“思わず二度見”した、超個性的な展示車両11選をお届け!・・・大阪オートメッセ2025
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(c)オートメッセアソシエイション
2025年2月7日から9日までの3日間で19万人を動員した大阪オートメッセ2025。全国的に雪が降る今季最強寒波が訪れ、現地のインテックス大阪でも雪が舞うなど身に染みるような寒さではあったが、多くのクルマファンが訪れ会場は大いに賑わった。
大阪オートメッセは自動車メーカーやメジャーなパーツメーカーの出展ブースも多数並ぶが、東京オートサロンとはまた違った魅力もある。
VIPカーや軽トラックなどのヤンチャ系のカスタムやドリフトエリア、さらにオーナーカーの展示や関西の地元のショップの出展などもあり、“密着感”も感じられる。
そんな大阪オートメッセ2025には630台もの車両が展示されていたが、編集部員が取材している中で、ふと足を止めて見入ってしまった、つい二度見してしまった展示車両を、一挙にお届けしていこう。
三好自動車「RE344 タモンデザインGT3」
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RE344 タモンデザインGT3
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出展者名:三好自動車
車両名:RE344 タモンデザインGT3
ベース車両:RX-7(FC3S)
三好自動車が展示したこちらのRX-7(FD3S)は、コンプリートカスタムで多くのファンを魅了する「タモンデザイン」の新作キットを纏う。FD3Sのスタイリングの魅力をより引き出し、決して派手なカスタムではないものの、ボディカラーとその存在感に多くの来場者が足を止めていた。
SPEC!「SPEC!Z33 ROADSTER WIDEBODY仕様」
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SPEC!Z33 ROADSTER WIDEBODY仕様
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出展者名:SPEC!
車両名:SPEC!Z33 ROADSTER WIDEBODY仕様
ベース車両:Z33 ROADSTER
愛知県岡崎市のエアロメーカー「SPEC!」はフェアレディZ(Z33)のロードスターを超絶ワイド&ロースタイルに。
リヤフェンダーは20cm以上(!?)張り出すオリジナルのワイドボディのフルエアロに、ホイールはワークのエクイップ(フロント9.5J-41、リヤ10.5J-66)の19インチをチョイス。
これだけの超絶スタイルながら微調整のうえ公認車検を取得予定とのことで、オープンカーで浴びる風よりも振り返る人々の視線が気持ちいいことは間違いない!
長野工房×JDM PRO「長野工房×JDM PRO SILVIA respect for BOB SHARP」
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長野工房×JDM PRO SILVIA respect for BOB SHARP
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出展者名:長野工房×JDM PRO
車両名:長野工房×JDM PRO SILVIA respect for BOB SHARP
ベース車両:シルビア(S13改)
大阪府のカスタムカービルダーの長野工房とスポーツカーのワンストップショップのJDM PROがコラボレーションしたS13シルビア。カラーリングは1970年代に240Zや280Zなどのダットサンでアメリカのレースシーンを席巻したボブシャープレーシングのカラーリングをオマージュ。
レースとカスタムカーのまさに“いいとこ取り”なスタイリングに、足を止める若者も多かった。
ガレージベリー「GVロードスター」
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GVロードスター
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出展者名:ガレージベリー
車両名:GVロードスター
ベース車両:NDロードスター
スポーツタイプの車両で、スタイリングと機能性を併せ持つエアロパーツをプロデュースするガレージベリー。こちらのNDロードスターは、ロードスタ―RFではなく幌車用ハードトップを装着。部分ごとに見ると過激でありながら全体的なまとまり感が秀逸だ。
ドリフト車両に挟まれて展示されていたが、その存在感は全く負けていなかった。
WALD「LAND CRUISER 300 WALD SPORT LINE BLACK BISON EDITION」
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LAND CRUISER 300 WALD SPORT LINE BLACK BISON EDITION
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出展者名:WALD
車両名:LAND CRUISER 300 WALD SPORT LINE BLACK BISON EDITION
ベース車両:ランドクルーザー(300系)
このマットブラックの質感がたまらない300系ランドクルーザーは、ラグジュアリー&ワイドフォルムなドレスアップシーンの先頭を走るWALDのBLACK BISON EDITIONだ。
存在感抜群のフロントのハーフエアロとグリルフィン、さらに片側75mmのワイドフェンダーに24インチホイールを合わせるなど、まさに圧巻のスタイルに思わずため息がでてしまう。
TEMPLE「アスラン TON CIVIC」
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アスラン TON CIVIC
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出展者名:TEMPLE
車両名:アスラン TON CIVIC
ベース車両:シビック(EG6)
筑波サーキット(54.930)とセントラルサーキット(1:16.296)でNAチューニングカーの最速タイムをマークしている「アスラン TON CIVIC」。
EG6のシビックが大迫力のエアロを纏い、車重は839kgで320PSのパワーを誇るモンスターマシンに、「何コレ!」と目を輝かせる来場者も多かった。
FIVE MART/大阪 JDM「80s ワンダーシビック」
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80s ワンダーシビック
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出展者名:FIVE MART/大阪 JDM
車両名:80s ワンダーシビック
ベース車両:シビック(E-AH)
ホンダ車のチューニング&ボディカスタムを得意とする大阪の「FIVE MART」が展示していたのは3代目シビック。
上記の「アスラン TON CIVIC」とは対照的なシンプルできれいなワンダーシビックだと思い眺めてみたら、エンジンをB16AのVTECエンジンに換装!通勤でも使っているオーナーカーとのことで、軽量な通勤快速号で朝からウキウキできそうだ。
Euro Magic / Kamiwaza Japan「Euro Magic / Voomeran Golf2 GTI」
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Euro Magic / Voomeran Golf2 GTI
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出展者名Euro Magic / Kamiwaza Japan
車両名:Euro Magic / Voomeran Golf2 GTI
ベース車両:ゴルフGTI-16V
フォルクスワーゲンやアウディを中心としたユーロコンパクト専門ショップの「Euro Magic」が展示していたのは、Voomeranのフルエアロでカスタムした1989年製のゴルフⅡ。
レトロ感覚あるカラーリングとデカールがとても似合っていて、当時を知る方も知らない世代も思わず足を止める姿が見られた。
CarShop YSR「YSRジムニー」
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YSRジムニー
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RUIマフラーちゃん
出展者名:CarShop YSR
車両名:YSRジムニー
ベース車両:ジムニー(JB64)
「Your Style Revolution」をコンセプトに掲げる大阪のCar Shop YSR。この大阪オートメッセでは、ワンオフマフラーが人気のRUI(アールユーアイ)とコラボし、“ロールバーのジャングル”をイメージしたというRUIのオリジナルロールバーや、助手席にはイケイケな「RUIマフラーちゃん」の姿も。
ダークな赤と黒のラップ塗装と白のツートンのインパクトや、ロールバーなどに引き寄せられ笑顔になる観客も多かった。
Total Car Produce Voyage「SRT8」
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Total Car Produce Voyage SRT8
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出展者名:Total Car Produce Voyage
車両名:SRT8
ベース車両:クライスラー 300C SRT8
大阪オートメッセの“名物”ともなっているVIPカーが集まる4号館。その中で、スタイルでもカラーリングでもひときわ目立っていたのはクライスラー 300C SRT8のドレスアップカー。
ただでさえは迫力のあるアメリカンサルーンの300Cの高性能バージョンSRT8を、シザーズドアとゴールドとブラックの2トーン&きらびやかなデザインで、文句なしの存在感を放っていた。
STAR「シルビア ストリートGT」
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シルビア ストリートGT
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出展者名:STAR
車両名:シルビア ストリートGT
ベース車両:シルビアS15
広島県のH.D.Oが手掛ける「STAR」ブランドのブースで展示されていたのは、一見するとSUPER GTに参戦しているマシンかと思わせるこのS15シルビア。
フロントやリヤのエアロはもちろん、前後305サイズのタイヤがツライチで収まるワイドなフェンダーは圧巻!
実は公道走行できることを目指して開発しているというが、実際にどんなスタイルで公認車検を取得するのか要チェックだ。
編集部が独断と偏見で選んだ11台の展示車両だが、こうして並べてみるとどれも個性的でいろいろなクルマの楽しみ方があるのだと改めて感じさせてくれる。
みなさんもこれらのクルマに乗ったら、どんなカーライフを送ることができるのか、想像して楽しんでみてはいかがだろうか。
(GAZOO編集部 山崎)
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