スープラ(MA70)(1988年式) ~現存車を撮影して、当時のカタログをパロディ制作してみた~

クルマの購入検討時などに、手にすることがあるカタログ。その1冊の中には、そのクルマの特長や美しさ、かっこよさ、キャラクターを捉えた写真が収められていて、あたかもクルマの「写真アルバム」のような一面もあるといえます。
今回、ガズー編集部では、現存する旧車の“実車”をプロカメラマンが撮りおろし、当時のカタログのデザインやコピーを活かしたパロディを作ってみました。

第1回は、70スープラです。過去の名車を、このために撮りおろされた写真でお楽しみください。

GAZOO旧車カタログ、当時のカタログ

今回パロディで作った「GAZOO旧車カタログ」と、当時のカタログを見比べてみてください。

  • GAZOO旧車カタログ(PDF)
    GAZOO旧車カタログ(PDF)
    トヨタ・スープラ(MA70)
  • 当時のカタログ(Flash)
    当時のカタログ(Flash)
    トヨタ・スープラ(MA70)※トヨタ自動車75年史サイトへ

※閲覧できる環境には限りがありますが、今回のパロディカタログと共にご覧ください。なお、当リンク先の加工・ダウンロード印刷は禁止されております。

今回の旧車カタログ「トヨタ・スープラ(1988年式)」

型式:MA70
グレード:3.0GT-TURBO
エンジン:7M-GTE
※国内自動車生産累計6,000万台達成記念号車

セリカXXのフルモデルチェンジに伴って、北米で使われていた名前「スープラ」を国内仕様でも与えられて1986年に登場したのが、国内では初代となる70スープラでした。世界で通用する本格スポーツカーを目指したこのクルマは、名車トヨタ・2000GTを思い起こされるとも言われ、当時のカタログではこのようなコピーが、スープラとはいかなるクルマか?を物語っていました。

名車として誉れも高い夢のクルマ、TOYOTA 2000GTがあった。
その精神と魂をここによみがえらせる
TOYOTA 3000GT スープラ誕生。
スープラ、それは「至上」を意味する。

  • 鼻先にあしらわれたTOYOTA SUPRAのバッチ

  • 初期型70スープラの心臓部「LASER α 7M TWINCAM 24 TURBO」

ホイールの奥に配されたダブルウィッシュボーンと電子制御サス「TEMS」が、トヨタのフラッグシップスポーツの足元をささえる

3.0GT TURBOに標準装備されていたパノラミック・デジタルメーター。タコメーター、スピードメーターのほかに、TEMSの設定値表示に懐かしさを覚える方もいらっしゃるのでは

乗る者への我慢を強いることなく、身を委ねたくなるドライバーのための空間。メモリー付チルト&テレスコピックステアリング機構や、サイド・サポート、ランバーサポートの電動調整機構を備えたパワースポーツシートで、理想的なドライビング・ポジションを実現している

(撮影協力・資料提供:トヨタ博物館 http://www.toyota.co.jp/Museum/

[ガズー編集部]