日産 EVコンセプトカー第4弾 プレミアムEVミニバンのハイパーツアラーを発表・・・ジャパンモビリティショー2023

日産自動車は、2023年10月28日～11月5日に行われるJAPAN MOBILITY SHOW 2023（ジャパンモビリティショー）に出展する第4弾のEVコンセプトカー「ニッサン ハイパーパンク」をリリースした。自己表現と創造性を高めることができるコンパクトクロスオーバーEVだ。

コネクティビティ技術によりクルマの中での制作活動やクリエイターとのコラボレーションを可能とし、バーチャルとリアルの世界や、クルマの中と外をシームレスにつなげます。

エクステリアデザインは、クルマとデジタルの融合を表現。空力性能に優れたデザインやミニマルなデザインとは逆の、力強さを感じるスタイルは、これまでの常識にとらわれていない。他とは異なる自己表現をしたいというオーナーのマインドと、新しい技術やデザインにチャレンジする日産のマインドを表しているという。

ボディカラーは、見る角度や光の当たり方で色の見え方が変わる。23インチの大径ホイールを装着し、市街地もオフロードも走れる多用途なクルマの特徴を表現。
このクルマのユニークさが、ボディの表面と一体化した多角形な形状を強調するヘッドライトやテールランプ、リヤシグネチャーの形状により感じられる。 

インテリアはデジタルとアートが融合する室内空間で、現実とメタバースの世界が融合した空間を楽しむことができる。例えば、車載カメラが撮影したクルマ周辺の景色の映像を、AIがオーナーの好みに応じた景色に変換し、コックピットにドライバーを囲むように配置された3面ディスプレイに映し出すことができる。

ヘッドレストには、ドライバーの健康状態などを検知することが可能なバイオセンシングセンサーを内蔵する。検知結果により、AIが照明を調整したり、室内空間に統合されたスピーカーから最適な音楽を流したりすることが可能だ。また、創作活動に必要なデバイスは、車載バッテリーから充電し、使用することができる。またV2X（Vehicle-to-everything）機能により、必要な電力をクルマから供給することも可能だ。

 

（GAZOO編集部）