のんびりデイトリップ日光編 ~私のドーナツは“ドライブ”です!~
モータースポーツシーズンの前半戦をのりきり、国内の自分の担当する現場がちょっと落ち着いたので、のんびりさせていただきました。さて原稿を書こうと思ったら、タブレットに表示されたトヨタイムズの動画の紹介が目に止まり…。宣伝ではありませんので、あしからず。ご自身の出身校バブソン大学の卒業式で、トヨタ自動車 豊田章男社長が行ったスピーチの紹介でした。
未来ある卒業生のみなさんに、祝辞を述べていらっしゃるのですが、とてもユーモアがあって、学生との距離をグッと縮めていました。若人を笑いの渦にする技はさすがですね!手を止めて全部見ちゃいました。動画は14分間です。
タクシードライバーになりたかったけれど、今はそれに近い仕事をしていて幸せだと。3代目は会社を潰すと言われ、世の中やら、もろもろ風当りが強かったと思われるエピソードに引き込まれ…。
真摯に頑張ってこられたのに、社長になった途端、経済成長の急落、東日本大震災、ワシントンDCでの公聴会…。タクシードライバーになっておけば良かったとジョークを。きっとそこは本音。心底、お辛かったのだろうと推測できます。
勉強ばかりの学生時代に見つけた楽しみ、“アメリカンドーナツ”。これが、生活の楽しみだと。その比喩になるのですが、素直に微笑ましく感じました。
自分も年を取って、言葉をかけてあげなくちゃいけない立場。誰かを奮い立たせる言葉をかけてあげられるようにならなくちゃ!と思っていた矢先だったので、自分も元気をいただきました。
- 奥日光、湯ノ湖
さて、いつも前置きが長くてごめんなさい…。そのドーナツが、私は“ドライブ”なのです。運転大好き。自分だけの空間がクルマにはあります。悩みも喜びも分かち合ってくれるのですよ、ほんとに。
運気が下がっている(確認のしようがないのですが…)そういう時こそ、愛車でドライブに行きたくなります。今回は、突然の思いつきで、何度も行っていますが、修学旅行の定番、平成の大修理が終わった「日光東照宮」と、大好きな「奥日光」へ行ってまいりました。
東北自動車道から日光宇都宮道路へ。そして、いろは坂を上がって行ったら、中禅寺湖。湖を横に見ながら、「奥日光」へ一気に行っちゃいます。今回、宇都宮から日光に向かう際、雨でほぼ気持ちは諦めモードでした。しかし、「奥日光」まで行ってみたら、青空が顔を出し、笑顔になりました。
多分、ココ(奥日光)まで来られる方は少ないかも? ココが大好きで、戦場ヶ原から湯ノ湖までは、私の日光旅ではマストなのです。そもそも田舎育ちですので自然が好きで、自然>>>>食い気…の時があるんですよ!
新緑のまぶしい日光…。紅葉時に比べ、観客は少なく、マイナスイオン浴びまくりです。これは、好きな言葉じゃないですけどね、確認できないから(笑)
蝉でしょうか?その声も早々聴こえましたが、蝉で合ってますかね…。湯ノ湖で釣りを楽しむ方もいらっしゃいました。静かな湖を散策するも、静かすぎて怖がりの私は、毎度のこと奥まで行けません(笑)情けないでしょ? でも、普段うるさい都会に住んでおりますので、静寂はギフトです。メジャーな日光で、穴場のひとつですねココは。
- 滝の上から。展望台、遊歩道があり、ご覧になることができます。一眼レフだったらもっとキレイに撮れたのですが…。
湯ノ湖から落ちる水は、たくましい滝「湯滝」となり中禅寺湖へと繋がり、(その間に「竜頭の滝」もありますが、そこは紅葉時がさらにベストなのでパス)華厳の滝となって、さらに流れて行くのですが、「湯滝」が素敵なのです。
滝の上を見たら、次は下から滝鑑賞します。歩きでもクルマでも移動可能。この滝の迫力は、すぐ湯ノ湖の静けさとは真逆。心を洗うには激し過ぎますが(笑)とても印象深い場所です。
豆乳鍋、湯葉丼、湯葉いなり 食堂にて
定番の観光スポット、「日光東照宮」にも行きました。改修工事が終わった東照宮は、見事に蘇っていましたが、定番中の定番は、ぜひ、その目で確かめてみてくださいね!
- この葉が色づく秋は混雑しますが、絶句するほど日光は見事です!
平日ドライブの特典、道が気持ち空いています。平日お休みを取れない方、ごめんなさい。仕事で行き詰った時、私は気分転換にドライブに出かけちゃいます。突然出かけちゃうのですが、今回も思いつきだったので、カメラを持たずで後悔。
ドライブに出かけている時、特に空いている道は、安全に気を付けながらですが、クルマから見える景色から、五感に訴えてくるものを感じる“余裕”ができます。クルマとの一体感、自分のカラダのセンサーとなって感じながら走ってくれます。この感じる“余裕”こそが、私のドライブの楽しみ、“ドーナツ”です。好きなBGMをかけながら、さらに満足度アップですね。
天気が悪い時でも、クルマと一緒に「動」の動作を取ることで、「静」で感じていた不快な気持ちを払拭。もちろん、そんな気分転換の場所に連れて行ってくれるのが、クルマであるのは言うまでもありません。
豪雨でワイパーが激しく動いている時は、頑張ってるなあと、何か楽しくなる自分。泥んこ好き、サーキット好きなど、人間みたいに個性(スペックですが)もあって、実に人間臭い“機械”だと思って付き合っています。
リフレッシュしたので、また現場に戻ります。スーパーフォーミュラ菅生ラウンドで再び東北、SUPER GTタイラウンド、国内カテゴリーと、毎週続きますが、元気に務めたいと思います!もちろん、“自分だけのドーナツ”を探しながらね!それでは、また!
(写真: すべてスマートフォンでごめんなさい / テキスト:大谷幸子)
レポーター(お)ねえさん・大谷幸子
随時、クルマに関する様々なイベント・テーマでレポートしていきます!
[ガズー編集部]
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