トヨタ・6代目 クラウン (1979年~) 歴代クラウン特集6話
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- 生産:1979年~1983年
1980年代を目前に控え、石油危機と排ガス規制という、70年代の日本のクルマ社会を覆った二つの暗雲からようやく抜け出しつつあった79年、保守路線に回帰してブランドへの信頼を回復した先代の延長線上にあるモデルとして登場した6代目。歴代クラウンのなかで最もスクエアな印象のボディーは、先代と同じく4ドアセダン、2/4ドアハードトップ、5ドアワゴンの4種。
ペリメーターフレームを採用したシャシーやパワートレインも基本的に先代から踏襲するが、上級グレード用の2.6リッターエンジンは2.8リッターに拡大された。また途中でトヨタ初のターボエンジンとなる2リッターターボとソアラ/セリカXXから流用したDOHC2.8リッター搭載車も追加設定。上級グレードに装備された燃費や平均車速などを表示するクルーズコンピューターやマイコン制御のオートエアコン、運転席パワーシートなどの先進的なアクセサリーも他に先駆けて採用された。
歴代クラウン特集
第1話 初代 クラウン (1955年)
第2話 2代目 クラウン (1962年)
第3話 3代目 クラウン (1967年)
第4話 4代目 クラウン (1971年)
第5話 5代目 クラウン (1974年)
第6話 6代目 クラウン (1979年)
第7話 7代目 クラウン (1983年)
第8話 8代目 クラウン (1987年)
第9話 9代目 クラウン (1991年)
第10話 10代目 クラウン (1995年)
第11話 11代目 クラウン (1999年)
第12話 12代目 クラウン (2003年)
第13話 13代目 クラウン (2008年)
関連リンク
クラウンの軌跡
コアバリュー
誕生背景
技術革新
歴代クラウン紹介
よくわかる自動車歴史館
純日本車発進! トヨペット・クラウン(1955年)