大好きなクルマに出会えばカーライフは必ず変わる、トヨタRAV4と楽しむ自己流カスタム

「クルマは生活に必要」と考えていたMasa..さんの以前の愛車は燃費を重視して選んだトヨタ プリウスα。しかし、ひょんなことからトヨタ RAV4に一目惚れ。ハイブリッドモデルが出たことをキッカケに購入すると、それまでとは180度違うカーライフが待っていたそうです。

そんな、Masa..さん×RAV4のお話です。

  • トヨタ RAV4

――Masa..さんは今までどんな車に乗られていたんですか?

免許取って最初のクルマはオデッセイでしたね。その後プリウスαに6年くらい乗っていたんです。それで走行距離も12~13万kmくらい走っていたので、もういいかな?ということで今のRAV4にたどり着いたという感じです。

――ある程度荷物を詰めて、しっかり走ってくれる実用的なクルマが多い印象ですね。

それはたまたまですね。最初のオデッセイは親戚に譲ってもらったもので、その延長線で燃費が良くて、より利便性のあるプリウスαを選んだという感じです。

――ということは、RAV4は今までとは毛色が違う感じなんですね。

そうですね。このクルマは見た瞬間にグッときたんですよ。「このクルマに乗りたい!」って。ただ、当時はプリウスαに乗っていて燃費の良さの恩恵をすごく得ていたので、RAV4が出た当初は「カッコいいけど、燃費が悪くなるのはなぁ……」とちょっと二の足を踏んでいたところがあったんです。

そうして迷っているうちにRAV4にハイブリッドが出ることになって。僕の中で「カッコイイと燃費のいいとこどりだ!」ということで即決でした(笑)。

――Masa..さんの願いがメーカーに通じましたね(笑)。新車購入の際にこだわったポイントはありますか?

ボディカラーですね。最初は迷ったんですが、アーバンカーキのあの雰囲気がカッコよくて気に入ったので、ここはチャレンジしてみよう!ということで選びました。他は特にこだわっていないです。

――ずっと好きだったクルマを手にした納車時の感想を聞かせてください

嬉しかったですね。今まで四駆に乗ったことがなかったので憧れもありました。ただ、「自分のクルマがこれか!」という感じで実感がわかなかったところもあります(笑)。

――今までのクルマとはテイストが変わると思いますが、乗ってみての第一印象は?

「デカいなー」と思いましたね。前のプリウスαと比べると目線が高くなったので、慣れるまではちょっと乗りづらかったです。慣れると、サイズも目線の高さも気にならないし、むしろ乗りやすいなって感じるようになりました。

――初めての四駆という点ではどうでしょうか?

走り出しは違いましたね。ハイブリッドの2.5Lエンジンなのでよく走ってくれます。購入前に気になっていた燃費も、あのサイズで実燃費16~17km/Lくらいで走ってくれるので、満足しています。

――今までとはクルマのテイストが違うので、周りのお友達やご家族からの反響はいかがでしたか?

地元の友達には「○○にいたでしょ!」みたいな感じで言われることが増えましたね(笑)。このクルマ=僕みたいな感じで目印みたいになってきました。

――このクルマに乗ってからお出かけの頻度が増えたということで、よく行くスポットなどはありますか?

定番ですが、名古屋の名港トリトンによく行くようになりました。東海エリアだとあそこが鉄板の撮影スポットなので、ホイールを替えたとか、カスタムを施した後にはあそこに行って写真を撮るようになりましたね。

――インスタのお写真を見ると外遊びしているものが多かったのですが、もともとアウトドアで遊ぶことは多かったのでしょうか?

もともとアウトドアで遊ぶのは好きでしたが、このクルマになってからその頻度は上がりましたね。クルマでオフ会やイベントに参加することも増えました。

――オフ会に出かけるようになったキッカケとは?

キッカケは、僕の住んでいる岐阜県で同じRAV4に乗っている方と知り合ったことですね。SNSで見つけて、フォローしていたら仲良くなりました。

あるときその方に「オフ会に参加してみない?」ということで誘ってもらって、そこで知り合った方々から派生する形で、どんどんイベントに参加していくようになりました。

――オフ会など、ネットを通じて人と知り合うのは初めてかなと思ったんですが、そうした出会いに抵抗などはありましたか?

全くなかったです。もともとRAV4好きで知り合った方だから、お会いして、色々話が聞けたらきっと楽しいだろうな、という思いしかなかったです。

――オフ会がきっかけでカスタムに目覚めていったということですが、以前の愛車も手を入れていたんですか?

プリウスαの頃からちょこちょこやっていましたが、当時は業者にお願いすることがほとんどで、自分ではやらなかったんですよ。

ただ、今回のRAV4はカスタムのやり方を教えてもらって、自分でできるところからコツコツやるようになりました。

オフ会で沢山の方と知り合って、色々なクルマを見ているうちに「カスタムしてみたいな」という欲が出てきて、それで始めたんです。最初はするつもりなかったんですけどね。

――カスタムをしていく上でのコンセプトはありますか?

「アメリカンな雰囲気を出したい」という思いは持っています。今は僕が当初思い描いていたクルマの理想の形なんですが、こういう風にしたいみたいなものはオフ会で見たクルマを参考に「自分ならこうするな」と、アレンジを加えていった感じです。

最近は僕のクルマを見て「参考にさせてください」という方もいてくれて、ちょっと嬉しくなりました(笑)。

――カスタムをよく見ると、ルーフの上にあるラックがインパクト抜群ですね。

これは「いつか付けたいな」くらいに考えていて、付けるとしてもまだ先のことかなと思っていたんですが、ある時に臨時収入が入って、まとまったお金を手にしたので付けちゃえ!という感じで(笑)。

――では、やはりルーフがMasa..さんの一番の自慢点ですか?

ルーフもですが、ヘッドライトを含めたグリル周り、フロントフェイスですかね。アメリカンっぽくしたいということで手を入れたところでもあるので、そこはぜひ見てもらいたいですね。

――結構仕上がっている印象ですが、今後カスタムの予定はありますか?

よりデカく、ワイルドにしたいという思いがあるので、今度はタイヤをサイズアップしたいです。車高を上げて街乗りというよりも、悪路を走る雰囲気を高めていきたいですね。

――カスタムをしていくうちに、アウトドアの遊びも幅広くなったのでは?

本格的なアウトドアまでは行かないと思いますが、ちょっとしたデイキャンプくらいはするようになりましたね。広いから何でも載せられるし、悪路も苦にならないし、過ごしやすくて最高です。

――このクルマに替えてからだと、印象深い思い出は何ですか?

思い出といえばやはりオフ会ですね。同じクルマという共通点だけで、ほとんどの人たちがはじめましての状況なのに、だんだん仲良くなっていけるというのが楽しいし、嬉しいですね。

――仲良くなったメンバーたちと出かけたいドライブスポットはありますか?

え、どこだろう……この前石川の千里浜に行ってきたんですが、あそこはまた行きたいですね。砂浜をこのクルマでバーッと走りたいという欲は強いです。海もあるから映えますしね(笑)。

――では、このRAV4はMasa..さんにとってどんな存在ですか?

相棒ですね。今まで乗っていたクルマとは違う感情です。今まではクルマというと日常の足、道具という考えがちょっとあったんですけど、このクルマには特別な感情が芽生えてきました。

前のクルマもカスタムをしていたんですが、途中で「ここまでお金をかける必要がない」ってどこか冷めてしまったんです。でも、今のRAV4はどんどんやりたくなるんです。もっとカッコよくしたいという欲が尽きないんですよ。

――余談ですが、洗車の頻度って増えましたか?

増えましたね(笑)。思い入れが違うというのが、こういうところからも出ていますよね。ただ、このクルマだと、履き潰したスニーカーみたいに汚れているところがカッコイイという面もあって…。そういう写真を撮りたいがために洗わないでちょっと待つ、という時もありますが、撮り終わったらすぐ洗っちゃいます(笑)。

「愛着のあるクルマに出会うと、洗車の頻度が増える」など、クルマを所有された方なら誰もが頷くあるあるエピソードを披露してくれたMasa..さん。

もともとカスタムに興味がなかったというお話でしたが、今ではすっかり夢中で愛車をドレスアップすることに夢中になっているようでした。素敵な仲間との出会いもあったようなので、これからも愛車RAV4とともに素敵なカーライフを過ごしてくださいね!

【Instagram】
Masa..さん

(文:福嶌弘)