注目集まるジムニー ノマドのカスタム4選。大迫力カスタムからGクラス風ボディキットまで・・・大阪オートメッセ2025

  • BEAST-R「クラッシュジムニー type FIVE」@大阪オートメッセ2025

    BEAST-R「クラッシュジムニー type FIVE」


関西地区最大級のカスタムカーイベントとしてインテックス大阪で開催される大阪オートメッセ。2025年は2月7日~9日の3日間の日程で開催されているが、その会場に1月30日に発表されたがあまりに人気のためすぐに受注停止となってしまった「ジムニー ノマド」のカスタムカーが早速登場!

今回は、ジムニーのカスタムを手掛け高い人気を誇る「BEAST-R」「マスターピース」「ハイブリッジファースト」「AERO OVER」の4社が手掛けたジムニー ノマドのカスタムカーをご紹介しよう。

BEAST-R「クラッシュジムニー type FIVE」

昨年の大阪オートメッセ2024では、驚きの10インチアップしたエブリイを取材したBEAST-R。
2025年は早速ジムニー ノマドに、ジオランダーの35×12.50R20の極太タイヤと6インチアップ(コイルスペーサー1インチ+スプリング5インチ)を施し、ホイールベースが長くなったことでより大迫力のマシンに仕上げてきている。
グリルやボンネットはシエラ用をそのまま使用しているが、オーバーフェンダーを5ドア用に新たに作り込んできているとのことで、さらに「デカく、イカツく見えるでしょ!」と語る。

ベース車両がシエラと比較して100kg重くなるが、そこはそれほど気にしていないようで、現状はエアクリーナーの交換程度だが、今後はターボ化するなど走行面での性能向上も目指していくようだ。

  • BEAST-R「クラッシュジムニー type FIVE」@大阪オートメッセ2025のフロント

    BEAST-R「クラッシュジムニー type FIVE」

  • BEAST-R「クラッシュジムニー type FIVE」@大阪オートメッセ2025の新作のフェンダー
  • BEAST-R「クラッシュジムニー type FIVE」@大阪オートメッセ2025のリヤ
  • BEAST-R「クラッシュジムニー type FIVE」@大阪オートメッセ2025の6インチアップしたリヤタイヤ周り

マスターピース「MPジムニー ノマド 5インチアップ」

2024年10月には5ドアジムニーを“お得意の”5インチアップさせていたマスターピース。ホイールベースが長くなったことで直進安定性が高まっているというというが、足回りはシエラ用を加工したり新規に製作したりと、これまでの経験を生かし開発してきている。

また新商品のJA11型のジムニーをイメージしたフロントグリルが一押しで、このジムニー ノマドにも早速装着されている。

  • マスターピース「MPジムニー ノマド 5インチアップ」@大阪オートメッセ

    マスターピース「MPジムニー ノマド 5インチアップ」

  • マスターピース「MPジムニー ノマド 5インチアップ」@大阪オートメッセの右サイド
  • マスターピース「MPジムニー ノマド 5インチアップ」@大阪オートメッセのリヤ
  • マスターピース「MPジムニー ノマド 5インチアップ」@大阪オートメッセの5インチアップしたリヤタイヤ周り

ハイブリッジファースト「ジムニー ノマド」

オーナーが自らドライバーとしてテストを行うなど、オフロード走行用のパーツでも高い評価を得ているハイブリッジファースト。
大阪オートメッセ2025に展示している車両は、東京オートサロン2025が終わってから急ぎ準備を進めてきたというが、現在装着しているジムニー ノマド専用のスプリングはまだ開発中の段階だ。これから車高の調整やオフロードでの走行テストにより試作を重ねてからリリースしていくという。
その他、フェンダーやマフラーなどもこれから型を取って製品化を進めていく。

またこのイベントに向けて製作してきたのは、直立に近いリヤシートのシートバックを倒すことができるステーだ。走りだけではなく、リヤシートの快適性にも着目しているのがジムニー専門店ならではだろう。

  • ハイブリッジファースト「ジムニー ノマド」@大阪オートメッセ

    ハイブリッジファースト「ジムニー ノマド」

  • ハイブリッジファースト「ジムニー ノマド」@大阪オートメッセのフロントの足回り
  • ハイブリッジファースト「ジムニー ノマド」@大阪オートメッセの左サイド
  • ハイブリッジファースト「ジムニー ノマド」@大阪オートメッセのリヤの足回り
  • ハイブリッジファースト「ジムニー ノマド」@大阪オートメッセのリヤ
  • ハイブリッジファースト「ジムニー ノマド」@大阪オートメッセのリヤシートバックを倒せるようにカスタム

    リヤのシートバックを倒せるステーを開発

  • ハイブリッジファースト「ジムニー ノマド」@大阪オートメッセのリヤシートバックを倒すためのステー

AERO OVER「AERO OVER G62L」

ジムニーを「メルセデスGクラス顔」にするボディキットをリリースしているAERO OVER。東京オートサロン2025では外国人からの反響が大きかったというが、この大阪オートメッセでは、先日ジムニー ノマドが発表されたことで、日本国内からの反響、問い合わせが多くなっているという。
実際に、納車の予定が見えているオーナーからすでに数件のオーダーが入っており、商談中のものもあるという。

フロントやリヤは基本的にジムニーシエラと共用だが、5ドアになったことで、リヤのフェンダーやサイドのパーツはノマド用に開発。左右2本ずつ出しのマフラーについては、日本仕様のジムニーを手に入れてから最終的な製品化を進めるという。

  • AERO OVER「AERO OVER G62L」@大阪オートメッセ2025

    AERO OVER「AERO OVER G62L」

  • AERO OVER「AERO OVER G62L」@大阪オートメッセ2025のリヤ
  • AERO OVER「AERO OVER G62L」@大阪オートメッセ2025のリヤ正面
  • AERO OVER「AERO OVER G62L」@大阪オートメッセ2025のサイドのパーツ

発表後すぐに受注停止となってしまうほど人気のジムニー ノマド。どの出展者のブースでも、ジムニー ノマドを目指して来たり、通りかかる来場者が多く足を止めたりと、注目の高さを実感することができた。

2025年は再びジムニーシリーズがカスタム業界を盛り上げてくれそうだ!

(GAZOO編集部 山崎)

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