TOYOTA GAZOO Racing、2021年のモータースポーツ活動計画を発表


TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は、モータースポーツを軸としたクルマの開発から、生産、販売までを一貫して担い、「もっといいクルマ」をたくさんのお客様にお届けする活動を推進しております。

2020年は、数々のモータースポーツが延期・中止となり、従来とは異なる難しいシーズンとなりましたが、ファンの皆様からの応援がチカラとなり、FIA世界耐久選手権(WEC)では、チーム&ドライバーズタイトル獲得とル・マン24時間レース3連覇を達成、FIA世界ラリー選手権(WRC)ではドライバー&コ・ドライバーズタイトルを獲得、全日本スーパーフォーミュラ選手権でのチーム・チャンピオンを獲得することができました。2021年につきましても、世界的に厳しい環境に負けず、モータースポーツ活動を通じて「元気」や「感動」をたくさんのファンの皆様へお届けできるように、挑戦し続けてまいります。

既に発表済みのWEC、WRC、全日本ラリー選手権、SUPER GT、全日本スーパーフォーミュラ選手権に加え、今回新たにカスタマーモータースポーツ、ドライバー育成、ROOKIE Racingに関する情報をお知らせいたします。

カスタマーモータースポーツでは、より多くのお客様にレース参戦を楽しんでいただけるようGRスープラGT4の販売・サポートを実施、LEXUS RC F GT3もサポートを継続してまいります。ドライバー育成では、国内外で活躍できる日本人ドライバーを育成するため、引き続き若手の発掘・支援を行うと同時に、幅広くモータースポーツ活動をしていただける環境づくりをしてまいります。また、2020年に引き続き本年もROOKIE RacingがGR車両でスーパー耐久シリーズに参戦。加えて2021年はSUPER GT、全日本スーパーフォーミュラ選手権にも参戦します。モータースポーツを起点にした「もっといいクルマづくり」をブレない軸として、プライベーターチームから寄せられる課題を受け止め、車両開発にフィードバックしていきます。なお、本年6月に予定されているニュルブルクリンク24時間レースへは、世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮した結果、参加を見送ることを決定しました。

 


【活動および支援計画概要】

1) カスタマーモータースポーツ

①GRスープラGT4

  • GRスープラGT4は、市販のGRスープラをベースに開発されたレース専用車です。
  • 2020年3月から欧州で販売を開始し、8月から北米、10月から日本・アジアと順次発売地域を拡大しました。これまでの累計販売台数は合計20台を超え、2020年には、欧州の3チーム計5台のGRスープラGT4に様々なGT4カテゴリーのレースに参戦いただきました。
  • 2021年は新たに2台が追加され、合計7台のGRスープラGT4が参戦する欧州に加えて、日本では7台、北米でも5台以上のGRスープラGT4が下記のような様々なレースへ参戦いただきます。
2021年GRスープラGT4参戦予定レース
欧州GT4 European Series、GT4 France、Nürburgring Endurance Series、DTM Trophy、British GT Championship など
日本スーパー耐久シリーズ など
北米IMSA Michelin Pilot Challenge、Pirelli GT4 America など

②LEXUS RC F GT3

  • LEXUS GAZOO Racingは、LEXUS RC F GT3のカスタマーサポートを通して、世界中のお客様にGT3レース参戦の機会を提供します。また、レースを通して得られた技術を市販車へフィードバックすることで商品力強化に生かしていきます。
地域 シリーズ名 クラス チーム名 台数
米国IMSA WeatherTech SportsCar ChampionshipGTDバッサー サリバン レーシング
(Vasser Sullivan Racing)
2
日本SUPER GTGT3009) SUPER GT ②GT300クラスに記載2
スーパー耐久シリーズST-Xエー・ピー・アール(apr)1
アジアThailand Super SeriesGT3トヨタ チーム タイランド
(Toyota Team Thailand)
1

2) モータースポーツでクルマを鍛える

  • これまでTGRはWEC、WRCなどの世界選手権を通じ、最も過酷なモータースポーツのレースシーンでクルマを鍛えてきました。
  • 昨年からは国内でもROOKIE RacingがGRスープラ、GRヤリスでスーパー耐久シリーズに参戦を開始し、モータースポーツを起点にしたもっといいクルマづくりに向けて連携してきました。
  • ROOKIE Racingは、プロドライバー、ジェントルマンドライバ、メーカーの評価ドライバーといった多様な乗り手がレースに参戦するチーム。毎回のレースで課題が見つかり、改善に結びつきました。また、2020年シーズンはGRスープラ、GRヤリスともにシリーズチャンピオンを獲得しました。
  • 2021年、ROOKIE Racingはチーム名を新たにスーパー耐久シリーズに参戦。TGRは引き続きROOKIE Racingと共にGRスープラ、GRヤリスを鍛え、もっといいクルマづくりを推進します。
チーム名 車両名 ドライバー
ORC ROOKIE RacingROOKIE RACING GR Yarisモリゾウ選手、小倉康宏選手、佐々木雅弘選手、松井孝允選手、豊田大輔選手、井口卓人選手、蒲生尚弥選手、山下健太選手などの参戦を予定
ROOKIE RACING GR Supra

3) ドライバー育成

  • 2020年から、国内外のレースやラリーで活躍できる日本人ドライバーを育成するためのプログラムをTGRドライバー・チャレンジ・プログラム(TGR-DC:TGR Driver Challenge program)に統合し、若手レースならびにラリードライバーの育成を進めています。

①TGR WRCチャレンジプログラム

  • 既に発表した通り勝田貴元がWRC全戦にヤリスWRCで参戦します。
ドライバー コ・ドライバー
勝田 貴元(Takamoto Katsuta 日本)ダニエル・バリット(Daniel Barritt イギリス)

詳細URL:https://toyotagazooracing.com/jp/challengeprogram_rally/release/2020/1218-01.html

②TGR WECチャレンジプログラム

  • 2021年は、新型コロナウイルスの影響を考慮し、本プログラムは一旦休止とし、昨年WECのLMP2クラスに参戦していた山下健太は国内レースに専念します。

③TGRドライバー・チャレンジ・プログラム(TGR-DC)

  • 国内外のトップカテゴリーで活躍できるレーシングドライバー、ラリードライバーの育成を目的としたプログラム。
  • 才能ある人材を発掘し、実力に応じて、上記TGR WRC/WECチャレンジプログラムを含めた更なる活躍の場へステップアップできる仕組みを展開。
  • 2021年は宮田莉朋が全日本スーパーフォーミュラ選手権に、平良響が全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権にそれぞれステップアップします。
[2021年TGR-DC育成ドライバー]
ドライバー カテゴリー チーム名 昨年の戦績
宮田 莉朋
(Ritomo Miyata)
SUPER GT(GT500)TGRチーム ウェッズスポーツ バンドウ
(TGR TEAM WedsSport BANDOH)
  • SUPER GT GT500《シリーズ17位》
  • 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
    《シリーズ1位》
全日本スーパー
フォーミュラ選手権
バンテリン チーム トムス
(VANTELIN TEAM TOM’S)
小高 一斗
(Kazuto Kotaka)
全日本スーパー
フォーミュラ選手権
トムス(TOM'S)
  • 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
    《シリーズ3位》
平良 響
(Hibiki Taira)
全日本スーパー
フォーミュラ選手権
トムス(TOM'S)
  • 国内FIA-F4選手権《シリーズ1位》

(ドライバーの国籍は全て日本)

[TGR-DC出身ドライバーの2021年活動]
ドライバー カテゴリー
中嶋 一貴(Kazuki Nakajima)FIA世界耐久選手権(WEC)
全日本スーパーフォーミュラ選手権
小林 可夢偉(Kamui Kobayashi)FIA世界耐久選手権(WEC)
全日本スーパーフォーミュラ選手権
石浦 宏明(Hiroaki Ishiura)SUPER GT(GT500)
大嶋 和也(Kazuya Oshima)SUPER GT(GT500)
全日本スーパーフォーミュラ選手権
国本 雄資(Yuji Kunimoto)SUPER GT(GT500)
全日本スーパーフォーミュラ選手権
平川 亮(Ryo Hirakawa)SUPER GT(GT500)
全日本スーパーフォーミュラ選手権
中山 雄一(Yuichi Nakayama)SUPER GT(GT500)
山下 健太(Kenta Yamashita)SUPER GT(GT500)
全日本スーパーフォーミュラ選手権
坪井 翔(Sho Tsuboi)SUPER GT(GT500)
全日本スーパーフォーミュラ選手権

(ドライバーの国籍は全て日本)

④TGR-DCレーシングスクール(TGR-DC Racing School)

  • 国内外のトップカテゴリーにおいて活躍できるレーシングドライバー、ラリードライバーの発掘・育成と正しいドライビング教育によるモータースポーツ底辺の健全な拡大を目的に実施。
  • 本コース受講者の中から、優秀で将来性の見込めるドライバーに対し次年度以降のレース参戦の支援を行っていく予定です。
  • 2021年のTGR-DCレーシングスクールの実施日程、内容は決定次第発表します。

⑤国内FIA-F4選手権

  • エントリークラス フォーミュラ・カテゴリーとして開催される国内FIA-F4選手権シリーズに参戦する若手ドライバーを支援します。

4) ニュルブルクリンク24時間レース

  • 本年6月3~6日に開催が予定されている「ニュルブルクリンク24時間レース」への参戦は見送ることとしました。
  • ニュルブルクリンク24時間レースは、TGRが目指す「もっといいクルマづくり」の活動の原点です。世界的な新型コロナウイルス感染拡大によって昨年も参加を見送り、今年こそという思いで参戦に向けて準備を進めてきました。しかし、今年になっても感染拡大の影響が続いているため、この状況下では課題が残ると判断し、再び参戦を見送るという苦渋の決断をしました。
  • しかしながら、TGRの「人とクルマを鍛える」活動に終わりはありません。今後ももっといいクルマづくりを継続していきます。

5) e-Motorsports

  • 2020年は、新型コロナウイルスの影響でリアルなモータースポーツにとっては困難の連続でしたが、一方でe-Motorsportsは大きな飛躍の一年でした。
  • TGRとしては2020年も「FIA GTチャンピオンシップ」を支援すると同時に「GR Supra GT Cup2020」を開催し、グローバルで約2.7万人の方々に参戦いただきました。12月には決勝もオンラインレースとして行われ、日本の宮薗拓真選手が優勝しました。
  • 2020年11月には「GR Yaris」を収録し、グローバルで約5.6万人のプレイヤーに「GR Yaris Time Trial」に参加いただくなど、「GR Four」の走りの楽しさを提供しました。
  • 2021年も「FIA GTチャンピオンシップ」のオフィシャルパートナーを継続し、世界中のe-Motorsportsプレイヤーが楽しめるGR独自のワンメイクレースを開催予定です。詳細は3月中旬頃発表いたします。
<以降項目は既に発表済みです>

6) FIA世界ラリー選手権(WRC)

  • 2017年の復帰以降5シーズン目となる2021年は、ヤリ-マティ・ラトバラ新代表のもと、3タイトル(マニュファクチャラー、ドライバー、コ・ドライバー)同時獲得に挑みます。
  • 参戦車両はフィンランドを拠点に開発されたヤリスWRC。搭載するエンジンはドイツ・ケルンのTOYOTA GAZOO Racing Europe GmbHにて開発した1.6L直噴ターボエンジンGI4A。
チーム名TOYOTA GAZOO Racing WRT(World Rally Team: WRT)
チームオーナー豊田 章男
チーム代表ヤリ-マティ・ラトバラ(Jari-Matti Latvala フィンランド)
車両ヤリスWRC(全長 4085mm; 全幅 1875mm)
エンジンGI4A(1.6L直噴ターボ 最高出力380馬力以上)
タイヤピレリ製
No. ドライバー / コ・ドライバー
1ドライバーセバスチャン・オジエ(Sébastien Ogier フランス)
コ・ドライバージュリアン・イングラシア(Julien Ingrassia フランス)
33ドライバーエルフィン・エバンス(Elfyn Evans イギリス)
コ・ドライバースコット・マーティン(Scott Martin イギリス)
69ドライバーカッレ・ロバンペラ(Kalle Rovanperä フィンランド)
コ・ドライバーヨンネ・ハルットゥネン(Jonne Halttunen フィンランド)

詳細URL:https://toyotagazooracing.com/jp/wrc/release/2021/0115-01.html

7) FIA世界耐久選手権(WEC)

  • 2021年より同選手権の最高峰として新たに始まるハイパーカー・カテゴリー(LMHクラス)に参戦します。
  • 参戦車両は、これまでのWEC参戦で磨いてきたハイブリッド技術「RACING HYBRID」を搭載して開発したGR010 HYBRID。
  • ドイツ・ケルンのTOYOTA GAZOO Racing Europe GmbHを本拠地として2台で参戦します。
  • 2021年シーズンは6レースを通じて開催されます。4月の第1戦ポルティマオ8時間レースから始まり、6月の第3戦ル・マン24時間レース、9月の第5戦富士6時間レースを経て、11月のバーレーン8時間レースが最終戦となります。
チーム名TOYOTA GAZOO Racing
チームオーナー豊田 章男
チーム代表村田 久武
車両GR010 HYBRID(全長4900mm; 全幅2000mm; 車重1040kg)
エンジン3.5L V6ターボエンジン
タイヤミシュラン・ラジアル(31/71-18)
チーム名 車両 No. ドライバー
TOYOTA GAZOO RacingGR010 HYBRID7マイク・コンウェイ(Mike Conway イギリス)
小林 可夢偉(Kamui Kobayashi 日本)
ホセ・マリア・ロペス(José María López アルゼンチン)
8セバスチャン・ブエミ(Sébastien Buemi スイス)
中嶋 一貴(Kazuki Nakajima 日本)
ブレンドン・ハートレー(Brendon Hartley ニュージーランド)

詳細URL:https://toyotagazooracing.com/jp/wec/release/2021/0115-01.html

8) ダカールラリー

  • 2021年1月にサウジアラビアを舞台に戦われたダカールラリー2021に、最新型のラリーレイド仕様のハイラックス4台体制で参戦しました。
【ダカールラリー2021 TGRチーム体制及び最終総合結果】
チーム名 ゼッケン ドライバー / コ・ドライバー 総合
順位
TOYOTA GAZOO Racing301ドライバーナッサー・アル-アティヤ(Nasser Al-Attiyah カタール)2位
コ・ドライバーマシュー・ボーメル(Matthieu Baumel フランス)
304ドライバージニエル・ド・ヴィリエール(Giniel de Villiers 南アフリカ)8位
コ・ドライバーアレックス・ハロ(Alex Haro スペイン)
330ドライバーシャミア・ヴァリアワ(Shameer Variawa 南アフリカ)21位
コ・ドライバーデニス・マーフィ(Dennis Murphy 南アフリカ)
332ドライバーヘンク・ラテガン(Henk Lategan 南アフリカ)リタイア
コ・ドライバーブレット・カミングス(Brett Cummings 南アフリカ)

詳細URL:https://toyotagazooracing.com/jp/dakar/release/2021/0118-01.html

  • トヨタ ランドクルーザー200で参戦するトヨタ車体株式会社のラリーチームであるチームランドクルーザー・トヨタオートボデー(TLC)を支援しています。2021年は市販車部門において8連覇を達成しました。
  • 日野自動車株式会社の日野チームスガワラは、トラック部門(排気量10リットル未満クラス)にて12連覇を果たしました。
【ダカールラリー2021 TLCチーム体制及び最終総合結果】
チーム名 ゼッケン ドライバー / コ・ドライバー 市販車部門*1
順位
ディーゼル
クラス*2
順位
総合
順位
チームランドクルーザー・
トヨタオートボデー
(TLC)
340ドライバー三浦 昂(Akira Miura 日本)*31位1位38位
コ・ドライバーローラン・リシトロイシター
(Laurent Lichtleuchter フランス)
345ドライバーロナルド・バソ
(Ronald Basso フランス)
2位2位40位
コ・ドライバージャン・ミッシェル・ポラト
(Jean-Michel Polato フランス)

*1 ガソリンクラスとディーゼルクラスを合わせたカテゴリー
*2 TLCは、市販車部門ディーゼルクラスに参戦
*3 トヨタ車体(株)社員ドライバー

【ダカールラリー2021 日野チームスガワラチーム体制及び最終総合結果】
チーム名 ゼッケン ドライバー / コ・ドライバー トラック部門
(排気量10L未満クラス)
日野チームスガワラ508ドライバー菅原 照仁(Teruhito Sugawara 日本)1位
コ・ドライバー染宮 弘和(Hirokazu Somemiya 日本)
コ・ドライバー望月 裕司(Yuji Mochizuki 日本)

9) SUPER GT

①GT500クラス

  • 2021年もGRスープラGT500で参戦します。
  • 株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメント(TCD)を通じ、6チーム・6台に支援を行います。
クラス チーム名 車両名 No. ドライバー タイヤ
GT 500TGRチーム エネオス ルーキー
(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)
ENEOS X PRIME
GR Supra
14大嶋 和也(Kazuya Oshima 日本)BS
山下 健太(Kenta Yamashita 日本)
TGRチーム ウェッズスポーツ バンドウ
(TGR TEAM WedsSport BANDOH)
WedsSport ADVAN
GR Supra
19国本 雄資(Yuji Kunimoto 日本)YH
宮田 莉朋(Ritomo Miyata 日本)
TGRチーム エーユー トムス
(TGR TEAM au TOM'S)
au TOM’S
GR Supra
36関口 雄飛(Yuhi Sekiguchi 日本)BS
坪井 翔(Sho Tsuboi 日本)
TGRチーム キーパー トムス
(TGR TEAM KeePer TOM'S)
KeePer TOM'S
GR Supra
37平川 亮(Ryo Hirakawa 日本)BS
サッシャ・フェネストラズ
(Sacha Fenestraz フランス)
TGRチーム ゼント セルモ
(TGR TEAM ZENT CERUMO)
ZENT CERUMO
GR Supra
38立川 祐路(Yuji Tachikawa 日本)BS
石浦 宏明(Hiroaki Ishiura 日本)
TGRチーム サード
(TGR TEAM SARD)
DENSO KOBELCO SARD
GR Supra
39ヘイキ・コバライネン
(Heikki Kovalainen フィンランド)
BS
中山 雄一(Yuichi Nakayama 日本)

タイヤ=BS:ブリヂストン、YH:横浜ゴム

②GT300クラス

  • GT300クラスには、トヨタプリウスPHV2台、GRスープラ3台とLEXUS RC F GT3 2台が参戦します。
クラス チーム名 車両名 No. ドライバー タイヤ
GT 300エー・ピー・アール(apr)TOYOTA GR SPORT
PRIUS PHV apr GT
30永井 宏明(Hiroaki Nagai 日本)YH
織戸 学(Manabu Orido 日本)
31嵯峨 宏紀(Koki Saga 日本)BS
中山 友貴(Yuki Nakayama 日本)
埼玉トヨペット グリーンブレイブ
(Saitama Toyopet Green Brave)
埼玉トヨペットGB
GR Supra GT
52吉田 広樹(Hiroki Yoshida 日本)BS
川合 孝汰(Kohta Kawaai 日本)
アット ピン アン チーム タイランド
(arto Ping An Team Thailand)
arto RC F GT335未定YH
未定
エルエム コルサ(LM corsa)SYNTIUM LMcorsa
GR Supra GT
60吉本 大樹(Hiroki Yoshimoto 日本)DL
河野 駿佑(Shunsuke Kohno 日本)
ケーチューンズ レーシング
(K-tunes Racing)
K-tunes RC F GT396新田 守男(Morio Nitta 日本)DL
阪口 晴南(Sena Sakaguchi 日本)
マックス レーシング
(Max Racing)
たかのこの湯
GR Supra GT
244三宅 淳詞(Atsushi Miyake 日本)YH
堤 優威(Yuui Tsutsumi 日本)

タイヤ=BS:ブリヂストン、YH:横浜ゴム、DL:ダンロップ

10) 全日本スーパーフォーミュラ選手権

  • TRD(Toyota Racing Development)より、直列4気筒2リッター直噴ガソリンターボエンジン(TRD 01F)を6チーム11台に供給します。
  • タイヤは、横浜ゴム製のワンメイク。
チーム名 No. ドライバー
コンドー レーシング
(KONDO RACING)
3山下 健太(Kenta Yamashita 日本)
4サッシャ・フェネストラズ(Sacha Fenestraz フランス)
ケーシーエムジー(KCMG)7小林 可夢偉(Kamui Kobayashi 日本)
18国本 雄資(Yuji Kunimoto 日本)
ルーキー レーシング
(ROOKIE Racing)
14大嶋 和也(Kazuya Oshima 日本)
チーム インパル
(TEAM IMPUL)
19関口 雄飛(Yuhi Sekiguchi 日本)
20平川 亮(Ryo Hirakawa 日本)
バンテリン チーム トムス
(VANTELIN TEAM TOM'S)
36中嶋 一貴(Kazuki Nakajima 日本)
37宮田 莉朋(Ritomo Miyata 日本)
ピーエムユー セルモインギング
(P.MU/CERUMO・INGING)
38坪井 翔(Sho Tsuboi 日本)
39阪口 晴南(Sena Sakaguchi 日本)

11) 全日本ラリー選手権

  • 2021年はGRヤリス2台体制で、トップカテゴリーのJN1クラスに参戦。新たに勝田範彦をドライバーに迎え上位を狙います。
  • 社員がエンジニアおよびメカニックとして参加し、「人材育成」と「もっといいクルマづくり」を実践します。
チーム名TOYOTA GAZOO Racing
車両 / クラスGR YARIS GR4 Rally / JN1クラス
主な仕様エンジン1.6ℓ直列3気筒インタークーラーターボ
駆動方式スポーツ4WDシステム“GR-FOUR”
ドライバー / コ・ドライバー勝田 範彦 / 木村 裕介
眞貝 知志 / 安藤 裕一
チーム監督豊岡 悟志(トヨタ自動車 凄腕技能養成部 社員)
チーフ・メカニック宮本 昌司(トヨタ自動車 凄腕技能養成部 社員)
エンジニア土井 崇司(トヨタ自動車 GRプロジェクト推進部 社員)

12) 参加型モータースポーツ

「クルマを操る」「走りを楽しむ」といったクルマ本来の魅力を楽しんでいただく場を、全国の地域やサーキットなどと連携し提供。レース、ラリー両方の分野で参加型モータースポーツへの挑戦を目指す方々に向けた支援を、参加者の皆様の安全と健康を第一に考え実施してまいります。

①TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race

主管:トヨタカーズ・レース・アソシエイション(T.R.A.)

2013年にスタートした86/BRZ Raceは、TOYOTA86「86Racing」とSUBARU BRZ「RA Racing」だけで競うワンメイクレース。2015年からは“プロフェッショナルシリーズ”と“クラブマンシリーズ”の2シリーズ制を導入し、2019年シーズンからは、“クラブマンシリーズ”をオープンクラスとエキスパートクラスに分け、スキルに合わせた参加しやすい環境を提供してまいりました。“プロフェッショナルシリーズ”では、SUPER GTに現役で参戦するトップドライバーも多数参加し、レースを盛り上げています。“クラブマンシリーズ”には、プロフェッショナル認定ドライバーは参加できず、アマチュアドライバー・ジェントルマンドライバーのみで腕を競い合います。2021年シリーズは全国主要7サーキット、全8大会の開催を予定しています。

詳細URL:https://toyotagazooracing.com/jp/pressrelease/2020/1214-01.html

②TOYOTA GAZOO Racing Yaris Cup

主管:トヨタカーズ・レース・アソシエイション(T.R.A.)

TGR Yaris Cupは、2000年から始まった日本初のJAF公認ナンバー付き車両によるワンメイクレース「TGR Netz Cup Vitz Race」の21年の歴史を引き継いで、今シーズンより新たな参加型ワンメイクレースとしてスタートします。参加車両は、新型Yarisをベースにした「Yaris Cup Car」です。
モータースポーツに初めてチャレンジする方も安心して参加いただけるよう、今まで以上にサポート体制を充実させます。2021年シーズンは、全国を東西2つのシリーズ(東日本・西日本)に分け、主要6サーキットを舞台に開催予定です。

詳細URL:https://toyotagazooracing.com/jp/pressrelease/2020/1214-01.html

③TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ

主管:TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジ事務局

TGRラリーチャレンジは、誰でも手軽にエントリーできる参加型ラリーをコンセプトに、国内ラリーの入門編として、日本全国で開催をしています。競技には、日本自動車連盟(JAF)が発行する国内Bライセンスをお持ちの方であればどなたでもエントリー可能で、86やGRヤリスのようなスポーツカーだけでなく、ヤリス、ヴィッツ、アクアなどオートマチック車でも参加できることが魅力となっています。

ラリーに興味をお持ちの方や初めて参加される方を対象とした、国内Bライセンス講習や、ラリー練習会の開催などのプログラムも実施いたします。ラリーを開催する各地域の方々と心ひとつに、それぞれの土地に根付く「お祭り」として、今後もラリーチャレンジを盛り上げてまいります。

詳細URL:https://toyotagazooracing.com/jp/rallychallenge/release/2020/1224-01.html

[ガズー編集部]


トヨタは、革新的で安全かつ高品質なモノづくりやサービスの提供を通じ「幸せを量産する」ことに取り組んでいます。1937年の創業以来80年あまり、「豊田綱領」のもと、お客様、パートナー、従業員、そして地域社会の皆さまの幸せをサポートすることが、企業の成長にも繋がると考え、安全で、環境に優しく、誰もが参画できる住みやすい社会の実現を目指してきました。現在トヨタは、コネクティッド・自動化・電動化などの新しい技術分野にも一層力を入れ、モビリティカンパニーへと生まれ変わろうとしています。この変革の中において、引き続き創業の精神および国連が定めたSDGsを尊重し、すべての人が自由に移動できるより良いモビリティ社会の実現に向けて努力してまいります。

SDGsへの取り組み:https://global.toyota/jp/sustainability/sdgs/

MORIZO on the Road