【WRC2021】第3戦クロアチア2日目 首位はトヨタのオジエ、エバンスは2位、勝田は7位、ヒュンダイのヌービルは遅れて3位
4月24日(土)、2021年FIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦クロアチア・ラリーが開幕。2日目は8SS、SS距離は121.82kであり、今大会最長。青空が広がり、ステージコンディションは1日を通してドライであった。
午前のステージ、ヤリスWRC勢は5本のハードタイヤを選択、首位ヒュンダイのヌービルはハードタイヤ2本+ソフトタイヤ3本と異なるタイヤ選択。オジエはまずオープニングのSS9でベストタイムを記録。順位をひとつ上げて首位に立つ。さらにSS12でもベストタイムを刻み、SS11を制した総合2位のエバンスに7秒差を築いて午前中のステージを終えた。
午後の再走ステージ、オジエはSS15でヌービルとベストタイムを分け合い、さらにSS16でこの日4本目のベストタイムをマーク。エバンスに6.9秒差、ヒュンダイのヌービルに10.4秒差をつけた。
勝田貴元は、SS10、SS14でベストタイムを記録し、前日の総合9位から総合7位へと順位を上げた。またヤリスWRCはデイ2の8本のステージのうち、7ステージでベストタイムを記録している。
<<クロアチア・ラリー デイ2の結果>>
1位 S.オジエ (トヨタ ヤリス WRC)
2位 E.エバンス (トヨタ ヤリス WRC)
3位 T.ヌービル (ヒュンダイ i20クーペ WRC)
4位 O.タナック (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +37.8s
5位 A.フォルモ− (フォード フィエスタ WRC) +1m29.5s
6位 G.グリーンスミス (フォード フィエスタ WRC) +2m23.8s
7位 勝田 貴元 (トヨタ ヤリス WRC) +2m46.5s
8位 C.ブリーン (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +3m51.8s
9位 M.オストベルグ(シトロエン C3) +7m06.0s
10位T.スニネン(フォード フィエスタ) +8m09.6s
(現地時間4月24日18時00分時点のリザルト)
<<明日のステージ情報>>
ラリー最終日となるデイ3、SS17とその再走ステージであるSS19は、今大会最長となる全長25.20kmのロングステージ。また。最終ステージのSS20は、トップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーにボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」。リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は325.13kmにもなる。詳細はこちら:https://toyotagazooracing.com/jp/wrc/release/2021/rd03-day2.html
[ガズー編集部]
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