【Gazoo mura ドライブ】～道～奈良県明日香村 飛鳥時代へタイムスリップ 史跡13ヶ所巡り キトラ古墳、石舞台古墳ほか

Gazoo muraの一つ、奈良県明日香村の道をご紹介します。
明日香村は奈良県の中央に位置し、中央集権律令国家誕生の地として知られ、飛鳥時代の宮跡や遺跡が数多く発掘されています。
国指定等文化財42件、県指定文化財5件、村指定文化財7件の合計54件の指定等文化財のなかから、クルマで立ち寄りやすい史跡13ヶ所を40分で回る県道を走ります。

■ 巡った史跡
1. 高松塚古墳 → 2. 文武天皇陵 → 3. キトラ古墳 → 4. 吉備姫王墓 → 5. 欽明天皇陵 → 6. 天武・持統天皇陵 → 7. 藤原鎌足の生誕地 → 8. 大友夫人の墓 → 9. 飛鳥寺 → 10. 亀形石造物、酒船石 → 11. 橘寺 → 12. 岡寺 → 13. 石舞台古墳

■巡った歴史/資料館
1. キトラ古墳壁画体験館 → 2. 国営 飛鳥歴史公園館 → 3. 飛鳥資料館 → 4. 万葉文化館

県道210号（御園平田線）は、飛鳥駅から高松塚古墳を結ぶ奈良県高市郡明日香村御園が起点、同平田に至る一般県道です。
スタートは、「飛鳥駅前」の交差点から県道209号を経由して、210号を南下し、女性群像や四神などを描いた極彩色の壁画で有名な「高松塚古墳」、「文武天皇陵」、「キトラ古墳」を巡ります。

県道209号（野口平田線）は、明日香村北部と飛鳥駅を結ぶ高市郡明日香村川原から村越に至る一般県道。
「国営飛鳥歴史公園館」から、「吉備姫王墓」、「欽明天皇陵」、「天武・持統天皇陵」に向かいます。
県道155号との交差点を越えて正面に見えてくる「甘樫丘（あまかしのおか）」という標高148mの丘では万葉歌に登場する大和三山が一望できます。

県道124号（橿原神宮東口停車場飛鳥線）は、奈良県橿原市石川町を起点とし、高市郡明日香村奥山を終点とする一般県道。
「雷（いかずち）」という珍しい名前の交差点から、東に向かい、「飛鳥資料館」、「藤原鎌足の生誕地」、「大友夫人の墓」を巡り、日本最古の仏像といわれる飛鳥大仏に会える「飛鳥寺」、新元号「令和」の出典「万葉集」を中心に日本の古代文化を紹介するミュージアム「万葉文化館・飛鳥民族資料館」、不思議な形の石造物「亀形石造物、酒船石」など、見所がもりだくさん。道幅が狭い箇所もあるので、気をつけて走行を。

県道155号（多武峯見瀬線）は、奈良県桜井市八井内から橿原市見瀬町に至る一般県道。
今回のゴールでもある石舞台古墳にも続く道ですが、まずは聖徳太子誕生の地といわれる「橘寺」に向かいます。

ゴールの「石舞台古墳」は間近ですが、県道15号から日本最初の厄除け霊場といわれる「岡寺」に立ち寄ります。岡寺は「花の寺」ともよばれ、春にはシャクナゲやボタンが美しく、秋は、紅葉の名所でもあります。

「岡寺」から県道155号にもどり、ゴールは、日本最大級の横穴式石室「石舞台古墳」。
蘇我馬子の墓ではないかといわれ、天井石の上面が平らでまるで舞台のような形状から「石舞台」と呼ばれています。

■所在地
奈良県高市郡明日香村

■アクセス
奈良市内から：京奈和自動車道・橿原出口でおり、国道169号線を吉野方面へ。

[ガズー編集部]