【働くクルマ 大集合!】道路清掃車 -街で活躍するクルマ-

路面清掃車

道路に落ちているゴミや土砂などを取り除き、キレイに掃除する車。前輪と後輪の間の床下にブラシや吸引装置が収納されています。ブラシを回転させて路肩のゴミを掻き集め、吸引装置で吸い、ゴミは荷台後方の箱に回収されます。速度は約40~50km/h。非常にゆっくりと、清掃しながら進んでいきます。散水車やゴミを収容するダンプが組になって作業をすることも。(写真協力:NEXCO中日本)

凍結防止剤散布車

冬に気温が下がって、路面上の水分が凍結して道路が凍ってしまわないように、凍結防止剤を撒く車です。パトロールによる路面状況や気象観測点の温度等を確認して出動の判断をしています。今はすべて自動で行われていますが、1970年代まではトラックの後部に乗った男性がシャベルを使って手動で融雪剤を散布していました。(写真協力:NEXCO中日本)

除雪車

雪の多い地区で道路上の積雪を排除するための車です。使われる車はトラック、フォークリフトからショベルローダー、モーターグレーダーなどさまざま。除雪方式も、雪を側方に投げたり、ベルトコンベヤで後方に出してトラックに積み込むものなど、場所と積雪量に応じた除雪装置を装着して行います。(写真協力:NEXCO中日本)

散水車

タンクローリーのようにタンクを積み、水を撒く車です。水を撒く目的はいくつかあります。路面の清掃、砂塵が発生しやすい場所(工事現場や競馬場など)で砂ぼこりを抑える他、高速道路の脇の街路樹に潤いを与えたり、事故などで路面が汚れた時にも出動します。水以外に、凍結防止剤を散布することも。(写真協力:NEXCO中日本)

[ガズー編集部]