トヨタ・11代目 クラウン (1999年~) 歴代クラウン特集11話
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- 生産:1999年~2004年
20世紀もカウントダウンに入った1999年に登場した11代目。営業および法人向けのセダンを除き、主力となる直6エンジン搭載車を、旧ロイヤルを継承したフォーマルな「ロイヤル」と新設定のスポーティーな「アスリート」の2シリーズに分化。V8エンジン中心の「マジェスタ」を加えた3シリーズは、ボディーが4ドアハードトップからサッシュ付きドアを持つ4ドアセダンに変更され、ボディー剛性、居住性ともに向上。
ヤングエグゼクティブに向けたアスリートは、エアロパーツを装着したボディーに専用サスペンションを備え、280psを誇るターボエンジンも用意されるなど、クラウンとは思えないほど走りを追求していた。さらにワゴンが12年ぶりにフルモデルチェンジし、クラウン・エステートの名で登場したことも話題となった。新世紀を迎えた2001年にはマイルドハイブリッド車も設定され、高級車の世界にも環境性能という新たな価値基準を提示した。
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