【WRC2021】第3戦クロアチア トヨタ1-2フィニッシュ オジェ1位、エバンス2位、差は0.6秒!勝田は3戦連続6位入賞

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    2021WRCクロアチアラリー表彰式

425日(日)、2021FIA世界ラリー選手権(WRC)3戦クロアチア・ラリーの最終日デイ3が行なわれた。

最終日は、2本のターマック(舗装路)ステージを各2回、4本のステージで合計距離は78.58km。天候は好天に恵まれ、ドライコンディションでの戦いになった。

デイ3は首位のオジエを2位のエバンスが6.9秒差で、3位のヒュンダイのヌービルが10.4秒差で追う状況でスタート。

最初の2本のステージでエバンスがベストタイムを記録し、リエゾン(移動区間)でのロードアクシデントで空力パーツにダメージを負ったオジエを抜かし首位に立った。タイム差は最終ステージが始る前で1位エバンスと2位オジェの差は3.9秒、2位オジエと3位のヌービルは4.1秒差。

最終ステージ、オジエはエバンスに対して逆転をし4.5秒差をつけ走り終え、僅か0.6秒差で総合1位に。オジエは、開幕戦モンテカルロ以来となる今季2勝目。

オジェはドライバー選手権で首位に復帰。また、エバンスはドライバー選手権で単独3位に。TGRチームはマニュファクチャラー選手権トップの座を守った。

勝田貴元は、前日よりもひとつ順位を上げ、開幕から3戦連続となる総合6位でフィニッシュした。

<<クロアチア・ラリー デイ3の結果>>

1  S.オジエ     (トヨタ ヤリス WRC) 2h51m22.9s

2  E.エバンス   (トヨタ ヤリス WRC) +0.6s

3  T.ヌービル (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +8.1s

4  O.タナック  (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +1m25.1s

5  A.フォルモ− (フォード フィエスタ WRC)  +3m09.7s

6位 勝田 貴元    (トヨタ ヤリス WRC) +3m31.8s

7 G.グリーンスミス (フォード フィエスタ WRC) +3m58.8s

8  C.ブリーン  (ヒュンダイ i20クーペ WRC)  +4m28.2s

9 M.オストベルグ(シトロエン C3+10m00.8s

10T.スニネン(フォード フィエスタ) +10m29.3s

 

<<次回のイベント情報>>

WRC次戦は、520日から23日にかけて「ラリー・ポルトガル」です。今シーズン最初のグラベル(未舗装路)ラリー。路面に砂や石が多く、1回目の走行では砂に覆われていた路面が、2回目の走行では砂が掃けて下から石が現れ、深い轍(ワダチ)も刻まれるなど、コンディションが大きく変わるのが特徴です。

 

詳細はこちら:https://toyotagazooracing.com/jp/wrc/release/2021/rd03-day3.html

[ガズー編集部]