【連載全14話】第6話 トヨタRAV4・・・クロスオーバーSUVの先駆車たち

自動車の世界では、今やすっかり主役となった感のあるSUV。今回は、その概念をつくったといえる、懐かしいクロスオーバーモデルを特集。週替わりで紹介します。

トヨタRAV4

1980年代、スキーやアウトドア人口の増加と相まって、三菱パジェロを筆頭にブームとなったクロカンことクロスカントリー4WDが、街乗り用のいわゆるシティー・オフローダーとしても使われていることから企画されたモデル。1989年の東京モーターショーに出展されたコンセプトカーのRAV-FOURに始まり、1993年の同ショーでRAV4と名乗るプロトタイプがデビュー。翌1994年に発売された。車名のRAV4とはRecreational Active Vehicle 4 wheel driveの略である。

開発テーマは「アウトドアでも、アーバンシーンでも、見て、乗って楽しいクルマ」。新開発されたフロアユニットに全長3.7m未満のコンパクトな3ドアボディーを載せ、パワーユニットはハイメカツインカムと呼ばれた2リッター直4 DOHC 16バルブ。ドライブトレインは5段MT/4段ATとフルタイム4WDを組み合わせていた。イメージキャラクターとして若き日の木村拓哉(SMAP)を起用した広告戦略も当たり、これまでになかったフレッシュでスポーティーなモデルとして人気を得た。

1995年にはホイールベースを210mm、全長を410mm延ばした5ドアを追加。オリジナルの3ドアが持つ軽快感は薄れたが実用性では勝り、以後こちらを主力としてセールスはさらに伸長。ライトクロカンと呼ばれるカテゴリーを創出してフォロワーを生んだ。その後も改良と車種追加を重ねながら2000年にフルモデルチェンジ。2代目は大型化して全車3ナンバーサイズとなった。

[GAZOO編集部]

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