レクサスとスノーピークがコラボ！ 人と自然とモビリティの共生をテーマに･･･東京アウトドアショー2024

2024年6月28日～30日まで、千葉県千葉市の幕張メッセで開催されている「東京アウトドアショー2024」。ここに出展しているレクサスブースは「自然との共生」をテーマに、アウトドアブランドのスノーピークとコラボレーションしている。このアウトドアイベントへの出展やコラボレーションの経緯などを現地で伺った。

今回のレクサスのブースは「LEXUS OVERTRAIL PROJECT」を体現するブースとなっている。これは昨年開催された東京アウトドアショー2023の会場でを発表したプロジェクトで、「モビリティ・ギア・体験の3つを軸に、カーボンニュートラル社会の実現や、大自然と共生しながら、アウトドアライフスタイルを彩るクルマの楽しさを様々な活動を通じてご提供する取り組み」だ。

実際の活動としては、レクサスオーナーを対象としたキャンプイベントを2023年と2024年に開催したほか、NXの一部改良に合わせて「OVERTRAILパッケージ」とするグレードを追加している。

OVERTRAIL専用のボディカラーであるムーンデザートにブラックのパーツを組み合わせ、専用のスピンドルグリルやホイール、その他にもアウトドアを意識し内外装をデザインしている。

そしてこちらは新型GX550の今秋の発売に先駆け、6月に100台限定の抽選販売の受付（現在は終了）が行われていた「GX550“OVERTRAIL+”」だ。V6 3.5Lターボエンジンを搭載し「新たなアウトドア体験へ誘うザ・プレミアム・オフローダー」というだけあり、かなりの存在感があり来場者の注目を浴びている。

このGX550“OVERTRAIL＋”にも劣らない存在感を放っているのが、GX550が牽引しているスノーピークの「フィールドトレーラー」だ。
スノーピークは、アウトドアに興味のある方はご存じの方も多いであろう、オートキャンプ製品を中心にハイエンドなアウトドア製品を展開するアウトドアブランド。あまりこうしたイベントには出展しないというスノーピークだが、LEXUS OVERTRAIL PROJECTが掲げる「人と自然とモビリティの共生」という理念に共鳴し合同出展をすることになったという。

そして先述のフィールドトレーラーだが、欧米では一般的というルーフトップテントでのキャンプスタイルをスノーピークとして再構築、大型のカーゴトレーラーとルーフトップテントを組み合わせたスノーピークとしては初のトレーラーだ。
テントを広げるとかなり大きく感じるが、テントを収納すればけん引免許が必要ないサイズとのことで安心だ。
また、新商品のミニマムな2ルームシェルター「ゼイズPro」の展示なども行っている。

担当者によると、今回のレクサスとのコラボレーションにより、新たにスノーピークに興味を持ってもらう方も多いとのことで、相乗効果を感じているという。

レクサスとしては、自然の共生による新たなイメージの訴求、そしてスノーピークにとってはステータスやこだわりを持つ方の新規開拓と、とても両社のニーズが一致したコラボレーションであると同時に、おしゃれなアウトドアを体現しているようなブースと感じた。

（文、写真：GAZOO編集部 山崎）