トヨタ交通安全センター・モビリタ/走行データ計測半日プログラム、自らをデータで分析

計測機器でドライビングスキルを可視化。データでドライビングのクセや弱点を洗い出し、明確なアドバイスでスキルアップを目指す。

スクールの概要

主催 トヨタ交通安全センター・モビリタ
場所 富士スピードウェイ内のトヨタ交通安全センター・モビリタ
時間 9時30分〜12時30分(AM枠)
14時〜17時(PM枠)
人数 12名(AM枠)、12名(PM枠)
開催 公式HPを参照
https://www.toyota.co.jp/mobilitas/tdc/
参加費 1万3200円円(税込)
講師 トヨタ自動車株式会社/凄腕技能養成部所属インストラクター、モビリタ専属インストラクター
車両 講習車両(86、レクサスRCF)
連絡先 mobilitas_mail@fujispeedway.co.jp

注意:掲載内容は異なる可能性があります。公式HPで詳細情報を必ず事前に確認ください

走行データ計測プログラムは、他にはないドライビングスクール。一般的なドライビングスクールでは、直すべきポイントをインストラクターが見て感じ取って、それを言葉で説明する。
それゆえに、微妙なニュアンスを伝えにくい場合もある。しかし、走行データ計測プログラムでは、参加者の走行を計測機器でデータ化。さらにドライバーの手足の動きをビデオカメラで録画し、それらを元にドライビングのアドバイスを行う。つまりドライビングスキルをデータで可視化することでドライバーのクセが一目瞭然となり、アドバイスによる理解力もアップするというわけだ。

具体的にはドライバーのドライビング(荷重移動)をG-Gダイヤグラムで表示。加えてアクセル、ブレーキ、ハンドル操作もグラフ化する。それをインストラクターのものと比較し、何が違うのか? どんなクセがあるのか? どう改善すべきか? マンツーマンでレクチャーしてくれるというわけだ。しかも、レクチャーはトヨタ自動車で新車開発にも携わる凄腕技能養成部所属のインストラクターが担当。ドライバーの確実なスキルアップをサポートしてくれる。

クルマの荷重移動などをデータ化してのアドバイス、と聞くと「サーキットを走るようなユーザー向け?」と思われるかもしれないが、決してそんなことはない。

「街乗りでの運転が上手くなりたい」という初心者にもオススメできる。例えばデートで助手席にパートナーを乗せているとき、ファミリーで後部座席などに赤ちゃんを乗せているとき、同乗者に優しいスムーズなドライビングを心がけたいと思うはず。そんなときに走行データ計測プログラムならドライビングのクセを見極め、そのクセを修正することができる。

もちろん「スポーツ走行でのドライビングスキルを磨きたい!」というユーザーにピッタリのプログラムだ。スポーツ走行を始めたばかりの初心者から、タイムを短縮できず悩んでいるベテランまで、データでドライビングスキルを見える化すれば、何を改善すべきかが見えてくる。

実際、サーキットでのスポーツ走行を楽しむユーザーの参加も多く、このプログラムを経てタイムアップしたというユーザーの声もあるという。確かな結果が得られるのは、言葉と感覚だけのレッスンではなく、データというハッキリした共通言語に よるレクチャーだからだ。

走行データ計測半日プログラムは、AM枠、PM枠、ともに3時間で集中して行う。現在は半日で構成するプログラムとなっているが、今後はマイカーや、人数を減らしての1日プログラムなど、バリエーションも増えていく予定だという。

<オススメ度>
初心者★★★★★
中級者★★★★★
上級者★★★★★
速くなりたい★★★★★
上手くなりたい★★★★★

[GAZOO編集部]

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