ランボルギーニならモテる!?:清水草一が教える! モテたいなら、このクルマに乗れ!
ランボルギーニに乗れば絶対モテるのではないか!? 私は5回くらいしか乗らずに手放しちゃったのでよくわからなかったが、もうちょっと正しい使い方をすればきっとモテたはず! そこんところをランボルギーニのカリスマ・諸星伸一氏に聞いてみた。
オレ「諸星君、ランボルギーニのオーナーって、みんな超ハデな女性を乗せてるでしょ。ランボルギーニってやっぱりモテるんだよね?」
諸星「いやー、それは違いますね。あれはクルマじゃなくオーナーがモテてるだけです。みんな事業で成功したりしてるので」
ガーン!
- 女性にモテモテの諸星伸一氏
やっぱりクルマだけでモテるのはムリなのか!? 事業で成功してガッポガッポにならないと、女性にモテモテはムリなのかああああああああ!!
諸星「でも最近、雲行きが変わってます。女の子たちの間で、ランボの知名度がどんどん上がってるんです。以前はランボを見せても『これフェラーリ?』って言われたんですけど、最近はランボルギーニだってわかるようになりました!」
オレ「えっ、それは諸星君がテレビとかで活躍してるから!?」
諸星「いやー原因はわかりませんが、特に去年くらいから、キャバクラではランボルギーニはモテモテです! キャバクラで『俺のランボルギーニ、乗る?』と言えば、5人中2~3人は『乗りたい乗りたい!』って言いますね。キャバクラ限定ですけど」
キャバクラでモテればそれ以上はなかろう。なにせキャバクラには若くてかわいいコが集まっているらしいではないか。かつてキャバクラの帝王と呼ばれた木村和久氏はこう語っていた。
木村「世間の女はよー、キャバクラで働くって言うとさー、堕ちるみたいな感じでさー、仕方ないからキャバクラで働いてあげる、ぐらいの意識だけどよー、そんなヤツら大抵面接で落ちるから。六本木あたりのキャバクラなんて超レベル高くて、競争率すげぇ高ェんだぜ~」
そんな高レベルな女が揃っているところでありながら、カネさえ払えば誰でも入店できてお話ができる。ドアは常にオープンなのである。そこでモテれば、「ランボルギーニを買う⇒自動的にモテる」という公式が成立する。スバラシイ! よし、モテたいならランボルギーニを買え!
が、それにはひとつ壁がある。最近、ランボルギーニの値段がものすごく上がっているのだ。
新車は3000万から5000万。それは仕方ないとして、中古車の値上がりもハンパない。私が乗っていたカウンタック・アニバーサリーは、5年前に1500万円で購入したものだったが、現在は最低3200万円になっているという。あのまま乗り続けていれば2倍になっていたのだ! ガーン!
もちろん、ランボルギーニを名乗るからには、できればドアが上に開くヤツにしたい。フェラーリの魂はエンジンにあるが、ランボルギーニの魂はドアにあるからだ。あの上に開くドアがなければ、ランボルギーニを買う意義は激減する。ドアが上に開かないくらいなら、絶対フェラーリの方を勧める。尾羽のないクジャクなど無意味なのである。
が、尾羽のあるクジャクを買うとなると、最安はディアブロSV。それでも最低2000万円はする。
- ドアが上に開くランボルギーニの存在感はフェラーリを圧倒する
(つづく)
プロフィール
清水草一
モータージャーナリスト。慶応大学卒業後、集英社で「サーキットの狼」の池沢さとし氏の担当編集者となる。フェラーリを崇拝しており、「大乗フェラーリ教開祖」を名乗る。
公式サイト https://www.shimizusouichi.com/
企画・編集=ノオト
[ガズー編集部]
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