16代目新型クラウン(クロスオーバー)の特徴を徹底解説!

2022年9月1日に発売開始した新型クラウン。セダンとSUVを融合させたような「クロスオーバー」SUVタイプの「スポーツ」「エステート」、セダンタイプの「セダン」の4種類が発売されました。今回はその特徴について徹底解説します。先行発売されるクロスオーバーについても、様々な観点から紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

クラウンとは?

クラウンは1955年に初代・RS型が発売されてから60年以上16代に至る長い歴史のある車です。16代目新型クラウンに至るまで、時代に合わせたモデルチェンジを繰り返しながら国内の高級車として時代を象徴してきました。

お客様のために革新と挑戦を繰り返してきた、フラッグシップ車であるため、多くのお客様にも受け入れていただけ、幅広く支持され現在に至ります。

新型クラウン(クロスオーバー)の特徴

全長・全幅・全高(㎜) 4,930・1,840・1,540
ホイールベース(㎜) 2,850
最低地上高(㎜) 145
最小回転半径(m) 5.4
乗車定員(名) 5
動力主電池 ハイポーラ型ニッケル水素電池

新型クラウン(クロスオーバー)の特徴について、以下の観点から詳しく解説していきます。

  • デザイン
  • 室内空間
  • 走行性能
  • 安全・安心装備

デザイン
デザインは、今までのセダンと大きく異なります。特徴として、先進的で美しく、スポーティなものになっています。タイヤが21インチ、19インチと大型であることも、新型クラウンの特徴ともいえるでしょう。また、LEDを使用したシャープなヘッドライトも先進的と言われる理由です。さらにはSUVらしい滑らかさといった特徴や、段差が少ないことによる乗りやすさなど、デザインと快適さがあわさっています。

室内空間
新型クラウンは「全席特等席」を目指して作られており、乗降性・温度・音質など全てにこだわっています。乗り降りについては、段差が少なく、高齢の方でも快適に乗り降りできます。さらに、「シートヒーター」、「ベンチレーション機能」を一部グレードに採用し、暑い日も寒い日もより快適なドライブが可能ですす。音響は、トヨタプレミアムサウンド(RS Advancedに標準装備、他は設定なし)の10スピーカー/8chオーディオアンプにより音質も非常に高いものとなっています。

走行性能
アクセル操作に対する駆動力の遅れが少なく、爽快感溢れる加速を促す「2.4Lターボデュアルブーストハイブリッドシステム」や、伝統的な動力性能と低燃費を両立する「2.5 Lハイブリッドシステム」が採用されています。さらに、「アクティブノイズコントロール」という、静粛性を格段に上げるシステムを採用しており、静かで快適に過ごせます。新型クラウンは加速から走行中まで、快適さを追求した走行性能になっています。

安心・安全性能
最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」は全車標準装備です。それ以外にも、「トヨタチームメイト」(RS,RS Advancedにメーカーオプション)という先進技術により安全性能を向上させています。「トヨタチームメイト」には、駐車時にすべての駐車、出庫などの操作を車がサポートしてくれる機能や、渋滞時の運転支援をする機能が備わっています。安心降車アシストという、降車時に後方から車が来ているのを知らせてくれる機能も一部グレードに標準で備わっています。また、駐車時のペダル踏み間違いによる、静止物(壁等)への衝撃を緩和する仕組みが標準装備されているため、高齢の方でも安心して運転できます。

新型クラウン(クロスオーバー)のグレード

グレード パワーユニット 価格(円)
RS ※ デュアルブーストハイブリットシステム 6,050,000
RS “Advanced” 6,400,000
G ※ リダクション機構付パラレルハイブリッドシステム 4,750,000
G “Advanced・Leather package” 5,700,000
G “Advanced” 5,100,000
G “Leather package” ※ 5,400,000
X ※ 4,350,000

※2023年1月以降生産予定

新型クラウンのグレードは大きく分けて「クロスオーバーRS」「クロスオーバーG」「クロスオーバーX」の3種類があります。3種類の外観形状は同じですが、重量はクロスオーバーRSが他よりも約200kg重くなっています。

パワーユニットについては、クロスオーバーRSとその他で異なります。クロスオーバーRSはエンジンの最高出力が200kw(272PS)/6000rpmで、RS以外は137kw(186PS)/6000rpmとなっています。燃費の観点で見ると、クロスオーバーGやクロスオーバーXの方が燃費が良いので、ランニング費用は安くなるでしょう。

クロスオーバーGにはシンプルなGと上級装備を指す「G Advanced Leather package」「G Advanced」「G Leather package」があります。「Leather package」は本革シートや前席シートヒーター&ベンチレーション、助手席パワーシート、さらにはノイズリダクションアルミホイールなど快適性を高める装備が追加されるのが特徴です。

新型16代目クラウンと先代15代目クラウンとの比較

新型16代目クラウンは、先代15代目クラウンより、全長が20mm、全幅が40mm、全高が約85mm大きくなっています。サイズは大きくなりますが、最小回転半径が小さく、取り扱い易さに長けています。燃費はグレードにより異なりますが、旧型クラウンよりも高燃費で、お財布に優しくなってきています。価格については1番安いグレードで約55万円、最高グレードで100万円程度、新型クラウンの方が安くなっています。

新型クラウンは旧型の15代目クラウンよりも値段の安さ、快適性など多くの点で上回るころが特徴といえます。

新型クラウンは快適な乗り心地と最新の安全機能が魅力

今回は、2022年9月1日に発売される新型クラウンの特徴と、旧型との比較について解説しました。デザインや室内空間、燃費、安心・安全性能など観点から、新型クラウンには多くの魅力があります。また、旧型との比較でも、新型クラウンの方が優れている点が多いことが分かったと思います。ぜひ、新型クラウンの購入を考えている方は、参考にしてみてください。

より詳しく新型クラウンについて知りたい方は以下のカタログをご覧ください。
また、新車ではなく中古での購入を検討している方は、以下の中古販売ページをぜひご覧ください。

GAZOO「新型クラウン」カタログ

GAZOO「クラウン」中古車販売ページ

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(GAZOO編集部)