて、自分でも撮影してみたいなって思ったんです。

SNSで知り合った人たちと撮影目的で会ったりもしますし、妻もカメラが好きなので一緒に遠出したところで「ここいいんじゃない?」って感じで撮影したり、カメラ×クルマっていうのが、私にとってはすごく楽しいのだと思います。

――カメラで愛車を撮影し始めた当初、実際に撮影してみてどう感じましたか?

もちろん楽しさを感じましたが、出来栄えがいい写真もあるいっぽうで微妙な写真もあったりして(笑)、分かってはいたけど、なかなか奥が深いんだなって実感しましたね。自分の思うように上手く画角に収まってくれたときは今でもとてもうれしく「よっしゃ!」って思います(笑)。撮影の技術はまだまだこれから、地道に伸ばしていきたいなって思っています。

  • 日産ノートと富士山

――ノートで行った旅先で印象的だった写真を教えてください!

山中湖での富士山との撮影が一番印象に残っていますね。ノートでは初めて行く目的地でしたし、道中の運転もNISMO仕様を感じられますし、走行がすごく新鮮で楽しかったです。それと、現地の景色は息を呑むほどの絶景で、そこで撮った写真は今でもとても気に入っています!

――りゅうさんがご自身で感じる「愛車撮影をする理由」って何なのでしょう?

なんでしょう…。そう言われて考えてみると、色々な場所へ愛車で行って、記録として残せるというのが、カメラ好きなポイントな気がします。同じ車種のオーナーさんたちと遊んだとしたら、撮影することによって発生するコミュニケーションもすごく楽しいですし…。

あとは、今の時代SNSで写真を投稿できるじゃないですか。「このノートカッコいいでしょ?」って感じでSNSで投稿して、それに共感してくれるコメントが付いたりすると、プラスαでうれしいですね。

愛車を撮るっていう中にも楽しみ方はいっぱいあって、そういうところも好きです。ノートを購入してあらためてそういうことにも気付かされました。

――ノートがカーライフに加わったことで、日々感じることはほかにもありますか?

やっとNISMOに乗れたという喜びは日々感じていますね。あとは、通勤と子供たちの送り迎えでクルマの取り合いがなくなったことも最近気付きました(笑)。

――それは予想外の気付きポイントでした(笑)。りゅうさんご自身がノートに乗っていて幸せを感じる瞬間ってどういう時ですか?

内装のNISMOカラーを見ながら運転するのは毎度テンションがあがります!(笑)
通勤で毎日見ることができるので、自分の中でプチ楽しみであり、密かに楽しんでいるんですよ(笑)。

  • 日産ノート@みなとみらい

――今後のノートとのカーライフについて、どのように乗っていきたい、などの予定はありますか?

この先どのくらい長く乗っていけるか予想はつかないですが、今後さらにノートとのカーライフの楽しみを見つけていきたいと思っていますし、ノート乗りのオーナーさんたちとも交流をもっと深めていけたらいいなと思っています!

――まだ乗り始めて間もないと思いますが、ノートはりゅうさんにとってどんな存在になっていますか?

今は頼もしい相棒だと思っています!これからも愛着が湧くようにカスタムや写真撮影を今よりもさらに楽しんでいきたいです!

  • 日産ノート@大黒PAリヤビュー

購入して5ヶ月しか経っていないにもかかわらず、すでに家族の一員と言ってもいいほど、りゅうさんの私生活に溶け込む様子を感じることができました。

奥様もりゅうさんと同様、NISMO仕様のノートをとても気に入っているとのことですから「父が乗るクルマ」から「家族のクルマ」として活躍する日も近いのかもしれません。

(文:秦 悠陽 写真:りゅうさん提供)