【WRC2021】第5戦ラリー・イタリア サルディニアのデイ1、タナック、ソルドのヒュンダイ勢が1-2。オジエが3番手につける

  • TOYOTA GAZOO Racing 1号車(セバスチャン・オジエ、ジュリアン・イングラシア)

6月4日(金)、2021年FIA世界ラリー選手権(WRC)第5戦ラリー・イタリア サルディニアが開幕し、デイ1でトップに立ったのはヒュンダイ シェル モビス ワールド ラリー チームのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (i20クーペ WRC)。TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチームのセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(ヤリスWRC 1号車)が総合3位に、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)が総合4位につけた。カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組 (69号車)はデイリタイア、勝田 貴元/ダニエル・バリット組は1分26秒差の6位につけている。

<<ラリー・ポルトガル デイ1の結果>>

1位 O.タナック (ヒュンダイ i20クーペ WRC) 1h26m58.0

2位 D.ソルド (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +19.4s

3位 S.オジエ (トヨタ ヤリス WRC) +36.2s

4位 E.エバンス (トヨタ ヤリス WRC) +1m02.0s

5位 T.ヌービル (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +1m03.2s

6位 勝田 貴元 (トヨタ ヤリス WRC) +1m26.1s

7位 M.オストベルグ(シトロエン C3Rally2) +3m41.7s

8位 J.フッツネン (ヒュンダイ i20 R5) +4m08.7s

9位 Y.ロッセル(シトロエン C3Rally2) +4m35.8s

10位 P.ロペス(シュコダ ファビアRally2 Evo) +4m52.1s

38位 カッレ・ロバンペラ (トヨタ ヤリス WRC) +49m58.3s

8本計127.40kmのステージのデイ1は好天に恵まれ、気温もかなり上昇。ステージはドライコンディション。デイ1ではタナックがSS1から首位に立ち続け、総合2位にはダニ・ソルド(ヒュンダイ)が入り、ヒュンダイ勢が速さを見せた。
ドライバー選手権のリーダーのため1番手で出走するオジエは、道の表面を覆う目の細かい砂利や砂の掃き役となりながら、8本のステージのうち5本で3番手以内のタイムを記録。最終的には総合2位と16.8秒差の総合3位で終えた。

ドライバー選手権2位のエバンスもまた、滑りやすい路面とクルマに対するフィーリングに苦しんだが、午後は調子を上げていき総合4位でデイ1を走破した。ロバンペラはSS3本を終え総合2位につけていたがSS4でのトラブルでデイリタイア。勝田は総合5位のティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)と23秒差の6位につけている。

<<明日のステージ情報>>

競技2日目となる6月5日(土)のデイ2は、8本のステージで合計距離は129.62km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は539.38kmとなる。午前中のSS10とその再走ステージであるSS12「レルノーモンティ・ディ・アラ」は、このラリーの名物である「ミッキーズ・ジャンプ」を含む伝統的なステージだ。

詳細はこちら:https://toyotagazooracing.com/jp/wrc/release/2021/rd05-day1.html

TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team 2021WRC第5戦ラリーイタリア サルディニア デイ1ハイライト

[ガズー編集部]

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