【トヨタ WRC】第11戦3日目、苦しい戦いを強いられるもマニュファクチャラーポイントの獲得に向けて前進

5号車(クリス・ミーク、セブ・マーシャル)

競技3日目のデイ3は、サービスパーク西側のダッチャ半島周辺で3本のステージを各2回走行。6本のSSの合計距離は110.10kmでした。オープニングステージのSS8で、3人のドライバーは全員ひとつ順位を上げ、ミークが総合6位、タナックが総合7位、ラトバラが総合8 位につけました。しかし、SS9へと向かうロードセクションでタナックのクルマにECUのトラブルが発生し、デイリタイアとなってしまいました。その後、チームはサービスパークでECUを交換。タナックはラリー2規定に基づき明日のデイ4に再出走します。

一方、ラトバラとミークは上位の選手にプレッシャーをかけるべく戦い続け、何度も順位を入れ換えながらステージを重ねました。既に自力での上位フィニッシュは難しいタイム差がついていますが、可能な限り多くのマニュファクチャラーポイントを獲得するため、明日も引き続き全力で戦いを続けます。

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<<ラリー・トルコ デイ3の結果>>

1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) 3h20m12.0s
2 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +0.2s
3 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m17.1s
4 テーム・スニネン/ヤルモ・レーティネン (フォード フィエスタ WRC) +1m26.9s
5 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2m24.7s
6 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +3m14.4s
7 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +3m29.5s
8 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +4m38.2s
9 ポントゥス・ティディマンド/オーラ・フローネ(フォード フィエスタ WRC) +6m55.8s
10 カイエタン・カイエタノビッチ/マチェック・シュツェパニアック (シュコダ ファビアR5) +12m52.5s
17 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) +36m40.5s

(現地時間9月14日19時30分時点のリザルトです。最新リザルトはwww.wrc.comをご確認下さい。)

  • 8号車(オィット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)
    8号車(オィット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)
  • 10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)
    10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)
  • 5号車(クリス・ミーク、セブ・マーシャル)
    5号車(クリス・ミーク、セブ・マーシャル)

ラリー最終日となるデイ4は、サービスパークの北側で2本のステージを各1回、サービスパークの近くで1本のステージを2回走行する全4ステージで競われます。そのうち、SS14の再走ステージであるSS17「マルマリス 2」は、トップ5タイムを記録したドライバーおよびコ・ドライバーにボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。4本のSSの合計距離は38.62km、リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は155.71kmとなります。

[ガズー編集部]

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