トヨタ・3代目 クラウン (1967年~) 歴代クラウン特集3話
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- 生産:1967年~1971年
「白いクラウン」というキャッチコピーを掲げた広告キャンペーンによって記憶される3代目は、1967年にデビュー。初代と2代目で評価が確立された、営業車(タクシー)および黒塗りの法人向けモデルという印象を打破すべく、都会的な壮年紳士だった俳優の山村聰をイメージキャラクターに迎え、ドライバーズカーとしての魅力を訴えたこのキャンペーンは成功して個人オーナーの市場を広げた。
ハードウエアに関しては、先代のX型フレームに代えてその後20年以上も使われることになるペリメーターフレームを採用。エンジンは先代の途中から加えられた直6 SOHC 2リッターが主力となった。また、この頃から話題になり始めた安全対策にもいち早く着目し、北米の安全基準をほぼ満たしたことも話題となった。68年にはパーソナル性をさらに高め、個人オーナー層に強くアピールするクラス初の2ドアハードトップを追加。ライバルとの差をさらに広げた。
歴代クラウン特集
第1話 初代 クラウン (1955年)
第2話 2代目 クラウン (1962年)
第3話 3代目 クラウン (1967年)
第4話 4代目 クラウン (1971年)
第5話 5代目 クラウン (1974年)
第6話 6代目 クラウン (1979年)
第7話 7代目 クラウン (1983年)
第8話 8代目 クラウン (1987年)
第9話 9代目 クラウン (1991年)
第10話 10代目 クラウン (1995年)
第11話 11代目 クラウン (1999年)
第12話 12代目 クラウン (2003年)
第13話 13代目 クラウン (2008年)
関連リンク
クラウンの軌跡
コアバリュー
誕生背景
技術革新
歴代クラウン紹介
よくわかる自動車歴史館
純日本車発進! トヨペット・クラウン(1955年)