自動車税はいつまでに支払うの?ペイペイは使える?納税証明書はもらえる?

この時期、車を所有している方に届く自動車税の納税通知書。通知書が届かない、そして電子決済アプリで納税できるのか。軽自動車の納税はいつまでにどうやって納税すればよいのかなど多くのドライバーが抱く疑問についてまとめました。

自動車税とは都道府県に支払う地方税

自動車税は4月1日午前零時現在のクルマの所有者に課税される都道府県税になります。令和元年10月1日より、自動車税から自動車税種別割に名称が変更されました。納める額はクルマの種類や排気量などによって異なります。

自動車税種別割税額表(グリーン化税制対応)令和3年度

区 分(乗用車) 税率
令和元年9月30日以前に初回新規登録 令和元年10月1日以降に初回新規登録
重課 通常 通常 75%軽課 50%軽課
総排気量1,000cc以下 33,900円 29,500円 25,000円 6,500円 12,500円
総排気量1,000cc超1,500cc以下 39,600円 34,500円 30,500円 8,000円 15,500円
総排気量1,500cc超2,000cc以下 45,400円 39,500円 36,000円 9,000円 18,000円
総排気量2,000cc超2,500cc以下 51,700円 45,000円 43,500円 11,000円 22,000円
総排気量2,500cc超3,000cc以下 58,600円 51,000円 50,000円 12,500円 25,000円
総排気量3,000cc超3,500cc以下 66,700円 58,000円 57,000円 14,500円 28,500円
総排気量3,500cc超4,000cc以下 76,400円 66,500円 65,500円 16,500円 33,000円
総排気量4,000cc超4,500cc以下 87,900円 76,500円 75,500円 19,000円 38,000円
総排気量4,500cc超6,000cc以下 101,200円 88,000円 87,000円 22,000円 43,500円
総排気量6,000cc超 127,600円 111,000円 110,000円 27,500円 55,000円
電気自動車 対象外 29,500円 25,000円 6,500円 対象外

注意:掲載している費用は参考です。必ず納税通知書で確認してください

 

納付期限は5月31日です

納付期限は5月31日なのでもう間近です。納付期限が過ぎてしまった場合は遅延金が加算されますので忘れないように納付しましょう。うっかり忘れてしまった場合などは気づいた時点で速やかに管轄の県税事務所に連絡をしてください。

納税通知書が届かない場合は要注意

転居などで車検証の住所変更手続きが済んでいない方は納税通知書が届いていない場合もあります。その場合は車検証に記載されている住所地を管轄する県税事務所までお問い合わせください。

電子決済アプリで支払いたい

金融機関、コンビニエンスストア、県税事務所などで納税することができます。そして、クレジットカード、電子決済アプリ(PayPay/LINE Pay/PayB)、インターネットバンキングなどを利用しても納税できます。
※一部対応していない都道府県もあります。

<ご参考>
PayPay主なご利用可能サービス
https://paypay.ne.jp/bill-payment/
LINE Pay支払い可能な公共料金一覧
https://pay-blog.line.me/archives/74562305.html#topic4
PayB自動車税がお支払できる自治体
https://payb.jp/news/8364/

電子決済アプリなどで納税した場合、納税証明書は要注意です

「PayPay」「LINE Pay」「PayB」では領収書や納税証明書は発行されませんので必要な方は金融機関(ゆうちょ銀行除く)、コンビニエンスストア又は県税事務所で納税してください。
ちなみに、以前は継続検査時に納税証明書が必要でしたが、平成27年4月から運輸支局・自動車検査登録事務所で行う自動車税の納付確認が、電子的に行えるようになったため、原則、車検用納税証明書の提示は必要なくなりました。(税金を滞納していないことなどの条件があります)また、次に該当する場合は納税証明書が必要になりますのでご注意ください。
コンビニエンスストア等で納税後すぐに継続検査を受ける方。(納付状況がシステムに反映されるまで最大4週間程度時間がかかるため)
軽自動車、小型二輪自動車の継続検査を受ける方。

軽自動車の期限と納税場所について

軽自動車は市町村税になりますので管轄の自治体から納税通知書が届きます。こちらも納付期限は5月31日までになります。支払い方法は自治体によって異なりますが、主に金融機関、コンビニエンスストア、市町村の収納窓口などで納税ができます。また、電子決済アプリに対応している自治体もあります。軽自動車税は納税証明書を後日郵送する自治体もありますが、継続検査が1か月以内などの場合は念のため電子決済は控えたほうがよいです。詳しくはお近くの自治体へお問い合わせください。

軽自動車税種別割(グリーン化税制対応)令和3年度

種別 重課 平成27年3月31日までの登録車 平成27年4月1日以降の
登録車
グリーン化特例
75%軽課 50%軽課
25%軽課
四輪以上(660cc以下)
乗用車【自家用】
12,900円 7,200円 10,800円 2,700円 5,400円 8,100円
四輪以上(660cc以下)
乗用車【営業用】
8,200円 5,500円 6,900円 1,800円 3,500円 5,200円
四輪以上(660cc以下)
貨物車【自家用】
6,000円 4,000円 5,000円 1,300円 2,500円 3,800円
四輪以上(660cc以下)
貨物車【営業用】
4,500円 3,000円 3,800円 1,000円 1,900円 2,900円
三輪(660cc以下) 4,600円 3,100円 3,900円 1,000円 2,000円 3,000円

掲載している費用は参考です。必ず納税通知書で確認してください

電子決済アプリなどが利用できるようになり便利になりましたが、自動車税種別割、軽自動車税種別割どちらも納付期限は5月31日になりますのでお忘れないようにご注意ください。
※2021年5月13日時点の内容になります。

参照
愛知県税務課
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/zeimu/
PayPay
https://paypay.ne.jp/
LINE Pay
https://pay.line.me/portal/jp/main
PayB
https://payb.jp/

[ガズー編集部 山本]

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