「私の生きる糧」レヴォーグはたくさんの“初めて”を運んでくれた自慢の愛車
「私生活からレヴォーグが欠けたら、どうしたらいいか分からない」
そう話すのは、今回お話を伺ったYuriさん30歳。
大学生のときは、大人数でどこかへ出かけることが多かったことから、約6年間ホンダ・ステップワゴンに乗っていたというYuriさん。その後はコロナ禍の影響で出かけることが減り、2019年式スバル・レヴォーグ STI Sportを新たな愛車に選んだのだと教えてくれました。
2021年から始まったレヴォーグとのカーライフは、当時のYuriさんの予想をはるかに超える楽しさがあったとのこと。
一体どんなカーライフが待っていたのでしょう。
今回は、レヴォーグ STI Sport×Yuriさんのお話です。
――レヴォーグは元々狙っていたクルマだったのでしょうか?
そうですね! 「次の愛車は絶対にレヴォーグ!」って思っていました(笑)。
というのは、レヴォーグの発表当時、ネットの情報を見ているうちに、何故か惹かれる魅力があるなって思っていたんですよ。調べれば調べるほど欲しくなっていって、2年くらいの間、中古車サイトでずっと探していましたね。
――具体的にはレヴォーグのどこに惹かれたのでしょう?
最初は何で惹かれるのか分からなかったのですが、調べていくうちに、見た目が理由だったことに気付きました。スポーツワゴンっていう流線型のボディが、飛行機とか新幹線に似たようなフォルムでめちゃくちゃカッコ良いなって思ったんです。さらに調べると、利便性も後席シートが完全にフルフラットになったり、長距離を運転しても疲れないところだったり……。正直言うと、元々スバル車には興味がなかったのですが、レヴォーグをきっかけにめちゃくちゃ好きになりましたね。
――走りを追求したSTI Sportグレードにした理由は何故だったのでしょう?
それも、完全に見た目が好みでSTIにしたんですよ(笑)。このレヴォーグって6年くらいの中で、前期と後期に分かれているのですが、後期のSTI顔が自分的に一番しっくりくるなって思って、それで探す際も、最後の方に出たSTIグレードを探していましたね。
――完全な一目惚れだったのですね! 見た目重視だったとのことですが、その後初めて運転した時はどう感じましたか?
シンプルに「すごい!」って思いました! 峠を走ってみたときに「曲がるだけでこんなに楽しいんだ!」っていう初めての経験をして、すべてがすごく新鮮な感覚でしたね。その後はSTIの足回りパーツを全部付けちゃうほどで、さらに走りも安定したような気がして、本当に走るのが楽しかったです。約4年間乗ってきた今は「もうこの子じゃないと走りに行きたくない」と思うくらい、愛着がものすごいです(笑)。STI Sportを選んで本当によかったと思います。
――Yuriさんにとって最適な選択だったんですね! ところで、普段はどんな感じでレヴォーグに乗られているのでしょう?
大体週に2日休みがあるのですが、その内の1日はほぼレヴォーグに乗っていて、どこかへ出かけて、そのまま洗車することが多いという感じですね。
――以前よりもどこかへ出かける頻度は増えたのでしょうか?
レヴォーグに乗るようになってから、出かける頻度は確実に増えましたね。以前のクルマは目的地に行くための手段という感じでしたが、今は写真撮影がメインになりつつあって、どこか景色の良い場所を目的地に選び、撮影しに行ったりしています。
――レヴォーグになって私生活が変わったということですね。
変化はかなり多かったと思います。乗っていくうちに自分って旅行が好きなんだなって気付きましたし、旅先で写真を撮ることが好きなんだなって気付いたのもレヴォーグがきっかけです。カメラも元々触ったことがなかったのですが、レヴォーグの写真を綺麗に残したいなって思うようになって趣味になったんですよ。SNSもそうですが、最近自分がハマってやっていることはすべて、元を辿るとレヴォーグなんです。
――Yuriさんが写真にハマった理由は何故だったのでしょうか?
最初はただの自己満足だったのですが、SNSでアップするとみなさんが反応してくれるのがまずひとつの理由ですね。そして、カメラを使い始めると「日本の四季ってこんなに綺麗で素晴らしいんだ」ってあらためて気付けたんですよ。そういう気付きが多く得られるのもいいなと思っています。あとは、例えば「去年はうまく撮れなかったけど今年は撮れた」とか「また来年がんばろう」とか、そういう先々の目標が新たにできるというのもいいんですよね。
レヴォーグに乗っている間、写真という趣味はずっと続けられたらいいなって思っています。
――レヴォーグになって変わったことって他にもありますか?
写真が趣味になってからカメラを購入したのですが、日常生活のふとした瞬間のスナップ写真っていうんですかね、特に題材がない自由な写真を撮るのも好きになっちゃって……。
スナップ写真を撮りに、近くに行ったりすることも増えて、それでいうとカフェに行くことが増えましたね。あと、カフェに行くようになった繋がりでコーヒーも好きになっちゃいまして(笑)豆から選んで自分で挽いて飲むようになっちゃったんですよ。レヴォーグから始まって、どんどん枝分かれして好きなものが増えていることを日々とても感じています。
――レヴォーグ……凄すぎます!! Yuriさんが今までレヴォーグといった場所で印象的だった場所ってどこなんでしょう?
石川県の千里浜なぎさドライブウェイでしょうかね。ここはずっと前から行きたいリストに入っていたので、レヴォーグが納車された翌日に行きました。さらにその翌年にカメラを初めて買ったときに、再度同じ場所へ行って写真を撮ったのですが、今見返すと、カメラのいろはが全然分かってないなって感じて(笑)。今すぐにでも撮り直しに行きたいなとずっと思っているのですが、それ以来行けていないんですよ。千里浜は今まで見た景色の中でいちばん綺麗な場所でもあるので、リベンジしに行きたいです。
――ドライブ目的で走りに出かけるときもあるのでしょうか?
今はどちらかというと、綺麗な写真を撮るために出かけることが多いのですが、その道中ですら楽しいので、走行はそれで十分みたいな感じですね(笑)。峠に走りに行くことは少なくなったのですが、目的地が峠を通らないといけない場所だったりすることが多々あるので、割とそれだけで十分楽しいんですよ。
あ、でも仕事とか日常生活でへこんだときは、クルマを何気なしに走らせることもあるので、何やかんやカーライフの中で一番楽しい瞬間ってやっぱり走っているときなのかもしれないですね(笑)。
――もう立派なクルマ好きオーナーという感じですね〜(笑)。Yuriさんは今後、レヴォーグをどのように乗っていかれる予定なのでしょう?
イジるところ、塗るところは全てやっていて、今の状態がいちばん気に入っている状態なので、あとはなるべく綺麗に乗り続けたいです。最近、ガラスコーティングをやってもらいましたし、3ヶ月に1回のメンテナンスは今後も継続していきたいですね。ほぼ新車に近いような状態を、最後の最後まで維持したいっていうのが今の思いです。
――Yuriさんにとってレヴォーグってどんな存在になっているんでしょう?
難しいですが……やっぱり相棒でしょうか。レヴォーグが生活から欠けたらどうしたらいいか分からないですし、途方に暮れる気がします。それくらい自分の好みにドンピシャのクルマですね。
最後のYuriさんの言葉にもあったように、Yuriさんにとってのレヴォーグは、本当にかけがえのないクルマなんだなということを、取材を通して強く感じました。
また、写真や遠出、カフェから繋がったコーヒーなど、初めての体験を運んでくれる、正に“相棒”という言葉がピッタリなのだろうなと思います。
そんな大切な相棒を綺麗な景色と一緒に写真に収めるYuriさんの行動は、感謝の表れでもあるのかもなと、勝手に感じる筆者なのでした。
【X】
Yuriさん
(文:秦 悠陽 写真提供:Yuriさん)
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